JOHA企画ワークショップ「作品と現地を結ぶ」2023

〈新大阪〉~『ごめん!聞いてごめんな』の現場をたずねて

新大阪駅は東海道・山陽新幹線の主要駅として、多くの方が利用したことのある場所でしょう。設置から半世紀以上が経過したこの駅の利用者は、いまでは一日何十万人になります。しかし、駅を降りて周辺の地域を歩いたことのある方は多くないかもしれません。2022年に刊行された、大賀喜子さんによる編著『ごめん!聞いてごめんな:みやらけの人びとの聞き取り』(解放出版社、2022年)は、「みやらけ」と呼ばれたこの付近の地域で、部落差別を受けつつも力強く生きた人びとへの、長年にわたる聞き取りをまとめた貴重な作品です。さまざまな生業につくとともに、家庭を支え、また文化の担い手でもあった女性たちによる、誇りに満ちた半生の語りや地域における水平社運動の記憶が収められています。また、本書には戦前の公娼制下で働かざるをえなかった方や在日コリアンの方の語りも収められています。実名で語られるそれぞれの人生の歩みには、読む者に迫る力があります。どのような聞き取りをつうじて、これらの語りが得られたのでしょうか。本書の印象深いタイトルは、意図せずして聞き取りの話題が語り手の機微に触れる内容に及んでしまったとき、大賀さんが思わず発した言葉からとられています。さまざまな傷に触れることもあるオーラルヒストリーの実践にかかわる私たちが、本書から学び取ることは少なくないはずです。今回のワークショップでは、長くこの地で聞き取りを続けてきた大賀さんに地域をご案内いただき、歴史と現在に触れます。そして、本書に結実した大賀さんご自身の歩みに耳を傾けるとともに、参加者それぞれの聞き取り経験に根差した意見交換もしたいと思います。現在、駅周辺は「都市再生緊急整備地域」に指定され、大規模開発が予定されており、景観も一変することが予想されます。多くの方のご参加をお待ちしております。


【日時】2023年10月29日(日)

【内容】
・第一部:フィールドワーク
・第二部:大賀喜子さんのお話を聞く 

主催:日本オーラル・ヒストリー学会(JOHA)

日本オーラル・ヒストリー学会第21回大会のご案内

【開催日】2023年11月10日(金)~12日(日)
(10日沖縄市フィールドワーク、11∼12日琉球大学)
協力:琉球沖縄歴史学会 後援:沖縄県地域史協議会

【会場】琉球大学千原キャンパス文系講義棟 201(大会場)、202、104教室
キャンパスマップ https://www.u-ryukyu.ac.jp/campus-map/ 
アクセスhttps://www.u-ryukyu.ac.jp/access/ 

【大会参加費・支払い方法】
・会費:会員・学生他1000円、非会員2000円
・対面・オンライン参加にかかわらず、peatix(イベント管理サービス)にて事前にチケットをご購入ください。
購入ページ https://joha2023.peatix.com

<注意事項>
・購入期限は2023年11月7日18:00(コンビニ・ATMでの支払いは11月6日まで)です。
・領収書は原則発行いたしません。利用明細書・引き落とし明細書・コンビニ発行の領収書・peatix発行の領収データなどを領収書の代替としてご利用ください。
・当日大会会場での受付はできませんのでご注意ください。
・12日午後に開催するシンポジウムは対面のみ無料で公開します。
・その他、参加方法に関する詳細はpeatixの購入ページに記載しておりますので、そちらをご参照ください。
※対面参加で申し込んだ場合のオンライン参加への切り替えは可能ですが、フィールドワークと自由報告小教室のハイブリッド対応はしていませんのでご注意ください。対面で自由報告を申し込んだ方は、オンライン報告に切り替えることはできません。

※自由報告者へのお願い
1)自由報告は、報告 20 分・質疑応答 10 分(合計 30 分)で構成されています。
2)報告資料は11月7日までに下記2つのアドレスにお送りいただけると、大会特設サイトにアップロードし、大会参加者のみが閲覧できるようにします。yasuoka.kenichi.hmt@osaka-u.ac.jp, joha.secretariat@ml.rikkyo.ac.jp

事前にお送りいただいた方が会場配布資料を作成するかどうかは任意です。もし事前送付が間に合わない場合、50部の印刷をお願いします。なお、会場にコピー機はありません。  

