JOHA14 大会プログラム

日本オーラル・ヒストリー学会 第14回大会 プログラム概要(簡略版)
Japan Oral History Association 14th Annual Conference

*大会プログラム(当日配布用)ご入用の方は「JOHA14program」をクリックしてください。

開 催 日:2016年9月3日(土)~7日(日)
開催場所:一橋大学佐野書院
如水会百周年記念インテリジェントホール(一橋大学国立西キャンパス)
交通手段:JR中央線国立駅南口より徒歩約10分。
一橋大学佐野書院アクセスマップ
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~coe-res/paper_doc/sano.pdf
一橋大学国立キャンパスマップ
http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html
参 加 費:会員 1,000円(2日通し)、非会員 一般:2,000円(1日参加1,000円)
学生他:1,000円(1日参加500円)
開催校理事:小林多寿子、赤嶺淳、平井和子
学会事務局:佐々木てる、研究活動委員会委員長:蘭信三、会計:中村英代

自由報告者へのお願い
〇自由報告は、報告20分・質疑応答10分(合計30分)で構成されています。
〇配布資料の形式は自由です。会場では印刷できませんので、各自50 部ほど印刷し、ご持参ください。
〇各会場にパソコンを準備しておりますので、ご利用の場合、USB メモリ等にプレゼンテーションのデ ータをお持ちください(ご自身のPC 等をご使用の場合、RGB ケーブル接続のみでUSB などの接続 方式には対応しておりません。必要な方は変換アダプター等もご準備ください。念のため資料を保存 したUSB メモリ等もご持参ください)。動作確認等は各分科会の開始前にお願いいたします。会場 担当者にご相談ください。

参加者へのお知らせ
〇会員・非会員ともに両日の受付をお願いいたします。参加にあたって事前申し込みは必要ありません。
〇昼食はJR 国立駅および一橋大学周辺の食堂等をご利用いただくなど、各自でご用意ください。なお、 会場近辺にコンビニはありません。佐野書院会場内には飲料自販機もありませんので、国立駅周辺で 事前に購入して来場されることをお薦めします。
〇大きな荷物を佐野書院1階ロッカールームに一時置くことができますが、スタッフが常時しておりませんので貴重品は各自管理をお願いいたします。

※保苅実写真展同時開催※
9月3日~4日
会場:一橋大学佐野書院ロビー

※懇親会のご案内※
9月3日(土) 18:00~20:00
会 場:一橋大学佐野書院 第一室(ブッフェ形式)
参加費:3,000円、学生その他1,500円
(お支払いは受付時、および、懇親会会場受付でお願いいたします。)

 

第1日目 9月3日(土)
12:00       受付開始

13:00~15:30    自由報告
第1分科会(一橋大学佐野書院会議室)  司会:橋本みゆき・大門正克
1-1 芸能享受心性の合目的性
川崎瑞穂(国立音楽大学)
1-2 かくれキリシタン信仰における「伝説」に関する一考察-長崎県を事例として-
小泉優莉菜(神奈川大学)
1-3 陸前高田市立第一中学校避難所で「福祉避難室」はいかにして成立したか
-高齢者を支援した被災者たちの語りから
齋藤公子(立教大学)
1-4 薬草、ARV、バイアグラ-北部タイ農村におけるHIV/AIDSの薬剤誌
日野智豪(東京福祉大学)

第2分科会(一橋大学佐野書院第1室)  司会:石井 弓・倉石一郎
2-1 調査対象者と同じ属性を有することによる調査の困難
徳安慧一(一橋大学)
2-2 海外調査で得られたデータ分析の妥当性
山崎晶子(一橋大学)
2-3 日中通訳者のオーラルヒストリーから見る通訳規範意識とその形成要因
平塚ゆかり(順天堂大学)
2-4 女性研究者が「男性の経験」を語ることの困難
関根里奈子(一橋大学)
2-5 アウシュヴィッツのガイドたち-オラリティと感情労働の視点から
田中雅一(京都大学)

15:45~17:45  シンポジウム (一橋大学佐野書院会議室)
保苅記念シンポジウム――いまあらためて「保苅実の世界」を探る

一橋大学は日本におけるオーラルヒストリー研究のメッカだ。これまで数々のオーラルヒストリアンを生みだしたが、なかでも伝説的な存在となっている保苅実の存在は光を放っている。そこで、一橋大学でJOHA第13回大会を開催するにあたって、若き保苅が学び、歴史学をこえる新たな道標となるような「保苅実の世界」を培った国立キャンパスにおいて、「いまあらためて保苅実の世界を探る」シンポジウムを開催する。
保苅実の『ラディカル・オーラル・ヒストリー』(2004)をめぐっては、その学説史的な意義、方法論的な可能性、そして保苅実の生き方としての歴史実践等々についてこれまでも論じられてきた。しかし、保苅没後12年が経った本年、しかも「歴史研究にとってのオーラルヒストリー」を今次の共通課題とするにあたり、その記念碑的な研究が培われた一橋大学において、「保苅実の世界」が今どのように読みつがれるのかをJOHAが問い直すのは絶好のタイミングであろう。
登壇者としては、歴史学者として市民の手紙や日記や回想録といったエゴ・ドキュメントに着目して新たな歴史学を切り拓く松井康浩さん(九州大学)、語りや記念碑や表象を素材に歴史社会学や戦争社会学を切り拓く野上元さん(筑波大学)に登壇をお願いし、JOHAの若手を代表して被爆経験のライフストーリーを深める八木良広さん(愛媛大学)が登壇し、それぞれの立場から保苅実の世界を論じる。司会は一橋大学の小林多寿子さんが務める。

