『日本オーラル・ヒストリー研究』 第20号原稿募集,投稿規定と執筆要領

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。投稿希望者は学会ホームページで公開されている最新版の投稿規定・執筆要領を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿をご送付ください。投稿に関するお問い合わせも下記アドレスまでお願いいたします。論文・研究ノート原稿は査読審査を経たのち、6月下旬ごろに掲載の可否が決定します。

○ 投稿論文・研究ノートの募集期間:2024218日(日)~32日(土)

  その他の投稿原稿の募集期間:2024512日(日)〜525日(土)

※原稿の種類によって〆切が異なります。お間違えのないようお気をつけください。

※メールの送信ミスや誤配の可能性があるため、募集期間を設けています。余裕を持ってご送付いただきますようお願いいたします。

○ 問合せ・応募原稿送付先:joha.editors(at)gmail.com( (at) 部分を@に替えて送信してください。)

※最新の19号に掲載されている執筆要項に、ミスがありました。申し訳ございません。最新版の投稿規定・執筆要領はこちらになりますので、熟読のうえ原稿を作成するようにお願いたします。投稿規定・執筆要領に従っていない原稿は受理できません。

『日本オーラル・ヒストリー研究』19号 原稿募集

『日本オーラル・ヒストリー研究』19号原稿募集,投稿規定と執筆要領

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。投稿希望者は学会ホームページで公開されている最新版の投稿規定・執筆要領を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿をご送付ください。投稿に関するお問い合わせも下記アドレスまでお願いいたします。論文・研究ノート原稿は査読審査を経たのち、6月下旬ごろに掲載の可否が決定します。

○ 投稿論文・研究ノートの募集期間:2023219日(日)~34日(土) 

      その他の投稿原稿の募集期間:2023514日(日)〜527日(土)

※原稿の種類によって〆切が異なります。お間違えのないようお気をつけください。

※メールの送信ミスや誤配の可能性があるため、募集期間を設けています。余裕を持ってご送付いただきますようお願いいたします。

○ 問合せ・応募原稿送付先:joha.editors(at)gmail.com( (at) 部分を@に替えて送信してください。)

最新の18号に掲載されている執筆要項に、ミスがありました。申し訳ございません。最新版の投稿規定・執筆要領こちらになりますので、熟読のうえ原稿を作成するようにお願いたします。投稿規定・執筆要領に従っていない原稿は受理できません。

『日本オーラル・ヒストリー研究』18 号原稿募集 及び 投稿規定

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。投稿希望者は学会ホー ムページで公開されている最新版の投稿規定・執筆要領を参照の上、以下の編集委員会メールアドレス まで原稿をご送付ください。投稿に関するお問い合わせも下記アドレスまでお願いいたします。提出原 稿は査読審査を経たのち、6 月下旬ごろに掲載の可否が決定します。

募集期間:2022年2月20日(日)~3月5日(土)
※〆切が 17 号から 2 週間早くなります。お間違えのないようお気をつけください。 ※メールの送信ミスや誤配の可能性があるため、募集期間を設けています。余裕を持ってご送付いただ きますようお願いいたします。
○ 問合せ・応募原稿送付先:joha.editors(at)gmail.com( (at) 部分を@に替えて送信してくださ い。)

投稿規定・執筆要領最新版を熟読のうえ原稿を作成するようにお願いたします。投稿規定・執筆要領に 従っていない原稿は受理できません。

『日本オーラル・ヒストリー研究』投稿規定

投稿者は投稿規定・執筆要領を熟読のうえ原稿を執筆してください。また、最新版を学会ホームページに 掲載しているので、必ず確認してください。投稿規定・執筆要領に従っていない投稿は受理しません。