主催:日本オーラル・ヒストリー学会
JOHA21 実行委員会:佐々木てる(会長)、野入直美(開催校理事)、佐藤量(学会事務局)、謝花直美・安岡健一(研究活動委員会)、李洪章(会計)
協力:琉球沖縄歴史学会
後援:沖縄県地域史協議会

・大会に関してご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。問合せ先:joha.secretariat@ml.rikkyo.ac.jp



大会プログラム

11月10日(金)

沖縄の戦後史を巡る沖縄市内のフィールドワーク

  • 時間と発着場所:13時15分~17時30分(沖縄県庁前「県民広場」発着)
  • 訪問場所:①沖縄市照屋、②「コザXミクストピア研究室」(案内:池原えり子「コザXミクストピア研究室」主宰)、③沖縄市戦後文化資料展示館「ヒストリート」(案内:同館学芸員)
  • コーディネート:謝花直美
  • 参加費:3400円
  • 申し込み:peatix
  • JOHA会員限定先着27人(締め切り9月30日)→申込終了いたしました。

11月11日(土)

  • 8:45分~受付開始
  • 9時15分~30分 201(大会場)教室、開会あいさつ(会長 佐々木てる)
  • 開催形式説明(研活 安岡健一)
  • 9時30分~14時30分自由報告(1日目)

<201教室>(ハイブリッド)
司会:石川良子(立教大学)、根本雅也(一橋大学)

  • 八鍬加容子(オンライン)「ホームレスと交流した人々の語りの変容に見られる、新たな社会構想」
  • 朱子奇(オンライン)「創造的集団としての番組制作会社–オーラルヒストリーから見る作り手の考え」
  • 丸川拓己(オンライン)「高校教育を取り巻く論理を問いなおす:困難を支える高校づくりをめぐる経験の語りから」
  • ウォーターズめぐみ(オンライン)「声の力:イギリスの近代法制度等に見られる平等と多様性尊重の歴史的背景と展開」
  • 中尾知代「戦争トラウマ記憶の世代間継承と世代間影響:第二次大戦連合軍捕虜とその家族」
  • 田野倉和子「「普通」の学校生活を求めた不登校経験者のライフヒストリー」
  • 三田牧「ジョセフさんの語りはいかに解釈し得る:パラオの「親日」言説をめぐって」

<202教室>対面
司会:北村毅(大阪大学)・大門正克(早稲田大学)

  • 木谷彰宏「『基地の街』コザはいかにつくられたのか」
  • 古梶隆人「沖縄の若い世代による平和教育実践についての語り:「がちゆん」を事例として」
  • 吉成哲平・三好恵真子「復帰前後の沖縄の現実への内省から埋めようとした「距離」:写真家 東松照明がひとびとの人生から受け止めていった重層的歴史」
  • 石川勇人「沖縄戦の「記録者」が直面した体験者の沈黙:記録者の記録活動に着目して」
  • 永尾陽「米軍に土地接収された地域における歴史継承」
  • 新川郁実「ウチナーンチュコミュニティの形成と変遷:変容するネットワークの形」
  • 須田佳実「『沖縄県史9巻沖縄戦記録1』(琉球政府、1971年)の地域座談会にみる聞き書きにおける「聞く」ことの多義性」

<104教室>(対面)
司会:山田富秋(松山大学)・和田悠(立教大学)

  • 木村豊・那波泰輔(共同報告)「空襲の記憶を継承する立場:非体験世代内における世代間の差異に着目して」
  • 藤原哲也「戦傷者の妻が語る戦傷病者の諸相」
  • 舛谷鋭「文学研究とオーラルヒストリー」
  • 吉田祐子「オルタナティヴ・オーラル・ヒストリー:文化的沈黙と証言行為論」
  • 小黒純・西村秀樹(共同報告)「「映像」シリーズ草創期の研究:社会派テレビ・ドキュメンタリー番組枠はいかに始まったか」
  • 長村裕佳子「デカセギを経験する日系ブラジル人の文化とアイデンティティ:「日本人」の立場で聞き取るということ」
  • 中澤英利子「ブラジルに渡った「花嫁移民」の語りをもとに:女性移民としての移動と生活の経験」

(途中12時~13時30分 昼休憩・理事会)

〈201教室〉(ハイブリッド):14時30分~17時
会長企画ワークショップ「地域とメディア:語りを伝え、残すこと」

  • コーディネーター:佐々木てる(青森公立大学)
  • 司会:米倉律(日本大学)
  • 登壇者:山野本竜規(ナカトリモチ/元琉球放送アナウンサー)
  • 今泉清保(青森テレビアナウンサー/青森公立大学非常勤講師)