司会:小林多寿子(一橋大学)
第一報告 原爆被害の歴史実践と対話の可能性―保苅実への応答として
八木良広(愛媛大学)
第二報告 歴史が聞こえてくること-方法的ラディカリズムと歴史への愛
野上元(筑波大学)
第三報告 実証主義とテクスト主義を超えて-歴史研究者は保苅実から何を得たか
松井康浩(九州大学)

18:00~20:00
懇親会(一橋大学佐野書院 第1室)

 

第2日目 9月4日(日)
9:00        受付開始

9:30~12:00     自由報告
第3分科会(一橋大学佐野書院第1室)  司会:人見佐知子・山田富秋
3-1 社会の周縁を調査する上でのリスク評価と回避法確立の重要性
大島 岳(一橋大学)
3-2 「科学」というちっぽけな銃を片手に僕たちは<語られる人生>に挑む
-犬死しないために、フィルター理論からみるライフストーリー論再考
田野綾人(立教大学)
3-3 1960年代70年代の沖縄をめぐる人類学・民俗学の周辺
猪岡叶英(大阪大学)
3-4 スタッズ・ターケルの作品の意義について
栗木千恵子(中部大学)

第4分科会(一橋大学佐野書院会議室)  司会:佐藤 量
テーマセッション:「満洲の記憶」とオーラルヒストリー
解題 「満洲の記憶」とオーラルヒストリーを問うということ
佐藤 量(立命館大学)
4-1 帰国邦人団体の会報から見る戦後日本の「満洲の記憶」
:安東会会報『ありなれ』の分析を中心に
菅野智博(一橋大学)
4-2 満洲国軍陸軍軍官学校の朝鮮人
:「日系」として入校した唯一の朝鮮人・金光植の語りから
飯倉江里衣(東京外国語大学)
4-3 満鉄留魂碑建立をめぐる紛糾と満鉄魂の顕彰について
湯川真樹江(学習院大学)

12:05~13:00
総会(如水会百周年記念インテリジェントホール(一橋大学国立西キャンパス))

14:00~17:00
シンポジウム(如水会百周年記念インテリジェントホール)
日本軍「慰安婦」問題とオーラル・ヒストリー研究の/への挑戦

日本におけるオーラル・ヒストリー実践の底流には、アジア・太平洋戦争や「大日本帝国」の植民地にかかわる様々な経験への振り返りがあった。その系譜は日本オーラル・ヒストリー学会に引き継がれ、2003年の学会発足以来、戦争・植民地に関するオーラル・ヒストリー実践は促進されてきた。しかし、本学会が今日まで十分に引き受けてこなかった課題がある。その一つが、アジア・太平洋戦争に伴う同地域に拡がる日本軍「慰安婦」問題である。
1990年代以降、日本軍「慰安婦」問題をめぐる日本国内の論争の過程はいくつかの時期に区分されよう。近年、研究や運動のグローバルな展開、日韓両国政府の動きや歴史認識をめぐる対立の激化などに伴い、国内の議論はいっそう混迷を深め、この論争は新たな局面を迎えているといわれる。オーラル・ヒストリー研究に期待される役割も、それとともに変化し、歴史修正主義的な否認言説への応戦にとどまらない貢献が求められるようになっている。同時に、日本軍「慰安婦」問題を通じてオーラル・ヒストリー研究やその方法論もまた、批判的な検討が迫られている。
そもそも、本問題は韓国人元「慰安婦」の名乗り出(1991年)によって社会問題化され、その「証言」が争点の一つであった。そこでは、オーラル・ヒストリー研究は大きな役割が期待されていたにもかかわらず、本学会の主要課題として取りあげられることはなかった。
このような経緯で、私たちは本学会において日本軍「慰安婦」問題に正面から挑んでみることにした。本パネルでは、韓国、フィリピン、日本における多様な事例を、聞き取り、裁判資料、テクストを用いた広義のオーラル・ヒストリー実践を通して検討していく。この挑戦は、オーラル・ヒストリー研究の可能性を拓くとともに、日本軍「慰安婦」問題や戦時性暴力をめぐる研究のさらなる深化を可能とするだろう。

