JOHA15大会のご案内

各位

日本オーラル・ヒストリー学会第15回大会のご案内いたします。

*大会プログラムご入用の方は「JOHA 15thAnnualConference Program」をクリックしてください。
*大会ポスターはこちら(joha2017)です。ご所属の大学や団体等でご宣伝いただければ幸いです。
(今回のポスター作成者は、学会員の石川良子さんです。)

日本オーラル・ヒストリー学会 第15回大会
Japan Oral History Association 14th Annual Conference

開 催 日:2017年9月2日(土)、3日(日)
開催場所:近畿大学東大阪キャンパスA館、BLOSSOM CAFÉ
開催校所在地:近畿大学東大阪キャンパス 大阪府東大阪市小若江3-4-1
交通手段:近鉄大阪線・長瀬駅から徒歩約10分
近鉄奈良線・八戸ノ里駅から徒歩約20分、バス約6分
東大阪キャンパスの交通アクセス:
http://www.kindai.ac.jp/about-kindai/campus-guide/access_higashi-osaka.html

参 加 費:会員 1,000円(2日通し)、非会員 一般:2,000円(1日参加1,000円)、学生他:1,000円(1日参加500円)
懇親会費:一般 4,000円、学生他 2,000円

開催校理事:上田貴子
学会事務局:佐々木てる、研究活動委員会委員長:蘭信三、会計:中村英代
大会に関してご不明な点がございましたら、JOHA事務局までお問い合わせください。
*E-mail:joha.secretariat(at)ml.rikkyo.ac.jp、Fax:017-764-1570

 ◎ 自由報告者へのお願い
1) 自由報告は、報告20分・質疑応答10分(合計30分)で構成されています。
2) 配布資料の形式は自由です。会場では印刷できませんので、各自50部ほど印刷し、ご持参ください。
3) 各会場にパソコンを準備しておりますので、ご利用の場合、USBメモリ等にプレゼンテーションのデータをお持ちください(ご自身のPC等をご使用の場合、RGBケーブル接続のみでUSBなどの接続方式には対応しておりません。必要な方は変換アダプター等もご準備ください。念のため資料を保存したUSBメモリ等もご持参ください)。動作確認等は各分科会の開始前にお願いいたします。会場担当者にご相談ください。

◎ 参加者へのお知らせ
1) 会員・非会員ともに両日とも受付してください。参加にあたって事前申し込みは必要ありません。
2) 昼食は近畿大学周辺の食堂等をご利用いただくなど、各自でご用意ください。なお、夏期休暇中につき、学内の店舗は休業しております。近隣のコンビニまでは10分程度かかります。
3) なおロッカーおよびクロークはございません。荷物は各自で管理をお願いします。

 懇親会案内
9月2日(土)18:00~20:00
会場:近畿大学【未定】*決まり次第お知らせ致します。
参加費:4,000円、学生その他2,000円

 

大会プログラム

1日目 92日(土)
12:00       受付開始

13:00~15:00   自由報告A101教室)
【第一分科会】 (司会:石川良子・佐藤量)
1-1 アメリカの歴史的変遷におけるある「日系アメリカ人女性」の経験-ハワイ・日本・アメリカの移動経験から
松平けあき(上智大学)

1-2 炭鉱の閉山をめぐるもう一つのリアリティ-元炭鉱職員のライフヒストリーから
坂田勝彦(東日本国際大学)

1-3 「聴く」から「伝わる」への転換-ある南洋帰還者とのやり取りの軌跡から
三田 牧(神戸学院大学)

1-4 戦後ブラジル移住について-奄美大島出身の二人のコチア青年移民のライフヒストリーから
加藤里織(神奈川大学)

【第二分科会】  自由報告(司会:好井裕明・広谷鏡子)A102教室)
2-1 日本におけるACT UP-性感染HIV陽性者当事者と協力者はいかに協働して生存とパンデミックに対応してきたか
大島 岳(一橋大学)

2-2 聞き書き調査で読み解いた米国大統領選-1964年のTVCM“Daisy”を事例として                              片山 淳(東京経済大学)

2-3 テレビの社会派ドキュメンタリーはいかに制作されたか?―伊東英朗氏が手がけたシリーズ『X年後』(南海放送)を事例に
西村秀樹(近畿大学)・小黒 純(同志社大学)

2-4 戦時性暴力被害者証言の信頼性・重要性と、検証の方法論
井上愛美(韓国 国民大学)