17時~17時15分、休息
17時15分~総会
総会後、有志による茶話会

11月12日(日)

9時(受付開始)~
9時30分~12時 自由報告部会(2日目)

<201教室>(ハイブリッド)
司会:米倉律(日本大学)

  • 八木良広(オンライン)「「市民」演劇への関わりと日常生活の変化 『河』の公演に携わった 人たち」
  • 山本恵里子(テーマセッション)「国際オーラルヒストリー学会(IOHA)の最新動向と展望:2023年7月開催の第22回リオデジャネイロ大会から」
  • 矢吹康夫「どのようにして非当事者は運動に巻き込まれていったのか:マイフェイス・マイスタイルの『ヒロコヴィッチの穴』を事例に」

<202教室>(対面)
司会:蘭信三(大和大学)

  • 小林多寿子「災禍とオーラルヒストリー(1):―南相馬市小高区におけるオーラルコミュニティ形成と地域の歴史の再構築」
  • 大島岳「災禍とオーラルヒストリー(2)新しい生き方に向けた小高の社会構想をめぐる声の力」
  • 庄子諒「災禍とオーラルヒストリー(3)福島県南相馬市小高区における避難指示区域への帰還者の語りからみるレジリエンス」
  • 中原逸郎「戦後の花街(かがい)の生活:上七軒の茶屋関係者の聞き取りを中心に」

<104教室>(対面)
司会:佐野直子(愛知県立大学)

  • 吉村さやか「なぜ彼はヘアドネーション活動をやめたいと思うのか:ある美容師の語りから」
  • 峯桃香「戦後の女性が女性の戦争責任を考えるということ:在野の女性史研究『銃後史ノート』の運動史/メディア史研究—」
  • 王石諾・三好恵真子「中国社会転換期における「東北離れ」をめぐる女性たちの葛藤:結婚移民として中国東北から日本の東北へと移動した経験から捉える」
  • 冷昕媛・三好恵真子「人間と自然が共存するアジア的理性の創出:中国初代NGOリーダー万氏のライフヒストリーから読み解く」
  • 高橋侑里「日常空間のポリティクスからみるアジア系アメリカ人社会 統合と分裂の狭間で共に暮らすことについて」

12時~13時30分 昼休み

〈201教室〉(ハイブリッド):13時30分~16時30分 
大会シンポ「沖縄をめぐる占領体験をどう書くか/どう聞くか:実践的な身振りに目をとめる」

  • 司会:大門正克(早稲田大学)
  • 登壇者:小屋敷琢己(琉球大学)
  • 池原えりこ(「コザXミクストピア研究室」)
  • 謝花直美(同志社大学<奄美‐沖縄‐琉球>研究センター)
  • コメンテーター:若林千代(沖縄大学)

16時30分~17時 閉会 会長挨拶、開催校挨拶、次期開催校挨拶

問合わせ先: joha.secretariat@ml.rikkyo.ac.jp


【再募集】第1回日本オーラル・ヒストリー学会奨励賞の募集

4月1日~5月末まで奨励賞の推薦を募集いたしましたが、推薦数が少なかったため再募集いたします。

締め切り:2023年7月14日(金)

【対象となる論文】
『日本オーラル・ヒストリー研究』15号から18号に掲載されている論文17本よりお選びください。論文のリストを添付しましたので参考にしていただければ幸いです。自薦、他薦を問いません。多くの推薦をお待ちしています。

【対象となる著書】
2018年10月1日~2022年10月31日までに出版された本。ただし著者の最初の単著に限ります。

※あわせてお願い
学会員の方で、上記の期間に最初の単著を出版された方、是非事務局までご一報ください。奨励賞選考の参考にさせて頂きます。もちろん、知り合いの方の本の情報でも構いません。よろしくお願いいたします。
 
【推薦の手順】
下記のリンクから用紙をダウンロードしてください。

推薦用紙(word)

必要事項を記入の上、ワードもしくはPDFファイルをメールに添付して、事務局に送付いただければ大丈夫です。

ご質問などある場合は、事務局までご一報お願いいたします。
事務局メールアドレス
joha.secretariat@ml.rikkyo.ac.jp

JOHA第21回大会のお知らせ(2023年11月10日~12日開催)