司会 平井和子(一橋大学)
趣旨説明 日本軍「慰安婦」問題とオーラル・ヒストリー研究の/への挑戦
山本めゆ(日本学術振興会特別研究員(津田塾大学))
第一報告 韓国の「慰安婦」聞き取り作業の歴史ー「証言集」を中心に
山下英愛(文教大学)
第二報告 フィリピン・セブにおける日本軍性暴力―BC級裁判資料を中心に
岡田泰平(静岡大学)
第三報告 日本人「慰安婦」被害者のテクストを読む
ー城田すず子さんの資料に注目して
木下直子(日本学術振興会特別研究員(大阪大学))
コメント一 佐藤文香(一橋大学)
コメント二 成田龍一(日本女子大学)

*大会プログラム(詳細版)は近日中にアップいたします。

JOHAニュースレター30号の発行

みなさま

先日発行しましたJOHAニュースレター30号に一部誤りがありました。                       訂正してお詫びいたします。最新版はこちら(JOHA.NL30.re)になります。

ニュースレター P.4
自由報告 第1分科会 1-3
タイトル:
【誤】 陸前高田市高田第一中学校避難所で(福祉避難室)はいかにして成立したか
 ↓
【正】 陸前高田市立第一中学校避難所で「福祉避難室」はいかにして成立したか
報告者氏名:
【誤】 斉藤公子
 ↓
【正】 齋藤公子

 

本号には、日本オーラル・ヒストリー学会第14回大会(於一橋大学)のプログラムが掲載されています。

みなさま、奮ってご参加下さいますよう、よろしくお願い致します。

「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」 2016年度第3回募集

*NHK番組アーカイブス学術利用トライアル事務局様より、以下のお知らせを頂戴しました。みなさま奮ってご応募ください。

 

NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの参加研究者を募集しています。公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館、大阪ではNHK大阪放送局の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。

○第3回閲覧期間   2016年9月~11月 (1組 20日間まで利用可)
○募集対象者   大学または公的研究所に所属する研究者、大学院生
○募集期間    2016年4月~6月 (27日締切)
○募集研究数   放送博物館 6件、大阪放送局 3件
応募要項等詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

※次回第4回 トライアル公募(閲覧12月~2017年2月) の募集は、7月~9月の予定です。

シンポジウム「歴史と記憶とオーラル・ヒストリー」の開催

 3月19日(土)、慶應義塾大学にて、シンポジウム「歴史と記憶とオーラル・ヒストリー」が開催されます。
多くの方々のご参加をお待ちしております。是非奮ってご参加ください。
                                     

         JOHA2016-17年度共通課題「歴史研究にとってのオーラル・ヒストリーⅠ」
             シンポジウム「歴史と記憶とオーラル・ヒストリー」

[趣旨]
 歴史研究、特に近・現代史においては、オーラル・ヒストリーや聞き取り、インタビューの方法は、通常よく使用されてきている。生存者の戦争の記憶が薄れてくる戦後70年を超えた今日において、歴史社会学や社会史、経済史、移民史、学校史など多くの歴史研究にとって当事者の語り、家族や子供たちの記憶、また、モノの収集や遺跡、遺物の保存・収集などは、オーラル・ヒストリーとどのように関係していくのであろうか?また、研究者の「位置取り」や資料作成過程におけるインタビューアーの介在などをどのように考えたらよいのであろうか?今回の報告者・コメンテーターらは、満州移民や経済史、中国残留孤児たちの生き方、農民運動史や生活史、学徒動員や大学と戦争の歴史、自分史とライフストーリーなどを研究してきたが、戦後日本社会における歴史と記憶とオーラル・ヒス トリーについて総合的に考察していきたい。多くの皆様のご来場を期待します。

日時:2016年3月19日(土) 13:30~17:30
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール

司会:有末 賢(慶應義塾大学法学部教授)
報告者:
(1) 蘭 信三(上智大学教授)
   「ライフストーリーによる社会学的歴史研究の可能性」
(2) 大門 正克(横浜国立大学教授)
   「オーラル・ヒストリーによる歴史学的歴史研究の可能性」
(3) 都倉 武之(慶應義塾福澤研究センター准教授)
   「『戦争と慶應義塾』をめぐるオーラル・ヒストリー――記憶とモノを如何に繋ぐか――」

コメンテーター:
(1) 柳沢 遊(慶應義塾大学経済学部教授)
(2) 小林 多寿子(一橋大学教授)

懇親会:17:30~19:30
    南校舎 4階 カフェテリアB(予定)

[主催] 慶應義塾福澤研究センター・日本オーラル・ヒストリー学会・三田社会学会
*詳細はこちらの案内をご覧ください→JOHAシンポジウム2016.3.19

JOHA14(第14回学会大会) 自由報告エントリー募集

リンク

JOHA第14回大会の自由報告の報告者(英語報告部会を含む)を募集します。

 報告を希望する会員は、氏名・所属(あるいは職業)・住所・電話番号等・報告種別(個人・共同)・報告タイトル(日本語および英語)、報告要旨(300字、日本語)、情報機器利用の有無を添えて、以下の手続きでお申し込みください。
 申込は電子メールにファイルを添付して、または郵送でお願いします。
 申込資格は、申込時点でJOHAの会員であること、および2016年度会費納入済みであることです。
 締切りは5月13日(金)(必着)です。