  1. 投稿は会員に限ります。まだ会員でない方は、投稿する前に入会の手続きを済ませてください。なお、 入会申込書の受理・会費の納入確認をもって入会手続きは完了します。
  2.  投稿原稿は原則として日本語か英語によるものとします。
  3. 投稿は下記のカテゴリーで未発表のものとし、それぞれ規定の文字数で執筆してください。なお、表題、英文要旨(論文のみ)、見出し、図表、注、文献リスト等も文字数に含みます。
    1. ・論文 16,000字〜28,000字以内
    2. ・研究ノート 18,000字以内 ※研究の中間報告、予備的考察や試論、研究の着想など、論文の形式には収まらないけれども発表する意義があるもの。 ・聞き書き資料、実践報告、研究動向(国内外・回顧と展望)、資料紹介、書評論文等 18000字以内※編集委員会が適当と判断したものも、受け付けます。
    3. ・図書紹介 2,000字以内 ※会員の自著紹介を歓迎します。また、非会員の著書も歓迎します。(英語論文に関しては執筆要綱を確認、その他は編集委員会に確認してください。)
  4. 論文の英文要旨は 200 語未満とします。英文の表題と要旨については、希望者には掲載決定後に編集 委員会を通じ、校閲作業を依頼します。ただし、この作業にかかる費用は投稿者の自己負担とします。
  5. 原稿は、執筆要領にしたがって、MS Word による横書きとします。審査用の原稿は、Word ファイルお よび pdf ファイル両方のデータを下記の編集委員会のメールアドレスまで電子メールに添付して送付 ください。原稿のファイル名は「投稿の日付け_投稿者氏名(ローマ字表記)」とします。 例)20220301_johataro.doc
  6. 投稿者は別ファイルに、氏名、郵便番号と住所・電話番号、メールアドレス、所属機関と電話番号、 投稿のカテゴリーを明記し、電子メールに添付してください。ファイル名は「投稿者」の氏名(ロー マ字表記)とします。例)johataro.doc
  7. 投稿原稿は原則として査読審査を経て、編集委員会が掲載の可否を決定します。また、審査は匿名で 行います。したがって、「拙著」「拙稿」などの表現や、研究助成、共同研究者への謝辞など、執筆者 と所属機関が特定できる情報は審査用原稿に記載してはいけません。ただし、掲載決定後に送ってい ただく完成原稿で修正・追記することができます。
  8. 本誌に掲載された論文等は、原則として本誌発行 1 年後に電子公開します。掲載原稿の著作権の一部 (複製権・公衆送信権)を、日本オーラル・ヒストリー学会に譲渡していただきます。著書などに転 載する場合や、機関リポジトリ等へ電子データを搭載する場合には、必ず本会の許諾を得てください。
  9. 当該論文の抜刷は、別途、有料にて制作可能です。ただし、50 部単位とし、抜刷の希望者は、初校返 送時に編集委員会に申し出てください。

原稿送付先: 日本オーラル・ヒストリー学会編集委員会

joha.editors(at)gmail.com

日本オーラル・ヒストリー学会編集委員会 酒井朋子・佐野直子・椙本歩美・米倉律・山田富秋

投稿規定・執筆要領_18号

『日本オーラル・ヒストリー研究』17号 原稿募集

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。投稿希望者は学会ホームページで公開されている最新版の投稿規定・執筆要領を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿をご送付ください。投稿に関するお問い合わせも下記アドレスまでお願いいたします。提出原稿は査読審査を経たのち、6月下旬~7月上旬に掲載の可否が決定します。

○ 募集期間:2021年3月5日(金)~15日(月)
※17号から査読体制を変更するため〆切が2週間早くなります。お間違えのないようお気をつけください。
※メールの送信ミスや誤配の可能性があるため、募集期間を設けています。余裕を持ってご送付いただきますようお願いいたします。

○ 問合せ・応募原稿送付先:joha_journal(at)ml.rikkyo.ac.jp
( (at) 部分を@に替えて送信してください。)

投稿規定・執筆要領の改定を行いました。とくに重大な変更は以下2点です。最新版を熟読のうえ原稿を作成するようにお願いたします。投稿規定・執筆要領に従っていない原稿は受理できません。

・論文 16,000字~28,000字以内
(★字数の下限を設定しました)
・研究ノート 18,000字以内
※研究の中間報告、予備的考察や試論、研究の着想など、論文の形式には収まらないないけれども発表する意義があるもの。
(★研究ノートの位置付けを明確にしました。論文と研究ノートは優劣の関係にありません)

現場からの報告、聞き書き資料の紹介、調査教育実践の報告など、会員の皆さまの幅広い活動に触れられるような原稿をお待ちしています。

『日本オーラル・ヒストリー研究』第16号 原稿募集

 

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。投稿希望者は投稿規定・執筆要領を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿をご送付ください。図版の著作権をはじめ、図版の文字換算など、12号以降は執筆要領の変更が多々あります。また、こちらの記事にリンクを貼っているものが最新版になりますので、ご注意ください。

 