15:30~17:30  研究交流実践会(大会開催校企画)A102教室)
世代をつなぐ聞き取り~オーラル・ヒストリーの可能性~

趣旨:ライフストーリー研究の手法で研究を進める高山真氏。聞き書きを残してくことそしてそれを使って歴史叙述を行おうとする森亜紀子氏。失われつつある生活を聞き取っておこうとする藤井弘章氏。それぞれ社会学、歴史学、民俗学の現場で聞き取り調査を行ってきた3人の研究者から聞き取り調査の現場で感じてきたことを語ってもらう。特に、今回は「世代」をキーワードにとりあげた。世代を意識することで、苦労したこと、新たな気づきなどを参加者と意見交換し、聞き取り経験を豊かにしていく方法について考えていきたい。

司会:上田貴子(近畿大学)

第一報告 ライフストーリー・インタビューの経験を作品化する
高山真(慶応義塾大学)

第二報告 ひとびとのなかに「歴史」を見る-沖縄に暮らす南洋群島引揚者への調査から-
森亜紀子(同志社大学)

第三報告 民俗学の聞き取り調査-民俗文化の記憶・体験を残すこころみ-藤井弘章(近畿大学

 18:0020:00  懇親会

 

2日目 93日(日)
9:00      受付開始

 9:30~12:00   自由報告A101教室)
【第三分科会】 (司会:塚田守・滝田祥子)
3-1 生き抜くための「多文化共生」-当事者支援者の経験から
伊吹 唯(上智大学)

3-2 ライフヒストリーにおける学校経験の位置-公立男女別学校出身者への調査から
徳安慧一(一橋大学)

3-3 はんなり世界の生活-京都北野上七軒花街の衣食住に関する聞き取りを中心に
中原逸郎(京都楓錦会)

3-4 農家を継ぐ女性たち-農家民宿経営をめぐる多世代ライフストーリー椙本歩美(国際教養大学)

 

【第四分科会】テーマセッション A102教室)
再び〈戦争の子ども〉を考える

趣旨:本セッションの目的は、甲南大学人間科学研究所が実施した〈戦争の子ども〉プロジェクト(第Ⅰ期2007~2008年、第Ⅱ期2009年、第Ⅲ期2010~2011年)をふりかえり、成果と課題を共有するとともに、今後の研究の展開にむけて議論を深めることにある。ドイツ語のKriegskindの翻訳である〈戦争の子ども〉は、ドイツ語としても新しく、ナチスが政権を掌握して以降、第二次世界大戦中集結までに子ども時代を過ごした(あるいはその期間中に生まれた)世代を指す言葉として、精神分析家のミヒャエル・エルマンが2003年にはじめて用いた造語である。エルマンを中心とするミュンヘンの「戦争の子ども時代プロジェクト」は、〈戦争の子ども〉の体験とそれがその後の人生に与えた影響を心理療法の観点から検証するなかで、他の世代よりも高くあらわれる〈戦争の子ども〉の人格障害と戦争体験の密接な関連を明らかにしてきた。
甲南大学の〈戦争の子ども〉プロジェクトは、ドイツの研究との比較をめざしてはじまった。一定の方法によって戦争体験を記録すること、記録された体験からそれらを理解するための理論を構築することがその課題とされた。そうした経緯から甲南大学の〈戦争の子ども〉プロジェクトは、当初はドイツの調査と同様の調査・分析の方法を翻訳によってそのまま採用したが、しだいに方法や視角にアレンジをくわえ独自の特徴をもつようになった。そのひとつが、心理学的アプローチと歴史学的アプローチの対比と相補性への言及であり、そのことがオーラル・ヒストリー研究の方法や特質にたいする問題提起をふくむこととなった。
プロジェクトの終了から5年半を経てふたたび議論の遡上にあげようとするのは、2016年度からはじまった「歴史研究にとってのオーラル・ヒストリー」というJOHA研究活動共通テーマについて、聞き取った戦争体験を歴史化し、その意味を多角的にとらえようとした心理学と歴史学の協働の実践から新たな知見を得ることができないかと考えたからである。
以上から、本セッションではまず、〈戦争の子ども〉プロジェクトを主導した森茂起が、本プロジェクトの成果をふまえて近年の研究成果を報告する。つぎに、歴史研究者の立場で同プロジェクトにかかわった人見佐知子がその経験を読み解く。くわえて、歴史学と社会学の専門家にそれぞれの立場で〈戦争の子ども〉プロジェクトを検証してもらい、可能性と課題を整理することをつうじて論点提示をおこなうこととしたい。