2023年度のJOHA第21回大会の日程および報告者募集のご案内です。
JOHA第21回大会は、11月10~12日に琉球大学にて、現在のところ対面・オンライン併用のハイブリッド開催を予定しております(10日はエクスカーションを予定)。
大会の詳細は、大会プログラムが確定する夏頃に決定次第、メーリングリストで会員のみなさまにお知らせするとともに、ウェブサイトに掲載します。ふるってのご応募お待ちします。

◎第21回日本オーラル・ヒストリー学会大会
【日時】2023年11月10日(金)・11日(土)・12日(日)
【会場】琉球大学 (沖縄県中頭郡西原町字千原1番地

自由報告(個人報告/共同報告/テーマセッション)報告者募集

  • 個人報告および共同報告は、報告20分・質疑応答10分(合計30分)で構成されます。
  • 自由報告部会は11月11日(土)午前と12日(日)午前の見込み。ほかに総会・シンポジウムなど。
  • テーマセッションは、150分間(上限)の時間枠で設定できます。1人あたり報告時間は20分を目安とします。
  • 全体の時間配分・報告者人数・報告順・コメンテーターは、コーディネーターが調整してください。

【募集期間】
2023年5月1日〜8月1日

【募集要項】
◆申し込み資格

  • 申込時点でJOHAの会員であること、および2023年度会費納入済みであること(会費納入のご案内、振り込み用紙は4月中に郵送いたします)。

◆申し込み方法

申込用紙(個人・共同報告)/(テーマセッション

  • 所定の申込用紙に記入し、メール添付で、必ず下記2アドレス両方宛にお送りください。
  • JOHA事務局・佐藤量 joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp
  • 研究活動委員会委員長・安岡健一 yasuoka.kenichi.hmt[at]osaka-u.ac.jp
  • 迷惑メール防止のため[at]としております。メール送信の際には[at]を@に変換してください。
  • 折り返し、事務局より受付の返信をします。返信がない場合は、ご面倒でもお問い合わせください。
  • メールで連絡できない方は、申込用紙をJOHA事務局へ郵送してください。受領連絡が必要な場合は返信用ハガキを同封してください。
  • 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1  立命館大学大学院先端総合学術研究科 日本オーラル・ヒストリー学会事務局 佐藤量宛

◆申込締め切り
8 月1日(火)(必着)

◆問い合わせ先:日本オーラル・ヒストリー学会事務局 佐藤量
  joha.secretariat[at] ml.rikkyo.ac.jp

日本オーラル・ヒストリー学会奨励賞の募集について

この度日本オーラル・ヒストリー学会では、オーラル・ヒストリー研究の発展に寄与し、将来性に富む優れた研究業績を顕彰するために「日本オーラル・ヒストリー学会奨励賞」(著書の部、論文の部)を設けました。 自薦・他薦を問わず、会員の皆様からのご推薦をお待ちしております。

【受賞資格者】
受賞時において本学会に在籍し、顕著な研究業績を公刊した会員とします。

【受賞対象】
受賞資格者が公刊した著書または論文で、以下のいずれかに該当するものを対象とします。
・著書の部:著者の最初の単著書(刊行年月日:2018年10月1日~2022年10月31日まで)
・論文の部:『日本オーラル・ヒストリー研究』に掲載された投稿論文(対象:15~18号に掲載されている論文)

【提出書類】
所定の推薦用紙をダウンロードし、必要事項をご記入の上、下記送付先までお寄せください。

奨励賞推薦用紙(word)

【応募期間】
2023年4月1日〜5月31日

【書類送付先】
日本オーラル・ヒストリー学会事務局
joha.secretariat@ml.rikkyo.ac.jp

奨励賞の詳細については、日本オーラル・ヒストリー学会奨励賞規約をご確認ください。

JOHA 研究交流集会「沖縄戦をいかに書くか」のご案内【2023年3月11日開催】

 日本オーラル・ヒストリー学会(JOHA)研究活動委員会の主催による研究交流集会「沖縄戦をいかに書くか」を、2023年3月11日に那覇市にてハイブリッド形式で開催します。
 沖縄県では、1970年代の『沖縄県史』沖縄戦編発行以降、各市町村史、集落ごとの字誌編纂が活発に沖縄戦を記録してきました。こうした地域史の沖縄戦記録の蓄積が沖縄社会に根付いて継承されると同時に、沖縄戦研究の新たな地平を広げる役割も果たしてきました。しかし、近年課題が浮上しています。一度地域史を発刊した市町村では、その後の新事実や研究動向を踏まえて新たに編纂されることはほとんどありません。また現在進行する各市町村沖縄戦編発行が終わると刊行は終了予定です。そのため、今後の戦争体験の調査、記録、継承は、戦争体験者の減少とともに困難となることが考えられます。本交流会で、地域史の沖縄戦編の担当者、新たな視点から沖縄戦記録を考察する研究者をお招きし、新たな記録の可能性、残された記録の活用方法など具体的な事例を通して考えていきます。
 なお、2023 年11月にはJOHA沖縄大会が開かれます。そのシンポの一つのテーマが「占領をいかに記述するか」となっており、本交流会はその関連企画となっています。