○ 提出原稿は、査読審査を経たのち、6月中旬ごろに掲載の可否が決定します。

 

○ 12号より原稿の提出は、メール添付で受け付けることとなりました。以下のアドレスにご送付ください。学会大会で発表されたみなさんをはじめ、会員のみなさまからの投稿をお待ちしています。投稿に関し、質問があれば、お気軽に以下の問い合わせ先にお訊ねください。

 

○ 募集期間:2020年3月20日(金)~31日(火)

※〆切厳守は従来通りですが、メールによる事故を防ぐため、募集期間を設けます。ご協力ください。

 

○ 問合せ・応募原稿送付先:joha_journal(at)ml.rikkyo.ac.jp

( (at) 部分を@に替えて送信してください。)

 

なお、『日本オーラル・ヒストリー研究』では、規定字数を一般的な学会誌よりも多い28,000字としております。これは語り・口述史資料を十分に扱えるようにするためです。ところが、推敲が不十分なため内容を絞り切れておらず、いたずらに長くなっているだけのように見受けられる投稿論文があります。規定字数の本来の趣旨を改めてご確認いただいたうえでの執筆をお願いいたします。また、論文の形式には収まらない様々な論稿(現場からの報告、聞き書き資料の紹介、調査教育実践の報告など)も募集しております。今期編集委員会では、学術論文のみならず幅広く成果を発表できる場になるよう投稿規定の改訂も検討してまいります。ふるってご応募ください。

 

編集委員長 石川良子

『日本オーラル・ヒストリー研究』第15号 原稿募集

 論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。投稿希望者は『日本オーラル・ヒストリー研究』第14号の投稿規定・執筆要領を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿をご送付ください。図版の著作権をはじめ、図版の文字換算など、12号以降は執筆要領の変更が多々ありますので、ご注意ください。

投稿規定・執筆要項

 

○ 提出原稿は、査読審査を経たのち、6月中旬ごろに掲載の可否が決定します。

 

○ 12号より原稿の提出は、メール添付で受け付けることとなりました。以下のアドレスにご送付ください。学会大会で発表されたみなさんをはじめ、会員のみなさまからの投稿をお待ちしています。投稿に関し、質問があれば、お気軽に以下の問い合わせ先にお訊ねください。

 

○ 募集期間:2019年3月20日〜31日(〆切厳守は従来通りですが、メールによる事故を防ぐため、募集期間を設けます。ご協力ください)。

 

○ 問合せ・応募原稿送付先:joha_journal(at)ml.rikkyo.ac.jp

( (at) 部分を@に替えて送信してください。)

 

なお編集員会では、学術論文のみならず現場からの報告、「実践報告」に関しても充実させていこうと思っております。字数に関しては16,000字程度をめやすとしています。ふるってご応募ください。

 

編集委員長 佐々木てる

『日本オーラル・ヒストリー研究』第14号 原稿募集

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。投稿希望者は『日本オーラル・ヒストリー研究』第13号の投稿規定・執筆要領を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿をご送付ください。図版の著作権をはじめ、図版の文字換算など、12号以降は執筆要領の変更が多々ありますので、ご注意ください。

 

提出原稿は、査読審査を経たのち、6月中旬ごろに掲載の可否が決定します。

 

12号より原稿の提出は、メール添付で受け付けることとなりました。以下のアドレスにご送付ください。学会大会で発表されたみなさんをはじめ、会員のみなさまからの投稿をお待ちしています。投稿に関し、質問があれば、お気軽に以下の問い合わせ先にお訊ねください。

 

募集期間:2018年3月20日〜31日(〆切厳守は従来通りですが、メールによる事故を防ぐため、募集期間を設けます。ご協力ください)。

 

問合せ・応募原稿送付先:joha_journal(at)ml.rikkyo.ac.jp

( (at) 部分を@に替えて送信してください。)

 

編集委員長 佐々木てる

『日本オーラル・ヒストリー研究』第13号 原稿募集

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。 投稿希望者は『日本オーラル・ヒストリー研究』第 12 号の投稿規定・執筆要項*を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿を送付ください。図版の著作権をはじめ、図版の文字換算など、前号からの修正点が多々ありますので、ご注意ください。
*投稿規定・執筆要項(JOHA2017_規定_要領