◆第14回日本オーラル・ヒストリー学会大会
日時:2016年9月3日(土)~4日(日)
   3日(土)午後:自由報告・大会校企画シンポジウム・懇親会
   4日(日)午前:自由報告、午後:総会・シンポジウム
自由報告部会:3日(土)13:00~15:00、4日(日)9:00~12:00(両日とも予定)
会場:一橋大学国立キャンパス(JR中央線国立駅)
   〒175-0083 東京都国立市2-1
問い合わせ先:日本オーラル・ヒストリー学会事務局(下記参照)

◆自由報告申し込み手続き
1.申込用紙をダウンロードして必要事項を記入し、メール添付で、必ず
JOHA事務局・佐々木てる(joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp)と
研究活動委員会委員長・蘭 信三(araragi[at]sophia.ac.jp)の両方宛にお送りください。
折り返し、事務局より受付の返信をします。返信がない場合は、ご面倒でもお問い合わせください。
※迷惑メール防止のため[at]としております。実際のメールは[at]の部分は@を入力ください。

2.メールで連絡できない方は、申込用紙をJOHA事務局へ郵送してください。受領連絡が必要な場合は返信用ハガキを同封してください。
〒030-0943 青森県幸畑2丁目3-1
青森大学 佐々木てる研究室
日本オーラル・ヒストリー学会事務局
FAX 017-738-0143
メールアドレス joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp

◆申込用紙はこちら→JOHA14entry

『日本オーラル・ヒストリー研究』 第12号 原稿募集

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。

掲載を希望される方は、JOHA投稿規定・執筆要領2016を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿を送付ください。提出原稿は、査読審査を経たのち、6月中旬ごろに掲載の可否が決定します。

次号より原稿の提出は、メールで添付することとなりました。また、以下のアドレスも、『日本オーラル・ヒストリー研究』第11号に掲載されているものと異なっています。ご注意ください。

学会大会で発表されたみなさんをはじめ、会員のみなさまからの投稿をお待ちしています。 投稿に関し、質問があれば、お気軽に以下の問い合わせ先にお訊ねください。

締切:2016年3月31日(木曜日)必着
応募原稿送付先:joha_journal@ml.rikkyo.ac.jp
問い合わせ先:joha_journal@ml.rikkyo.ac.jp
*技術上の問題により、学会誌への原稿の投稿先を以上のアドレスに変更いたします。会員のみなさまにはご迷惑をおかけしますこと、お許しください。

(編集委員長 赤嶺 淳)

理事会(第7期)

<任期:2015年9月から2017年大会まで>

会長:有末 賢

事務局長:佐々木 てる

会計:中村 英代

編集委員長:赤嶺 淳
編集委員:好井 裕明
編集委員:岩崎 美智子
編集委員:山田 富秋
編集委員:今野 日出晴

研究活動委員長:蘭 信三
研究活動委員:大門 正克
研究活動委員:平井 和子
研究活動委員:佐藤 量
研究活動委員:人見 佐知子

広報委員長:八木 良広
広報委員:桜井 厚
広報委員:小林 多寿子

監事:塚田守
監事:小倉 康嗣

JOHA13大会2日目午前のプログラムの一部変更について‏

第4分科会(自由研究発表)は3階302会場で9:30~12:00(司会:有末賢・荒沢千賀子)に行いますが、次のようにプログラムが変更されます。開始時刻は変わりません。大会参加予定の皆様はご注意ください。

4-1. 戦後70年にあたって~様々な戦争体験から
 嶋田典人(香川県立文書館)
4-2.戦争経験をめぐる語り―インド・ナガランド州の事例をとおして
 渡部春奈(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程)
4-3.平和案内人の活動実践と原爆記憶の継承
 深谷 直弘(法政大学)
4-4.認識の真実:オーラル・ヒストリーの戯曲化
 加瀬豊司(四国学院大学名誉教授, 博士)

『日本オーラル・ヒストリー研究』バックナンバー 目次一覧

日本オーラル・ヒストリー研究 創刊号(2006年3月)