司会・趣旨説明 人見佐知子(岐阜大学)

第一報告 戦争体験の聞き取りにおけるトラウマ記憶の扱い――歴史学と心理学の協働の試み
森茂起(心理学・甲南大学)

第二報告 〈戦争の子ども〉からオーラル・ヒストリーを考える
人見佐知子(歴史学・岐阜大学)

コメント1 倉敷伸子(歴史学・四国学院大学)

コメント2 中村英代(社会学・日本大学)

12:05~13:00
総会(A館102教室)

 

13:30~16:30 シンポジウム(BLOSSOM CAFÉ 3F 多目的ホール)
戦争経験の継承とオーラルヒストリー――「体験の非共有性」はいかに乗り越えられるか

趣旨:本シンポジウムは、戦争経験の体験者や非体験者である平和ガイドなどによるその体験の継承の可能性と意味について論じる。このテーマは桜井厚ほか『過去を忘れない 語り継ぐ経験の社会学』(2008)などに代表されるように、JOHAにおいては繰り返し論じられてきた中心テーマのひとつだが、今回それを再び取り上げる意義は以下の3点にある。
(1)戦後70年が経って戦争体験者、被爆者、アウシュビツ収容所のサバイバーが亡くなりつつあり、社会の世代交代が進むなかで、戦争にかかわる歴史経験の継承はどのようになされうるのかが緊急な研究課題となっている。(2)そのような問題意識は同時に社会全般で広く共有されている課題でもある。この課題に長くかかわってきた本学会においてこの社会的課題を共有し、社会に広く発信することは学会の社会的役割だと思われる。
この社会問題化は、体験者の退出・不在だけでなく/そのことも相まってか、(3)歴史認識において新自由主義が影響力を増し、しかも領土問題や領土ナショナリズムが強まり、その状況下で日本社会(いや世界)の戦争観が静かに変化していることと密接に関係している。つまり、現在は「戦後」の幾つ目かの<歴史認識の節目>にあると思われる。
このようななか、当事者から直接聞き取ることが難しくなりつつある今こそ、戦争経験の継承とオーラルヒストリーの真骨頂が問われている。そこで、戦争体験の聞き取りや継承に卓越した研究実績のあるお三方に、現状の変化を意識しつつ、ご自分の研究実践を手がかりにしてこの課題の今日的問題性に立ち向かってもらう。なお、本シンポジウムは公開シンポジウムである。学会のみでなく広く市民の参加をえて議論を深めたい。

司会 蘭 信三(上智大学)

第一報告 「戦友会」の質的変容と世代交代―戦場体験の継承をめぐる葛藤と可能性
遠藤美幸(神田外国語大学)

第二報告 非被爆者にとっての〈原爆という経験〉―高校生が描く原爆の絵の取り組みから
小倉康嗣(立教大学)

第三報告 アウシュヴィッツにてホロコーストの生存者に出会うということ
田中雅一(京都大学)

コメンテータ 今野日出晴(岩手大学)

 

NHKアーカイブス学術利用参加者公募のお知らせ

★NHKアーカイブス学術利用 「トライアル研究Ⅱ」「関西トライアルⅡ」・第3期研究募集(平成25年7月9日締切)
NHKでは、大学等の研究者にNHKアーカイブスの保存コンテンツの研究利用をしていただく試行運用への参加者を募集しています。公募に採択された方には、「トライアル研究Ⅱ」はNHKアーカイブス(川口)で、「関西トライアルⅡ」はNHK大阪放送局で、番組やニュースコンテンツを研究用に閲覧していただきます。
○閲覧時期    平成25年10月~平成26年3月の間
○公募対象者  大学または公的研究所に所属する教員・研究者、大学院生の方
○募集期間    平成25年5月15日~平成25年7月9日
○募集研究数  トライアル研究Ⅱ8件程度、関西トライアルⅡ4件程度
○応募希望の方は、事前の「応募相談」に原則ご参加いただきます。
詳しくはNHKトライアル研究のHPをご覧下さい。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

「質的データ・アーカイヴ化研究会」からお知らせ

「質的データ・アーカイヴ化研究会」からお知らせです。
 本年2月には「質的調査データの管理・保存に関するアンケート」へご協力いただきまして、まことにありがとうございました。おかげさまでたくさんの方々から回答をお寄せいただき、厚くお礼申しあげます。
 このたび、12月1日(土)一橋大学にてアンケートの中間報告をおこない、ご協力いただいた会員のみなさまに成果を還元する機会をもうけることにいたしました。詳しくはリンク先をご覧ください。