■内容
・日時:2023年3月11日(土)午後1時半〜4時半
・名称:JOHA 研究活動交流会「沖縄戦をいかに書くか」
・対面会場:沖縄県立博物館・美術館、美術館講座室(那覇市おもろまち)
・オンライン:Zoomによるハイブリッド開催

■登壇者
《報告者》
・豊田純志さん(地域史、読谷村史)
・山城彰子さん(地域史、北中城村教育委員会生涯学習課文化振興係、『南城市の沖縄戦』『中城村の沖縄戦』 元事務局)
・須田佳実さん(一橋大学大学院博士後期課程、沖縄戦の聞き書き、沖縄戦体験記録運動の歴史研究)
《コメンテーター》
・北村毅さん(大阪大学准教授)

■申し込み方法
・オンライン申し込み
以下のURLからZOOMに事前登録をお願いします。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZUsduyhrjorE9MG5OJWAht13wAvOAmgjmKc

・会場参加 当日受付
コロナ拡大状況によっては参加者多数の場合、入場を制限する場合があります。また会場参加は資料の印刷代(500円未満の予定)のご負担をお願いします。沖縄県外からのご参加は席を確保いたします。2月28日午後5時までにメール jahananaomi@ymail.ne.jp までご連絡をお願いいたします。

日本オーラル・ヒストリー学会研究活動委員会 謝花直美 jahananaomi@ymail.ne.jp

『日本オーラル・ヒストリー研究』19号 原稿募集

『日本オーラル・ヒストリー研究』19号原稿募集,投稿規定と執筆要領

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。投稿希望者は学会ホームページで公開されている最新版の投稿規定・執筆要領を参照の上、以下の編集委員会メールアドレスまで原稿をご送付ください。投稿に関するお問い合わせも下記アドレスまでお願いいたします。論文・研究ノート原稿は査読審査を経たのち、6月下旬ごろに掲載の可否が決定します。

○ 投稿論文・研究ノートの募集期間:2023219日(日)~34日(土) 

      その他の投稿原稿の募集期間:2023514日(日)〜527日(土)

※原稿の種類によって〆切が異なります。お間違えのないようお気をつけください。

※メールの送信ミスや誤配の可能性があるため、募集期間を設けています。余裕を持ってご送付いただきますようお願いいたします。

○ 問合せ・応募原稿送付先:joha.editors(at)gmail.com( (at) 部分を@に替えて送信してください。)

最新の18号に掲載されている執筆要項に、ミスがありました。申し訳ございません。最新版の投稿規定・執筆要領こちらになりますので、熟読のうえ原稿を作成するようにお願いたします。投稿規定・執筆要領に従っていない原稿は受理できません。

【大会2日目】国際シンポジウムのご案内(「東アジアにおけるオーラルヒストリー/口述史の展開と課題」)

【日時】9月11日(日)13:00〜17:00

【プログラム】
司会 李洪章(神戸学院大学)・清水美里(名桜大学)

第一報告 尹 澤林(韓国口述史研究所)「韓国口述史の軌跡と展望」

第二報告 許 雪姫(台湾中央研究院)「戦後台湾オーラル・ヒストリーの展開」

第三報告 蘭 信三(大和大学)「日本におけるオーラルヒストリーの展開と課題」

パネルディスカッション(報告者三名による)

総合討論

【参加登録】
〈オンライン参加の場合〉→ https://sumquick.webex.com/sumquick-jp/j.php?RGID=rb15c1a7b10634e3e977fb2fb1b58da47

〈対面参加の場合〉→https://forms.gle/2hkGUm2JVkyFrirq5

【注意事項】
・オンライン参加を希望される方は9月7日までに上記のリンクから事前登録が必要です。
・登録後、追って参加用URLが送付されます。
・Webexでのwebinar参加は慣れていない人が多いので9月8日に参加リハーサルを行います。チェックインできるかどうかご確認ください。その際には、Webexをご使用のPCに事前にダウンロードしておく必要があります。