有末賢*発刊の言葉
【特集1】第1回・第2回大会の基調講演
吉田かよ子*解説:第1回、第2回大会基調講演について
ローリー・マーシエ(吉田かよ子訳)*歴史記述にオーラル・ヒストリーを用いる際のさまざまなアプローチについて
ジャクリン・ギア=ヴイストコヴァトフ(吉田かよ子訳)*英国炭鉱ストライキにおけるオーラル・ヒストリー──ジェンダーと世代(1926、1984-85)
Arthur A. Hansen * Barbed Vices:Oral History, Resistance, and the World WarⅡ Japanese American Exclusion and Detention Experience
【特集2】今日のオーラル・ヒストリー研究
桜井厚*特集の言葉
小林多寿子*ミニドカ・ピルグリメージ──オーラルストーリーからみる日系アメリカ人の「記憶の場」
有末賢*ライフヒストリーにおけるオーラル・ヒストリー
吉田かよ子*アメリカにおけるオーラル・ヒストリー研究・実践活動の最近の動向──カリフォルニア大学「2005オーラル・ヒストリー夏季上級講座」に参加して
酒井順子*イギリスにおけるオーラル・ヒストリーの展開──個人的ナラテイヴと主観性を中心に
【論文】
八木良広*現在を生きる原爆被害者──被爆体験を語るという実践を手がかりに
加藤真規子*クロスアビリティ──自分との出会い
Sandra SCHAAL * Another Point of View on the “Pitiful History of Women Workers” The Life-World of Female Silk Reeling Operatives in Prewar Japan
【書評】
塚田守*桜井厚著『境界文化のライフストーリー』
寺内こずえ*保苅実著『ラディカル・オーラル・ヒストリー──オーストラリア先住民族アボリジニの歴史実践』

日本オーラル・ヒストリー研究 第2号(2006年9月)

【特集1】地域におけるオーラル・ヒストリー実践の課題と可能性
蘭信三*特集にあたって
江刺昭子 *地域女性史編纂におけるオーラル・ヒストリーの意味
岸衞*聞き取り調査の「風景」―被差別部落でのライフストーリー調査の歩み
伊地知紀子*解放直後・在日済州島出身者の生活史調査
本島和人*満洲体験者と市民の出会い―地域で満蒙体験を語りつぐこと
岡真理*コメント1
香月洋一郎*コメント2
【特集2】今日のオーラル・ヒストリー研究(Ⅱ)
中尾知代*『戦争の記憶』とオーラル・ヒストリー:現状と課題──戦後60周年関係の英国の行事・会議の分析から
倉石一郎*紙の世界の向こう側での邂逅──オーラル資料と文字資料の併用をめぐる「未-経験」記
【論文】
Gregory S. Johnson * Between Oral History and Oral Tradition―2nd Generation Performances of Japanese Wartime Experience Narratives
成瀬千枝子*ある大阪老華僑のライフヒストリー──華人組織とのかかわりを中心として
【研究ノート】
鈴木明美*杉本鍼子──「武士の娘」の経験のストーリー
薗田千寿子*パーソナル・ヒストリーからみる西オーストラリア州の歴史──ヘレン・ミュアーの場合
【書評】
戸邉秀明*内海愛子・石田米子・加藤修弘編『ある日本兵の二つの戦場』
早川紀代*テッサ・モーリス=スズキ著,田代泰子訳『過去は死なない』

日本オーラル・ヒストリー研究 第3号(2007年9月)

【特集】戦争・植民地期──オーラル・ヒストリーの視点から
中尾知代*第4回大会報告・シンポジウムを振り返って──戦争・植民地・オーラルヒストリーの今
中村政則*〈極限状況〉に置かれた者の語り──ナガサキの被爆者の場合
中田順子*「あの戦争」を映像によって語り継ぐ──戦場体験放映保存の会の取り組みについて
中尾知代*沖縄の声を聴く──「琉球弧を記録する会」語る傷を包む腕とまなざし
舛谷鋭*アジアにおけるオーラル・ヒストリー──マレーシア、シンガポールを中心に
【論文】
河路由佳*立体的理解を可能にするオーラル資料と文字資料の併用──1942年度・1943年度のタイ国招致学生事業における在日タイ国留学生に関する調査研究の事例から
張嵐*中国残留孤児の帰国動機──語られ方をめぐって
安道幹*遺骨と追悼──北海道朱鞠内における遺骨発掘運動を事例として
門野里栄子*〈母の死〉から立ちあがる──「平和運動家」としての主体化過程

日本オーラル・ヒストリー研究 第4号(2008年10月)

【特集】オーラリティとはなにか
小林多寿子*特集にあたって
佐藤健二*歴史社会学におけるオーラリティの位置
橋本裕一*獅子頭の角──フィールドワークにおけるオーラリティの効用と限界
清水透*対象へのまなざしとオーラル・ヒストリー
成田龍一*コメント1:「聞くこと」と「書くこと」
桜井厚*コメント2:口述資料の重要性―「経験的語り」の歴史叙述
【論文】
安倍 尚紀・加藤 直子*組織的に体系化されたオーラルヒストリー──研究機関に基盤を置き、組織的な研究方法を用いるオーラルヒストリーの可能性
酒井アルベルト*在日南米コミュニティにおけるシンボル化された言語──ライフストーリーとエスニック・メディアの言説から
仲田周子*沖縄系移民の語りからみる日系ペルー人強制収容経験の位置づけ──日系人研究の再定義をめざして
坪田典子*加害の戦争責任──「撫順の奇蹟」を事例として
矢野可奈子*難民女性の記憶と語り──カームレとアームネのインティファーダ
【研究ノート】
大城道子*沖縄出身兵にとっての軍隊の意味──太平洋戦争に参戦した沖縄男性の体験から
【書評】
塚田守*アイヴァー・グッドソン、パット・サイクス著/高井良健一他訳『ライフヒストリーの教育学──実践から方法論まで』
郷崇倫* Orr,Elisabeth E.“Living along the Fault Line:Community, Suburbia, and Multiethnicity in Garden Grove and Westminster,1900-1995”