フォーラム「質的調査データの公共性とアーカイヴ化」パンフレット

NHKアーカイブス学術利用 「トライアル研究Ⅱ」「関西トライアルⅡ」第2期研究募集

NHKアーカイブス学術利用 「トライアル研究Ⅱ」「関西トライアルⅡ」・第2期研究募集(平成25年1月8日締切)

NHKでは、大学等の研究者にNHKアーカイブスの保存コンテンツの研究利用をしていただく試行運用への参加者を募集しています。公募に採択された方には、「トライアル研究Ⅱ」はNHKアーカイブス(川口)で、「関西トライアルⅡ」はNHK大阪放送局で、番組やニュースコンテンツを研究用に閲覧していただきます。

  • 閲覧時期   平成25年4月~9月の間
  • 公募対象者  大学または公的研究所に所属する教員・研究者、大学院生の方
  • 募集期間    平成24年11月12日~平成25年1月8日
  • 募集研究数  トライアル研究Ⅱ8件程度、関西トライアルⅡ4件程度
  • 応募希望の方は、事前の「応募相談」に原則ご参加いただきます。
    詳しくはNHKトライアル研究のHPをご覧下さい。

NHKアーカイブス学術利用 「トライアル研究Ⅱ」「関西トライアルⅡ」第1期研究募集

NHKから以下のような案内が届きました。回覧をお願いします。

NHKアーカイブス学術利用 「トライアル研究Ⅱ」「関西トライアルⅡ」第1期研究募集(7月10締切)

NHKでは、大学等の研究者がNHKアーカイブスの保存コンテンツの研究利用を行う試行運用の参加者を募集しています。公募に採択された方には、「トライアル研究Ⅱ」はNHKアーカイブス(川口)で、「関西トライアルⅡ」は大阪放送局で、研究テーマにそった番組やニュースのコンテンツを充分に閲覧していただきます。

  • 閲覧時期   平成24年10月~平成25年3月
  • 公募対象者  大学または公的研究所に所属する教員・研究者、大学院生の方
  • 募集期間    平成24年5月10日~7月10日
  • 募集研究数  トライアル研究Ⅱ8件程度、関西トライアルⅡ4件程度
  • 応募希望の方は、事前の「応募相談」に原則参加していただきます。

詳しくはトライアル研究のHPをご覧下さい。

日本学術振興会の有志賞のご案内

JOHA会員のみなさま

 事務局からのご案内です。日本学術振興会から、優秀な大学院博士課程学生の顕彰・支援として有志賞への応募の案内が届きました。34歳以下の大学院生対象に、学長や学会長から推薦され、顕彰とともに、副賞110万円が贈呈されるというものです。推薦期間は6月13日~15日です。学会員で自薦される方は、事務局までご連絡ください。詳しくは日本学術振興会ウェブサイトをご覧ください。

清水透JOHA元会長の個展のご案内

 清水透写真展「マヤの民との30年―La Tierra y la Vida」開催のお知らせ

グアテマラとの国境に近いメキシコ・チアパス州の先住民村落に通いはじめて、早くも30数年が経ちました。このたび、そのひとつのまとめとして、撮りためた約1万点の写真から100点を選びだし、「村人と僕」「村の風景」「宗教と祭り」「村の人々・町へ出てきた人々」といった流れで、個展を企画いたしました。

チアパスといえばすぐに思い浮かぶ「サパティスタ」「アクテアル」など政治的テーマや、ジャングルの激流や動植物を中心とする「自然」といったテーマは、今回の企画では割愛せざるを得ませんでしたが、「自然」のなかのハチドリの写真は、ポストカードとしてご覧いただける予定です。

40数年の僕の研究生活の大半は、チアパスの先住民社会がフィールドでした。激変する先住民村落、それでも「われわれ」を再創造しつづける先住民の「いのち」の一端にふれていただければ幸いです。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

                                      記
開催期間:2011年11月15日(火)から11月20日(日)
     10:00-19:00(最終日のみ17:00まで)
ギャラリートーク:11月18日(金)17:30-18:30(先着50名様)
入場料等:無料
会場:アートギャラリーCorso
   千代田区神田神保町3-3-1 日建ビル3F
   地下鉄神保町駅下車 A1出口を出て左に目をやると交差点角に城南信用金庫のビル。その2軒先のビルです。
後援:メキシコ大使館
協力:久米喬写真教室・デザイナー佐々木多利爾・写真家池本さやか・(株)羽陽美術印刷
問合せ先:090-1050-5957(清水)