提出原稿は、査読審査を経たのち、6月中旬ごろに掲載の可否が決定します。

前号より原稿の提出は、メールで添付することとなりました。以下のアドレスに送付ください。学会大会で発表されたみなさんをはじめ、会員のみなさまからの投稿をお待ちしています。 投稿に関し、質問があれば、お気軽に以下の問い合わせ先にお訊ねください。

募集期間:2017年3月20日〜31日(〆切厳守は従来通りですが、メールによる事故を防ぐため、今回は提出期間を設けます。ご協力ください)。

問合せ・応募原稿送付先:joha_journal (at) ml.rikkyo.ac.jp
(”(at)”部分を@ に替えて送信してください。)

編集委員長 赤嶺淳

『日本オーラル・ヒストリー研究』 第12号 原稿募集

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。

掲載を希望される方は、JOHA投稿規定・執筆要領2016を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿を送付ください。提出原稿は、査読審査を経たのち、6月中旬ごろに掲載の可否が決定します。

次号より原稿の提出は、メールで添付することとなりました。また、以下のアドレスも、『日本オーラル・ヒストリー研究』第11号に掲載されているものと異なっています。ご注意ください。

学会大会で発表されたみなさんをはじめ、会員のみなさまからの投稿をお待ちしています。 投稿に関し、質問があれば、お気軽に以下の問い合わせ先にお訊ねください。

締切:2016年3月31日(木曜日)必着
応募原稿送付先:joha_journal@ml.rikkyo.ac.jp
問い合わせ先:joha_journal@ml.rikkyo.ac.jp
*技術上の問題により、学会誌への原稿の投稿先を以上のアドレスに変更いたします。会員のみなさまにはご迷惑をおかけしますこと、お許しください。

(編集委員長 赤嶺 淳)

『日本オーラル・ヒストリー研究』バックナンバー 目次一覧

日本オーラル・ヒストリー研究 創刊号(2006年3月)

有末賢*発刊の言葉
【特集1】第1回・第2回大会の基調講演
吉田かよ子*解説:第1回、第2回大会基調講演について
ローリー・マーシエ(吉田かよ子訳)*歴史記述にオーラル・ヒストリーを用いる際のさまざまなアプローチについて
ジャクリン・ギア=ヴイストコヴァトフ(吉田かよ子訳)*英国炭鉱ストライキにおけるオーラル・ヒストリー──ジェンダーと世代(1926、1984-85)
Arthur A. Hansen * Barbed Vices:Oral History, Resistance, and the World WarⅡ Japanese American Exclusion and Detention Experience
【特集2】今日のオーラル・ヒストリー研究
桜井厚*特集の言葉
小林多寿子*ミニドカ・ピルグリメージ──オーラルストーリーからみる日系アメリカ人の「記憶の場」
有末賢*ライフヒストリーにおけるオーラル・ヒストリー
吉田かよ子*アメリカにおけるオーラル・ヒストリー研究・実践活動の最近の動向──カリフォルニア大学「2005オーラル・ヒストリー夏季上級講座」に参加して
酒井順子*イギリスにおけるオーラル・ヒストリーの展開──個人的ナラテイヴと主観性を中心に
【論文】
八木良広*現在を生きる原爆被害者──被爆体験を語るという実践を手がかりに
加藤真規子*クロスアビリティ──自分との出会い
Sandra SCHAAL * Another Point of View on the “Pitiful History of Women Workers” The Life-World of Female Silk Reeling Operatives in Prewar Japan
【書評】
塚田守*桜井厚著『境界文化のライフストーリー』
寺内こずえ*保苅実著『ラディカル・オーラル・ヒストリー──オーストラリア先住民族アボリジニの歴史実践』

日本オーラル・ヒストリー研究 第2号(2006年9月)

【特集1】地域におけるオーラル・ヒストリー実践の課題と可能性
蘭信三*特集にあたって
江刺昭子 *地域女性史編纂におけるオーラル・ヒストリーの意味
岸衞*聞き取り調査の「風景」―被差別部落でのライフストーリー調査の歩み
伊地知紀子*解放直後・在日済州島出身者の生活史調査
本島和人*満洲体験者と市民の出会い―地域で満蒙体験を語りつぐこと
岡真理*コメント1
香月洋一郎*コメント2
【特集2】今日のオーラル・ヒストリー研究(Ⅱ)
中尾知代*『戦争の記憶』とオーラル・ヒストリー:現状と課題──戦後60周年関係の英国の行事・会議の分析から
倉石一郎*紙の世界の向こう側での邂逅──オーラル資料と文字資料の併用をめぐる「未-経験」記
【論文】
Gregory S. Johnson * Between Oral History and Oral Tradition―2nd Generation Performances of Japanese Wartime Experience Narratives
成瀬千枝子*ある大阪老華僑のライフヒストリー──華人組織とのかかわりを中心として
【研究ノート】
鈴木明美*杉本鍼子──「武士の娘」の経験のストーリー
薗田千寿子*パーソナル・ヒストリーからみる西オーストラリア州の歴史──ヘレン・ミュアーの場合
【書評】
戸邉秀明*内海愛子・石田米子・加藤修弘編『ある日本兵の二つの戦場』
早川紀代*テッサ・モーリス=スズキ著,田代泰子訳『過去は死なない』