日本オーラル・ヒストリー研究 第5号(2009年10月)

【特集1】オーラル・ヒストリーと〈和解〉
有末賢*特集にあたって
狐崎知己*「紛争犠牲者」の証言と競合する「真実」──グアテマラにおける個人的な経験から
蘭信三*オーラル・ヒストリー実践と歴史との〈和解〉
好井裕明*差別と和解するとはどういうことなのだろうか
清水透*なぜ、いま「和解」か
【特集2】〈戦争の記憶〉の継承可能性とオーラル・ヒストリー
高山真*第4回ワークショップの小特集によせて
門野里栄子*語られない経験の継承──沖縄・平和活動者のライフ・ヒストリーから
【論文】
桜井厚*〈体験〉と〈経験〉の語り──沖縄戦のオーラル・ヒストリーから
門野里栄子*〈帽子をかぶった〉平和活動者
村山絵美*沖縄の戦死者をめぐる語り──民間巫者・ユタを事例として
張嵐*中国残留孤児二世のアイデンティティ──ライフストーリー研究から
竹峰誠一郎*過小評価されていたマーシャル諸島の米核実験被害──アイルック住民の証言と米公文書の両面から迫る
瀬端睦*日本在住アメリカ人の戦争観──「語りにくさ」を指標する沈黙のことば
清水美里 *八田與一物語の形成とその政治性──日台交流の現場からの視点
【研究ノート】
大城道子*沖縄出身女性の紡績出稼ぎに関する語り
【書評】
早川紀代*『新編 日本のフェミニズム10 女性史・ジェンダー史』

日本オーラル・ヒストリー研究 第6号(2010年9月)

【特集1】アイヌのオーラル・トラディション
吉田かよ子*特集にあたって
秋辺日出男*アイヌ文化をみせる・伝える
大須賀るえ子*先祖の言葉をさぐって
川上将史 *アイヌ語を覚えて、語るということ
計良智子*アイヌの世界──ヤイユーカラの森から
津曲敏郎 *少数民族言語によるライフ・ヒストリーの記録──コメントに代えて
清水透*伝えること、創ること──コメントにかえて
第7回大会シンポジウム報告者、討論者紹介
【特集2】オーラリティにおける当事者性/非当事者性をめぐって
蘭信三*序──第5回ワークショップの特集によせて
猪俣祐介 *オーラリティにおいて当事者性を問う意味
齋藤雅哉*2000年代の「当事者」をめぐって
李洪章*在日朝鮮人を研究する〈私〉のポジショナリティ──当事者性から個人的当事者性へ
鈴木隆雄 *当事者であることの利点と困難さ──研究者として/当事者として
大城道子*「当事者性の共有」可能性を探る
門野里栄子*当事者と〈わたし〉
【論文】
青山陽子*ハンセン病療養所における相互扶助と統治──患者組織形成期における集団への個人の適応の側面から
木村豊*家族における東京大空襲「経験」の語り──ライフヒストリーの重ね合わせを通して
藤井大亮 *米国ジョージア州の“Foxfire”誌におけるオーラル・ヒストリーの変貌
矢吹康夫*アルビノ当事者の「ゴーイング・マイ・ウェイ」──対処戦略の序列化を超えて
【書評】
舛谷鋭*北村毅著『死者たちの戦後誌―沖縄戦跡をめぐる人びとの記憶』

日本オーラル・ヒストリー研究 第7号(2011年9月)