プロフィール
経歴等についてはWikipedia等 をご参照ください。
写真歴:記録写真としては研究の一環として79年にチアパスへ初めて出かけて以来撮り続けてきましたが、技術をゼロから鍛えなおすために久米写真教室に入室。これまで5回開催された半年一度のグループ写真展では日本の自然を中心とした作品を発表。第1回レコム・フォトコンテストでは、虐殺の村アクテアルの慰霊祭での少女の写真で2位入選。

JOHA オーラル・ヒストリー・フォーラム「学知と現実のはざま」第2回セッション「女性の生に向きあう」のご案内

 第2回セッション「女性の生に向きあう」のご案内
 
本年度のJOHAワークショップは「オーラル・ヒストリー・フォーラム」として再出発し、第1回は、「市民運動とのかかわりのなかで」というテーマでセッションを行い、活発な議論が交わされました。
 
第2回となる今回は、「女性の生に向きあう」というテーマでセッションを行います。女性史そのものが、もともと学知と現実のはざまにおかれ続けてきた歴史をもっています。話題提供のお一人は、熱海を中心に(御殿場も加えて)占領期の米兵向け売買春に関する聞き取り調査をされてこられた平井和子さんで、インタビューの難しさや苦労について語っていただきます。もうお一人は、スペインで聞き取り調査を行っている荒沢千賀子さんで、スペイン内戦・独裁期に弾圧を受けた母を語る娘さんの苦しみを知り、傷ついた対象者に向き合って、悩んだことなどについて語ります。
 
本セッションでは、お二人の報告をもとに、オーラル・ヒストリー実践・研究のなかで、これまで語られなかった歴史に向き合うとはどういうことか、どうすればそれが可能になるのか、じっくりと時間をかけてディスカッションを行いたいと思います。当日は、参加者の皆様と率直な議論を交わすことができればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(宮﨑黎子)
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●日時:11月27日(日) 13時~17時

●場所: 東京麻布台セミナーハウス(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター)2階大研修室
 http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
※最寄駅は東京メトロ日比谷線・神谷町駅です。

●参加費:500円

●プログラム

12:30  開場

13:00  開会
      挨拶・趣旨説明:小倉康嗣

13:10  セッション開始
      司会:宮﨑黎子

話題提供1  語られない女性たちの占領体験を歴史化する試み
   ――歴史学・女性史・オーラルヒストリーのはざまで
    平井和子(静岡大学・大妻女子大学非常勤講師を経て、現在一橋大学大学院博士課程)
                                      話題提供(30分)・質疑応答(20分)

話題提供2  母の生に寄りそう娘 研究者として母/娘として
    ――スペイン内戦・独裁期弾圧を受けた女性への聞き取りから
   荒沢千賀子(私立女子中学高校社会科教諭を経て、現在一橋大学大学院博士課程)
                                        話題提供(30分)・質疑応答(20分)

14:50  休憩

15:00  グループディスカッション

16:00  グループ報告と全体討論

17:00  閉会交流懇親会
  前回は同一会場で行いましたが、今回は会場の都合で、有志により場所を変えて行います。
●事前申込みは不要です。ご関心のありそうな方などお誘いのうえ、ふるってご参加ください!

お問い合わせは、企画運営委員・連絡担当の清水美里
 meili[at]apost.plala.or.jpまでお願いします。
メールアドレスの[at]の部分を@に替えて送信してください。
 
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報告者関連論文・実践報告

【平井和子さん】
平井和子 2007「RAAと『赤線』――熱海における展開」恵泉女子学園平和文化研究所編『占領と性』
       インパクト出版会 
平井和子 2004 「日本占領を『性』で見直す」日本史研究会『日本史学』500号
平井和子 1997 「米軍基地と『売買春』――御殿場の場合」日本女性学会『女性学』Vol. 5
 
【荒沢千賀子さん】
荒沢千賀子 2011「スペインで革命・内戦・独裁期弾圧の過去と向きあう――あるアストゥリアス女性の生活史のこころみ」一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻修士論文(未刊行)
荒沢千賀子 1995「沖縄“研修”旅行」『月刊高校生』152:3-19
荒沢千賀子 1993「『ここで悩めてよかった』明日に続く日々に向かって」『教育』559:30-38
(→ 1995「『ここで悩めてよかった』明日に続く日々に向かって」高垣忠一郎ほか編『不登校・登校拒否(3)高校生――霧の中から自分探し』労働旬報社)