日本オーラル・ヒストリー研究 第3号(2007年9月)

【特集】戦争・植民地期──オーラル・ヒストリーの視点から
中尾知代*第4回大会報告・シンポジウムを振り返って──戦争・植民地・オーラルヒストリーの今
中村政則*〈極限状況〉に置かれた者の語り──ナガサキの被爆者の場合
中田順子*「あの戦争」を映像によって語り継ぐ──戦場体験放映保存の会の取り組みについて
中尾知代*沖縄の声を聴く──「琉球弧を記録する会」語る傷を包む腕とまなざし
舛谷鋭*アジアにおけるオーラル・ヒストリー──マレーシア、シンガポールを中心に
【論文】
河路由佳*立体的理解を可能にするオーラル資料と文字資料の併用──1942年度・1943年度のタイ国招致学生事業における在日タイ国留学生に関する調査研究の事例から
張嵐*中国残留孤児の帰国動機──語られ方をめぐって
安道幹*遺骨と追悼──北海道朱鞠内における遺骨発掘運動を事例として
門野里栄子*〈母の死〉から立ちあがる──「平和運動家」としての主体化過程

日本オーラル・ヒストリー研究 第4号(2008年10月)

【特集】オーラリティとはなにか
小林多寿子*特集にあたって
佐藤健二*歴史社会学におけるオーラリティの位置
橋本裕一*獅子頭の角──フィールドワークにおけるオーラリティの効用と限界
清水透*対象へのまなざしとオーラル・ヒストリー
成田龍一*コメント1:「聞くこと」と「書くこと」
桜井厚*コメント2:口述資料の重要性―「経験的語り」の歴史叙述
【論文】
安倍 尚紀・加藤 直子*組織的に体系化されたオーラルヒストリー──研究機関に基盤を置き、組織的な研究方法を用いるオーラルヒストリーの可能性
酒井アルベルト*在日南米コミュニティにおけるシンボル化された言語──ライフストーリーとエスニック・メディアの言説から
仲田周子*沖縄系移民の語りからみる日系ペルー人強制収容経験の位置づけ──日系人研究の再定義をめざして
坪田典子*加害の戦争責任──「撫順の奇蹟」を事例として
矢野可奈子*難民女性の記憶と語り──カームレとアームネのインティファーダ
【研究ノート】
大城道子*沖縄出身兵にとっての軍隊の意味──太平洋戦争に参戦した沖縄男性の体験から
【書評】
塚田守*アイヴァー・グッドソン、パット・サイクス著/高井良健一他訳『ライフヒストリーの教育学──実践から方法論まで』
郷崇倫* Orr,Elisabeth E.“Living along the Fault Line:Community, Suburbia, and Multiethnicity in Garden Grove and Westminster,1900-1995”

日本オーラル・ヒストリー研究 第5号(2009年10月)

【特集1】オーラル・ヒストリーと〈和解〉
有末賢*特集にあたって
狐崎知己*「紛争犠牲者」の証言と競合する「真実」──グアテマラにおける個人的な経験から
蘭信三*オーラル・ヒストリー実践と歴史との〈和解〉
好井裕明*差別と和解するとはどういうことなのだろうか
清水透*なぜ、いま「和解」か
【特集2】〈戦争の記憶〉の継承可能性とオーラル・ヒストリー
高山真*第4回ワークショップの小特集によせて
門野里栄子*語られない経験の継承──沖縄・平和活動者のライフ・ヒストリーから
【論文】
桜井厚*〈体験〉と〈経験〉の語り──沖縄戦のオーラル・ヒストリーから
門野里栄子*〈帽子をかぶった〉平和活動者
村山絵美*沖縄の戦死者をめぐる語り──民間巫者・ユタを事例として
張嵐*中国残留孤児二世のアイデンティティ──ライフストーリー研究から
竹峰誠一郎*過小評価されていたマーシャル諸島の米核実験被害──アイルック住民の証言と米公文書の両面から迫る
瀬端睦*日本在住アメリカ人の戦争観──「語りにくさ」を指標する沈黙のことば
清水美里 *八田與一物語の形成とその政治性──日台交流の現場からの視点
【研究ノート】
大城道子*沖縄出身女性の紡績出稼ぎに関する語り
【書評】
早川紀代*『新編 日本のフェミニズム10 女性史・ジェンダー史』