【特集1】ジェンダー史とオーラル・ヒストリー
有末賢*特集にあたって
折井美耶子*地域女性史とオーラル・ヒストリー
早川紀代*性暴力を生き抜いた人びとに耳を傾ける
和田悠*ジェンダー視点から戦後保育所づくり運動史を問う──1960年代の大阪府枚方市香里団地を事例に
酒井順子*コメント1:オーラル・ヒストリーとジェンダー史──トランスナショナルな視点からの出会いを求めて
山田富秋*コメント2:オーラルヒストリーの実践を通したジェンダーの変容
【特集2】2010連続ワークショップ「私たちの歴史を創造する・私たちの歴史を書く」
酒井順子*2010JOHA連続ワークショップが意図したこと
Keitaro MORITA * ‘The Shadow of America’ and Ecological Identity:A Case Study of An Environmental NGO in Japan
Kunisuke HIRANO * The Shifting Boundary of Minority Identities:The Japanese American Citizens League and Same-Sex Marriage
橋本みゆき*「研究者のストーリー」の発見
大城道子*沖縄人集住地域の研究──横浜市鶴見に関する聞き取りから
小倉康嗣*ライフストーリー研究はどんな知をもたらし、人間と社会にどんな働きかけをするのか──ライフストーリーの知の生成性と調査表現
【論文】
池上賢*戦後マンガの経験史──経験の重層性と問い直し
深谷直弘*長崎における若者の被爆体験継承のプロセス──「世代の場所」の形成に着目して
【書評】
大城道子*野本三吉著『沖縄・戦後・子ども生活史』
塚田守*小林多寿子編著『ライフストーリー・ガイドブック──ひとがひとに会うために』

日本オーラル・ヒストリー研究 第8号(2012年9月)

【特集1】四国遍路 ── ピルグリメージとオーラル・ヒストリー
山田富秋*特集にあたって
内田九州男*四国遍路──そのスタイルの諸特徴について
川村邦光*四国遍路の途上にて
小林多寿子*オーラルヒストリーとピルグリメージ──日系アメリカ人の聖地と〈巡礼〉
川又俊則*コメント:質疑応答と若干のまとめから各報告へフィードバックする
清水透*コメント:巡礼体験を踏まえて
【特集2】オーラル・ヒストリー・フォーラム「学知と現実のはざま」
小倉康嗣*学知と現実のはぎまでの愚直な対話──特集にあたって
八木良広*被爆者と対話すること──原爆問題や被爆者の生に関する「新たな語り」の生成に向けて
山本唯人*学知の生まれる場所──東京大空襲・戦災資料センターの試みから
平井和子*語られない女性たちの占領体験を歴史化する試み──歴史学、女性学、オーラル・ヒストリーのはぎまで
荒沢千賀子*「頑固な問い」から「対話」へ:「元気」を読み解く──教育実践の現場と研究実践の現場のはぎまで
熊谷晋一郎*なぜ「当事者」か、なぜ「研究」か
綾屋紗月*当事者研究の実践で突きつけられ、修正を迫られるもの
【論文】
平田仁胤*戦後日本における被爆体験の継承可能性──若者世代にとっての被爆証言=平和教育のリアリティ
木村豊*空襲で焼け出された者の記憶──ある「拓北農兵隊」の戦時と戦後をめぐって
岩崎美智子*保母にとっての困難──他者とのつながり、歴史とジェンダー
【聞き書き資料】
河路由佳*1943年・仏印から日本への最後のベトナム人私費留学生とベトナム独立運動──チェン・ドク・タン・フォン(陳徳清風)さん
【書評】
有末賢*橋本みゆき著『在日韓国・朝鮮人の親密圏──配偶者選択のストーリーから読む〈民族〉の現在』
折井美耶子*小原麗子、大門正克編・解説『自分の生を編む──小原麗子 詩と生活記録アンソロジー』
小林多寿子*ヴァレリー・R・ヤウ著、吉田かよ子監訳・訳、平田光司・安倍尚紀・加藤直子訳『オーラルヒストリーの理論と実践──人文・社会科学を学ぶすべての人のために』

日本オーラル・ヒストリー研究 第9号(2013年9月)

【JOHA10周年記念特集】
吉田かよ子*日本オーラル・ヒストリー学会(JOHA)設立大会を振り返って
桜井厚*熱意と多様性の場──JOHA創設前後
【特集1】語りから「いのち」について考える一一聞き難いものを聞き、語り、書く
塚田守*特集にあたって
やまだようこ*負を転換する文化的ナラティヴ──「がんばれ日本」と“I love America”
佐々木裕子*いのちを支える看護の語り──人生の終罵を生きる方と家族の「いのちの物語」と看護師の関わりの物語
有末賢*語りにくいこと──白死遺族たちの声
山村淑子*コメント:「いのち」の語りにみるジェンダー
清水透*コメント:語りから〈いのち〉について考える
【特集2】第10回大会記念テーマセッション「日本のオーラル・ヒストリーの源流をたどる──地域女性史の歩みから」
伊藤康子*基調報告:地域女性史と聞き書き
【論文】
岩崎美智子*支援者であり、被災者でもあった──津波に遭った保育士とボランティア保育士の経験
廣谷鏡子*テレビドラマ史における「生ドラマ」時代の意味を探る
中原逸郎 *芸の需要の終焉──花街・京都北野上七軒における西陣の「旦那」に関する聞き取りを中心に
川崎瑞穂*オーラル・ヒストリーから読み解く秩父市荒川白久「神明社神楽」の古層信仰
門野里栄子*霊のしわざ──沖縄戦を語り継ぐ第三の声
渡辺祐介*「戦争」から逃れることの困難性──ある逃亡兵のライフストーリー研究
山田真美*ハンセン病を患った日本兵捕虜が見たカウラ事件
酒井朋子*長期紛争経験を聞くことの解釈学
【書評】
川又俊則*有末賢著『生活史宣言──ライフヒストリーの社会学』
【書籍紹介】
【10周年記念 JOHAの記録】
]OHA大会プログラム
『日本オーラル・ヒストリー研究』バックナンバー目次
]OHA理事名簿(第1期-第5期)