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会場所在地大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター(CAPP)
〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-5東京麻布台セミナーハウス
(TEL:03-5545-7789 FAX:03-5545-7788 E-mail:capp@keiho-u.ac.jp )
 
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日本オーラル・ヒストリー学会(JOHA)オーラル・ヒストリー・フォーラム企画運営委員
   荒沢千賀子、小倉康嗣、木村豊、酒井順子、清水美里、中原逸郎、橋本みゆき、前田沙織、宮﨑黎子、八木良広 (五十音順)

D.ベルトー氏日本公演のお知らせ

小林多寿子会員からのお知らせです。

 【ダニエル・ベルトー氏 京都大学講演会】いまフランスから京都大学グローバルCOE招聘で来日中のダニエル・ベルトー氏の京都と東京での講演会案内です。

 ◆日時: 平成23年10月22日(土) 14:00~
 ◆会場: 京都大学文学部新館5階 社会学共同研究室
 ◆タイトル:Anthroponomy: The Production by People of People Themselves
詳細URL: http://www.gcoe-intimacy.jp/article.php/20111014172951705_ja
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京都大学 グローバルCOEプログラム
「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」
http://www.gcoe-intimacy.jp/

東京講演は「社会学的研究にとってのライフストーリー」という大テーマです。万障お繰り合わせのうえ、ぜひご参加ください。質問していただきやすいように、通訳をつける予定ですので、質疑大歓迎です。
ちらしを添付しますので、関心のある方々へもどうぞご紹介ください。

【ダニエル・ベルトー 東京講演ご案内】

ダニエル・ベルトー氏
(フランス国立科学研究センター名誉研究ディレクター/ストラスブール大学)

日時:2011年10月29日土曜日、午後2時~午後4時半
場所:一橋大学国立西キャンパス 本館2階 26番教室
(JR国立駅徒歩6分)
http:// www.-hit–u.-ac.-jp/-guide/-campus/-access.-html<http://www.hit-u.ac.jp/-guide/-campus/-access.-html>

講演テーマ: Life Stories for Sociological Research

“Using Life Stories to Discover Sociological Processes: some personal
examples”
 (社会学的プロセス発見のためにライフストーリーを用いること-いくつかの研究例から-)

ISA副会長やフランス社会学会長を務め、『Biography and Society』(編著, 1981)や『ライフストーリー』(邦訳,2003)等でライスストーリー研究の最前線を切り拓いてきたことで知られるフランスの社会学者ダニエル・ベルトー氏(京都大学グローバルCOE招聘により来日中)を東京にお招きして講演会を開催します。ぜひご来聴ください。※参加自由・事前申し込み不要です。通訳有。

主催:科研費プロジェクト「質的データ・アーカイヴ化」研究会

東京大空襲証言映像プロジェクト公開研究会 証言映像作品公開記念 『孤児たちの「お母さん」』『片隅の祈り』上映会

2011年8月13日(土)14:00-16:00
主催・場所 東京大空襲・戦災資料センター
入館協力費 一般300円 中高200円 小学生以下無料
http://www.tokyo-sensai.net/

■上映作品
『孤児たちの「お母さん」―3月10日、夫・子・母を失って』
語り 鎌田十六さん 制作 あいファクトリー 2010年 19分30秒

『片隅の祈り―八百霊地蔵を守る』
語り 築山実さん 制作 あいファクトリー 聞き手・考証 木村豊 2011年 18分

■制作スタッフ・トーク出演者
早乙女愛(映像プロデューサー/あいファクトリー)
木村豊(慶應義塾大学大学院博士後期課程)

■開催主旨
東京大空襲・戦災資料センターでは、2010年4月から、
東京空襲体験者の証言を映像で記録する、
東京大空襲・証言映像プロジェクトをはじめました。
2011年8月から、これまでに作成した証言映像作品(4作品)

を、
いつでも、どなたにでも見ていただけるように、
館内で常時公開をはじめます。
今回のイベントでは、この公開を記念して、
最新の2作品を上映し、そのあと、
制作にたずさわったスタッフによるトークイベントを開催します。
みなさまのご来館をお待ちしています。

アクセスなど詳しくは以下のHPをご覧ください。
http://www.tokyo-sensai.net/info/info2011/info2011-14.html