・コロナ感染の状況次第で参加制限をする場合もあります。その際はご容赦ください。

主催:日本オーラル・ヒストリー学会 joha@ml.rikkyo.ac.jp
共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「東アジアのポストコロニアルを聞きとる」(研究代表・蘭 信三) kaken25245060@gmail.com

日本オーラル・ヒストリー学会 第20回大会のご案内

【開催日】2 0 2 2 年 9 月 1 0 日 ( 土 )・ 1 1 日 ( 日 )
【会場】立教大学池袋キャンパス 7 号館(〒171-8501 東京都豊島区西池袋 3-34-1)
【開催方法】ハイブリッド(現地開催+Zoom ミーティング ※2 日目シンポジウムのみ webex 使用)

【参加費】会員・学生他1000円 非会員2000円
対面・オンライン参加にかかわらず、Peatix にて事前にチケットの購入をお願いします。
https://joha2022conference.peatix.com/ (アカウント作成必須)

購入期限:9 月 6 日(コンビニ/ATM で支払う場合)、9 月 7 日(クレジットカード支払)

【注意事項】
・2 日目シンポジウムは別途申し込みが必要です。申し込み方法は追って学会 HP にて告知します。
・対面参加の方は、会場受付にてチケット(スマホ画面または印刷したもの)をスタッフにご提示くだ さい。
・開催校の入構に制限がかけられており、参加者名簿を事前に提出する必要があることから、当日参加は 不可とします。チケット購入者には、後日、入構許可証を peatix アカウントに登録されたメールアドレ スにお送りします。対面で参加される方はスマホに保存するか、印刷したものを携帯してください。
・後日、zoom の参加 URL を peatix アカウントに登録されたメールアドレスにお送りします。急遽対面 参加できなくなった場合もオンライン参加が可能です。
・領収書は原則発行いたしません。利用明細書・引き落とし明細書・コンビニ発行の領収書・peatix 発 行の領収データなどをご利用ください。

JOHA20 実行委員会:佐々木てる(会長)、和田悠(開催校理事)、佐藤量(学会事務局)、安岡健一(研 究活動委員会)、李洪章(会計) ・大会に関してご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。 問合せ先:joha.secretariat@ml.rikkyo.ac.jp

大会プログラム

9月10日(土)
9:15 開会  学会長挨拶

9:30〜12:15 自由報告部会 (一日目)
※配布資料は会場で配布の他、報告開始時にチャットから送信されます。途中から参加すると受け取れな い場合があります。(各報告 20 分・質疑応答 10 分で合計 30 分)

司会:飯倉江里衣(神戸女子大学)
・ 王 石諾・三好 恵真子「国際結婚で福島県に嫁いだ中国人女性の「心の揺らぎ」—ライフストーリーか ら読み解くー」
・ 山本 真知子「運動と知――鶴見良行のフィールドワークから考える」
・ 岩佐 奈々子「アイヌ民族の人々の「声」を聞くための新しい研究法の開発」
・ 加藤 英明「裾野で生きる町工場――設備導入をめぐる人びとの聞き取りをとおして」
・ウォーターズめぐみ「イギリスにおけるNarrativeAnalysisの展開と貢献:2000年代以降の諸報告から」

12:15〜13:15  昼休憩 理事会

13:15〜16:45 会長企画「JOHA はどこから来て、どこに向かうのか?」
司会:大門正克
スピーカー:中尾知代、桜井厚、清水透
コメント:山村淑子、中原逸郎、安岡健一

16:45~17:00 休憩

17:00~ 総会

9月11日(日)
9:30~12:00 自由報告部会(二日目)
司会:野本京子(東京外国語大学)
・吉田 静「好き」を生きる度胸――漁に出つづける突棒漁師のライフストーリー」
・石川 良子「ストリップ劇場のエスノグラフィー」
・坂井 華海「熊本ラオス友好協会「ラオス遠隔地高校生就学支援事業」被支援者の経験」
・朱 子奇「番組制作プロダクション・テムジンにおける制作文化の形成と定着–制作者の語りから」
・藤原 哲也「満鉄鉄道事故者の妻が語る夫の受傷体験と戦後の生活」

12:00~13:00 昼休憩

13:00~16:30 国際シンポジウム「東アジアにおけるオーラルヒストリーの展開と課題」尹 澤林(韓国・オンライン)、許 雪姫(台湾・オンライン)、蘭 信三(日本・会場)

16:30〜16:40 閉会 会長挨拶、開催校挨拶