日本オーラル・ヒストリー研究 第10号(2014年9月)

【特集1】学会創立10周年記念講演会
塚田守*特集にあたって
アーサー・フランク(Arthur W. Frank、翻訳:有馬斉)*ナラティヴの真実と、複数の説明のジレンマ──社会物語学のオーラル・ヒストリーへの関わりについての所見(Narrative Truth and the Dilemma of Multiple Accounts: Remarks on the Relevance of Socio-narratology to Oral History)
質疑応答(抄訳:塚田守)
【特集2】JOHA10周年いまオーラル・ヒストリーを聞いなおす
小倉康嗣*JOHA10周年 いまオーラル・ヒストリーを問いなおす
石川良子*ライフストーリー研究に何ができるか 10年間の足跡を辿りながら
小薗崇明*オーラル・ヒストリーによる「生きた」歴史の再構築──関東大震災の朝鮮人虐殺における聞き取りの聞き取りを通じて
桜井厚*コメント1:オーラル・ヒストリーの悩ましさ
大門正克*コメント2:あらためて「聞く」ということ──askとlistenのあいだ
山本唯人*質疑応答──]OHAの同時代史と存在論への架橋
【論文】
滝口良*勤勉な転売屋──現代モンゴルにおける商売と倫理
張瑋容*一人の「恰日族」──女性のライフストーリーにみる〈日本〉との関係性のあり方
柳原恵*岩手における戦争と女性──麗ら舎読書会「千三忌」を中心に
川崎瑞穂*オーラル・ヒストリーと音楽からみる「神明社神楽」の近現代史──『三韓座』における幕末鼓笛隊の影響と戦後改編
中原逸郎*「粋」の継承──高度経済成長時代の花街・京都北野上七軒の元仲居の聞き取りを中心に
【研究ノート】
嶋田典人*記憶と証拠資料、丸亀ドイツ兵俘虜収容所石井彌四郎所長の事例を中心として──オーラル・ヒストリーとアーカイブズ
【書評】
橋本みゆき*山田富秋・好井裕明編『語りが拓く地平──ライフストーリーの新展開』

日本オーラル・ヒストリー研究 第11号(2015年9月)

【特集1】シンポジウム「オーラル・ヒストリーで編み直す放送史」
好井裕明*特集にあたって
米倉律*放送史研究における資料の現状とオーラル・ヒストリーの可能性
廣谷鏡子*美術デザイナーの証言から見る、ドラマ『私は貝になりたい』の現場
西村秀樹*日本初の民間放送・新日本放送スタッフへのヒアリング
太田省一*オーラル・ヒストリー、放送史、視聴者体験
八木良広*オーラル・ヒストリーは放送史をいかにして書きかえうるか
【特集2】オーラル・ヒストリーを用いた大学の教育実践
和田悠*特集にあたって
梅崎修*オーラル・ヒストリーを用いた大学の教育実践
塚田守*ライフストーリー・インタビューを用いたもう一つの教育実践(コメント)
【論文】
江口怜*被差別部落の人間形成と義務教育──神戸市内の夜間中学に学んだ夫婦の語りに焦点を当てて
佐藤けあき*忠誠と苦悩の語り──日系アメリカ人二世語学兵の従軍・進駐経験
加藤敦也*子どもの不登校に悩む父親たちの経験的語りについて──不登校の親の会に参加する父親へのインタビューを事例として
後藤一樹*漂泊のライフストーリー──ある歩き遍路の戦後史と私
根本雅也*証言者になること──広島における原爆被爆者の証言活動のメカニズム
藤井和子*女たちの月明会──植民地女学校出身者のネットワークと人生
ケイトリン・コーカー*危うい肉体に出会う──舞踏とショー・ダンスとの関係をめぐって
久木山一進*「愛国コミュニティ」に集う人々のライフストーリー──その場がもつ意味と危うさ
吉村さやか*なぜ彼女は「さらす」のか──髪を喪失した女性のライフストーリー
【書評】
川﨑瑞穂*新井幸恵著『太田部の花輪踊りを訪ねて──秩父山村と女子大生の交流』
青木秀光*ツカダマモル編著『就活女子』
山口裕子*酒井朋子著『紛争という日常──北アイルランドにおける記憶と語りの民族誌』
【書籍紹介】
河路由佳*神奈川大学日本常民文化研究所 非文字資料研究センター『北九州市若松洞海湾における船上生活者の歴史的変容──オーラルヒストリーからのアプローチ』