日本オーラル・ヒストリー研究 第6号(2010年9月)

【特集1】アイヌのオーラル・トラディション
吉田かよ子*特集にあたって
秋辺日出男*アイヌ文化をみせる・伝える
大須賀るえ子*先祖の言葉をさぐって
川上将史 *アイヌ語を覚えて、語るということ
計良智子*アイヌの世界──ヤイユーカラの森から
津曲敏郎 *少数民族言語によるライフ・ヒストリーの記録──コメントに代えて
清水透*伝えること、創ること──コメントにかえて
第7回大会シンポジウム報告者、討論者紹介
【特集2】オーラリティにおける当事者性/非当事者性をめぐって
蘭信三*序──第5回ワークショップの特集によせて
猪俣祐介 *オーラリティにおいて当事者性を問う意味
齋藤雅哉*2000年代の「当事者」をめぐって
李洪章*在日朝鮮人を研究する〈私〉のポジショナリティ──当事者性から個人的当事者性へ
鈴木隆雄 *当事者であることの利点と困難さ──研究者として/当事者として
大城道子*「当事者性の共有」可能性を探る
門野里栄子*当事者と〈わたし〉
【論文】
青山陽子*ハンセン病療養所における相互扶助と統治──患者組織形成期における集団への個人の適応の側面から
木村豊*家族における東京大空襲「経験」の語り──ライフヒストリーの重ね合わせを通して
藤井大亮 *米国ジョージア州の“Foxfire”誌におけるオーラル・ヒストリーの変貌
矢吹康夫*アルビノ当事者の「ゴーイング・マイ・ウェイ」──対処戦略の序列化を超えて
【書評】
舛谷鋭*北村毅著『死者たちの戦後誌―沖縄戦跡をめぐる人びとの記憶』

日本オーラル・ヒストリー研究 第7号(2011年9月)

【特集1】ジェンダー史とオーラル・ヒストリー
有末賢*特集にあたって
折井美耶子*地域女性史とオーラル・ヒストリー
早川紀代*性暴力を生き抜いた人びとに耳を傾ける
和田悠*ジェンダー視点から戦後保育所づくり運動史を問う──1960年代の大阪府枚方市香里団地を事例に
酒井順子*コメント1:オーラル・ヒストリーとジェンダー史──トランスナショナルな視点からの出会いを求めて
山田富秋*コメント2:オーラルヒストリーの実践を通したジェンダーの変容
【特集2】2010連続ワークショップ「私たちの歴史を創造する・私たちの歴史を書く」
酒井順子*2010JOHA連続ワークショップが意図したこと
Keitaro MORITA * ‘The Shadow of America’ and Ecological Identity:A Case Study of An Environmental NGO in Japan
Kunisuke HIRANO * The Shifting Boundary of Minority Identities:The Japanese American Citizens League and Same-Sex Marriage
橋本みゆき*「研究者のストーリー」の発見
大城道子*沖縄人集住地域の研究──横浜市鶴見に関する聞き取りから
小倉康嗣*ライフストーリー研究はどんな知をもたらし、人間と社会にどんな働きかけをするのか──ライフストーリーの知の生成性と調査表現
【論文】
池上賢*戦後マンガの経験史──経験の重層性と問い直し
深谷直弘*長崎における若者の被爆体験継承のプロセス──「世代の場所」の形成に着目して
【書評】
大城道子*野本三吉著『沖縄・戦後・子ども生活史』
塚田守*小林多寿子編著『ライフストーリー・ガイドブック──ひとがひとに会うために』

日本オーラル・ヒストリー研究 第8号(2012年9月)

【特集1】四国遍路 ── ピルグリメージとオーラル・ヒストリー
山田富秋*特集にあたって
内田九州男*四国遍路──そのスタイルの諸特徴について
川村邦光*四国遍路の途上にて
小林多寿子*オーラルヒストリーとピルグリメージ──日系アメリカ人の聖地と〈巡礼〉
川又俊則*コメント:質疑応答と若干のまとめから各報告へフィードバックする
清水透*コメント:巡礼体験を踏まえて
【特集2】オーラル・ヒストリー・フォーラム「学知と現実のはざま」
小倉康嗣*学知と現実のはぎまでの愚直な対話──特集にあたって
八木良広*被爆者と対話すること──原爆問題や被爆者の生に関する「新たな語り」の生成に向けて
山本唯人*学知の生まれる場所──東京大空襲・戦災資料センターの試みから
平井和子*語られない女性たちの占領体験を歴史化する試み──歴史学、女性学、オーラル・ヒストリーのはぎまで
荒沢千賀子*「頑固な問い」から「対話」へ:「元気」を読み解く──教育実践の現場と研究実践の現場のはぎまで
熊谷晋一郎*なぜ「当事者」か、なぜ「研究」か
綾屋紗月*当事者研究の実践で突きつけられ、修正を迫られるもの
【論文】
平田仁胤*戦後日本における被爆体験の継承可能性──若者世代にとっての被爆証言=平和教育のリアリティ
木村豊*空襲で焼け出された者の記憶──ある「拓北農兵隊」の戦時と戦後をめぐって
岩崎美智子*保母にとっての困難──他者とのつながり、歴史とジェンダー
【聞き書き資料】
河路由佳*1943年・仏印から日本への最後のベトナム人私費留学生とベトナム独立運動──チェン・ドク・タン・フォン(陳徳清風)さん
【書評】
有末賢*橋本みゆき著『在日韓国・朝鮮人の親密圏──配偶者選択のストーリーから読む〈民族〉の現在』
折井美耶子*小原麗子、大門正克編・解説『自分の生を編む──小原麗子 詩と生活記録アンソロジー』
小林多寿子*ヴァレリー・R・ヤウ著、吉田かよ子監訳・訳、平田光司・安倍尚紀・加藤直子訳『オーラルヒストリーの理論と実践──人文・社会科学を学ぶすべての人のために』

日本オーラル・ヒストリー研究 第9号(2013年9月)

【JOHA10周年記念特集】
吉田かよ子*日本オーラル・ヒストリー学会(JOHA)設立大会を振り返って
桜井厚*熱意と多様性の場──JOHA創設前後
【特集1】語りから「いのち」について考える一一聞き難いものを聞き、語り、書く
塚田守*特集にあたって
やまだようこ*負を転換する文化的ナラティヴ──「がんばれ日本」と“I love America”
佐々木裕子*いのちを支える看護の語り──人生の終罵を生きる方と家族の「いのちの物語」と看護師の関わりの物語
有末賢*語りにくいこと──白死遺族たちの声
山村淑子*コメント:「いのち」の語りにみるジェンダー
清水透*コメント:語りから〈いのち〉について考える
【特集2】第10回大会記念テーマセッション「日本のオーラル・ヒストリーの源流をたどる──地域女性史の歩みから」
伊藤康子*基調報告:地域女性史と聞き書き
【論文】
岩崎美智子*支援者であり、被災者でもあった──津波に遭った保育士とボランティア保育士の経験
廣谷鏡子*テレビドラマ史における「生ドラマ」時代の意味を探る
中原逸郎 *芸の需要の終焉──花街・京都北野上七軒における西陣の「旦那」に関する聞き取りを中心に
川崎瑞穂*オーラル・ヒストリーから読み解く秩父市荒川白久「神明社神楽」の古層信仰
門野里栄子*霊のしわざ──沖縄戦を語り継ぐ第三の声
渡辺祐介*「戦争」から逃れることの困難性──ある逃亡兵のライフストーリー研究
山田真美*ハンセン病を患った日本兵捕虜が見たカウラ事件
酒井朋子*長期紛争経験を聞くことの解釈学
【書評】
川又俊則*有末賢著『生活史宣言──ライフヒストリーの社会学』
【書籍紹介】
【10周年記念 JOHAの記録】
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『日本オーラル・ヒストリー研究』バックナンバー目次
]OHA理事名簿(第1期-第5期)

日本オーラル・ヒストリー研究 第10号(2014年9月)

【特集1】学会創立10周年記念講演会
塚田守*特集にあたって
アーサー・フランク(Arthur W. Frank、翻訳:有馬斉)*ナラティヴの真実と、複数の説明のジレンマ──社会物語学のオーラル・ヒストリーへの関わりについての所見(Narrative Truth and the Dilemma of Multiple Accounts: Remarks on the Relevance of Socio-narratology to Oral History)
質疑応答(抄訳:塚田守)
【特集2】JOHA10周年いまオーラル・ヒストリーを聞いなおす
小倉康嗣*JOHA10周年 いまオーラル・ヒストリーを問いなおす
石川良子*ライフストーリー研究に何ができるか 10年間の足跡を辿りながら
小薗崇明*オーラル・ヒストリーによる「生きた」歴史の再構築──関東大震災の朝鮮人虐殺における聞き取りの聞き取りを通じて
桜井厚*コメント1:オーラル・ヒストリーの悩ましさ
大門正克*コメント2:あらためて「聞く」ということ──askとlistenのあいだ
山本唯人*質疑応答──]OHAの同時代史と存在論への架橋
【論文】
滝口良*勤勉な転売屋──現代モンゴルにおける商売と倫理
張瑋容*一人の「恰日族」──女性のライフストーリーにみる〈日本〉との関係性のあり方
柳原恵*岩手における戦争と女性──麗ら舎読書会「千三忌」を中心に
川崎瑞穂*オーラル・ヒストリーと音楽からみる「神明社神楽」の近現代史──『三韓座』における幕末鼓笛隊の影響と戦後改編
中原逸郎*「粋」の継承──高度経済成長時代の花街・京都北野上七軒の元仲居の聞き取りを中心に
【研究ノート】
嶋田典人*記憶と証拠資料、丸亀ドイツ兵俘虜収容所石井彌四郎所長の事例を中心として──オーラル・ヒストリーとアーカイブズ
【書評】
橋本みゆき*山田富秋・好井裕明編『語りが拓く地平──ライフストーリーの新展開』

日本オーラル・ヒストリー研究 第11号(2015年9月)

【特集1】シンポジウム「オーラル・ヒストリーで編み直す放送史」
好井裕明*特集にあたって
米倉律*放送史研究における資料の現状とオーラル・ヒストリーの可能性
廣谷鏡子*美術デザイナーの証言から見る、ドラマ『私は貝になりたい』の現場
西村秀樹*日本初の民間放送・新日本放送スタッフへのヒアリング
太田省一*オーラル・ヒストリー、放送史、視聴者体験
八木良広*オーラル・ヒストリーは放送史をいかにして書きかえうるか
【特集2】オーラル・ヒストリーを用いた大学の教育実践
和田悠*特集にあたって
梅崎修*オーラル・ヒストリーを用いた大学の教育実践
塚田守*ライフストーリー・インタビューを用いたもう一つの教育実践(コメント)
【論文】
江口怜*被差別部落の人間形成と義務教育──神戸市内の夜間中学に学んだ夫婦の語りに焦点を当てて
佐藤けあき*忠誠と苦悩の語り──日系アメリカ人二世語学兵の従軍・進駐経験
加藤敦也*子どもの不登校に悩む父親たちの経験的語りについて──不登校の親の会に参加する父親へのインタビューを事例として
後藤一樹*漂泊のライフストーリー──ある歩き遍路の戦後史と私
根本雅也*証言者になること──広島における原爆被爆者の証言活動のメカニズム
藤井和子*女たちの月明会──植民地女学校出身者のネットワークと人生
ケイトリン・コーカー*危うい肉体に出会う──舞踏とショー・ダンスとの関係をめぐって
久木山一進*「愛国コミュニティ」に集う人々のライフストーリー──その場がもつ意味と危うさ
吉村さやか*なぜ彼女は「さらす」のか──髪を喪失した女性のライフストーリー
【書評】
川﨑瑞穂*新井幸恵著『太田部の花輪踊りを訪ねて──秩父山村と女子大生の交流』
青木秀光*ツカダマモル編著『就活女子』
山口裕子*酒井朋子著『紛争という日常──北アイルランドにおける記憶と語りの民族誌』
【書籍紹介】
河路由佳*神奈川大学日本常民文化研究所 非文字資料研究センター『北九州市若松洞海湾における船上生活者の歴史的変容──オーラルヒストリーからのアプローチ』