【開催日】2023年11月10日(金)~12日(日)
(10日沖縄市フィールドワーク、11∼12日琉球大学)
協力:琉球沖縄歴史学会 後援:沖縄県地域史協議会
【会場】琉球大学千原キャンパス文系講義棟 201(大会場)、202、104教室
キャンパスマップ https://www.u-ryukyu.ac.jp/campus-map/
アクセスhttps://www.u-ryukyu.ac.jp/access/
【大会参加費・支払い方法】
・会費:会員・学生他1000円、非会員2000円
・対面・オンライン参加にかかわらず、peatix(イベント管理サービス)にて事前にチケットをご購入ください。
購入ページ https://joha2023.peatix.com
<注意事項>
・購入期限は2023年11月7日18:00(コンビニ・ATMでの支払いは11月6日まで)です。
・領収書は原則発行いたしません。利用明細書・引き落とし明細書・コンビニ発行の領収書・peatix発行の領収データなどを領収書の代替としてご利用ください。
・当日大会会場での受付はできませんのでご注意ください。
・12日午後に開催するシンポジウムは対面のみ無料で公開します。
・その他、参加方法に関する詳細はpeatixの購入ページに記載しておりますので、そちらをご参照ください。
※対面参加で申し込んだ場合のオンライン参加への切り替えは可能ですが、フィールドワークと自由報告小教室のハイブリッド対応はしていませんのでご注意ください。対面で自由報告を申し込んだ方は、オンライン報告に切り替えることはできません。
※自由報告者へのお願い
1)自由報告は、報告 20 分・質疑応答 10 分(合計 30 分)で構成されています。
2)報告資料は11月7日までに下記2つのアドレスにお送りいただけると、大会特設サイトにアップロードし、大会参加者のみが閲覧できるようにします。yasuoka.kenichi.hmt@osaka-u.ac.jp, joha.secretariat@ml.rikkyo.ac.jp
事前にお送りいただいた方が会場配布資料を作成するかどうかは任意です。もし事前送付が間に合わない場合、50部の印刷をお願いします。なお、会場にコピー機はありません。
主催:日本オーラル・ヒストリー学会
JOHA21 実行委員会:佐々木てる(会長)、野入直美(開催校理事)、佐藤量(学会事務局)、謝花直美・安岡健一(研究活動委員会)、李洪章(会計)
協力:琉球沖縄歴史学会
後援:沖縄県地域史協議会
・大会に関してご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。問合せ先:joha.secretariat@ml.rikkyo.ac.jp
大会プログラム
11月10日(金)
沖縄の戦後史を巡る沖縄市内のフィールドワーク
- 時間と発着場所:13時15分~17時30分(沖縄県庁前「県民広場」発着)
- 訪問場所:①沖縄市照屋、②「コザXミクストピア研究室」(案内:池原えり子「コザXミクストピア研究室」主宰)、③沖縄市戦後文化資料展示館「ヒストリート」(案内:同館学芸員)
- コーディネート:謝花直美
- 参加費:3400円
- 申し込み:peatix
- JOHA会員限定先着27人(締め切り9月30日)→申込終了いたしました。
11月11日(土)
- 8:45分~受付開始
- 9時15分~30分 201(大会場)教室、開会あいさつ(会長 佐々木てる)
- 開催形式説明(研活 安岡健一)
- 9時30分~14時30分自由報告(1日目)
<201教室>(ハイブリッド)
司会:石川良子(立教大学)、根本雅也(一橋大学)
- 八鍬加容子(オンライン)「ホームレスと交流した人々の語りの変容に見られる、新たな社会構想」
- 朱子奇(オンライン)「創造的集団としての番組制作会社–オーラルヒストリーから見る作り手の考え」
- 丸川拓己(オンライン)「高校教育を取り巻く論理を問いなおす:困難を支える高校づくりをめぐる経験の語りから」
- ウォーターズめぐみ(オンライン)「声の力:イギリスの近代法制度等に見られる平等と多様性尊重の歴史的背景と展開」
- 中尾知代「戦争トラウマ記憶の世代間継承と世代間影響:第二次大戦連合軍捕虜とその家族」
- 田野倉和子「「普通」の学校生活を求めた不登校経験者のライフヒストリー」
- 三田牧「ジョセフさんの語りはいかに解釈し得る:パラオの「親日」言説をめぐって」
<202教室>対面
司会:北村毅(大阪大学)・大門正克(早稲田大学)
- 木谷彰宏「『基地の街』コザはいかにつくられたのか」
- 古梶隆人「沖縄の若い世代による平和教育実践についての語り:「がちゆん」を事例として」
- 吉成哲平・三好恵真子「復帰前後の沖縄の現実への内省から埋めようとした「距離」:写真家 東松照明がひとびとの人生から受け止めていった重層的歴史」
- 石川勇人「沖縄戦の「記録者」が直面した体験者の沈黙:記録者の記録活動に着目して」
- 永尾陽「米軍に土地接収された地域における歴史継承」
- 新川郁実「ウチナーンチュコミュニティの形成と変遷:変容するネットワークの形」
- 須田佳実「『沖縄県史9巻沖縄戦記録1』(琉球政府、1971年)の地域座談会にみる聞き書きにおける「聞く」ことの多義性」
<104教室>(対面)
司会:山田富秋(松山大学)・和田悠(立教大学)
- 木村豊・那波泰輔(共同報告)「空襲の記憶を継承する立場:非体験世代内における世代間の差異に着目して」
- 藤原哲也「戦傷者の妻が語る戦傷病者の諸相」
- 舛谷鋭「文学研究とオーラルヒストリー」
- 吉田祐子「オルタナティヴ・オーラル・ヒストリー:文化的沈黙と証言行為論」
- 小黒純・西村秀樹(共同報告)「「映像」シリーズ草創期の研究:社会派テレビ・ドキュメンタリー番組枠はいかに始まったか」
- 長村裕佳子「デカセギを経験する日系ブラジル人の文化とアイデンティティ:「日本人」の立場で聞き取るということ」
- 中澤英利子「ブラジルに渡った「花嫁移民」の語りをもとに:女性移民としての移動と生活の経験」
(途中12時~13時30分 昼休憩・理事会)
〈201教室〉(ハイブリッド):14時30分~17時
会長企画ワークショップ「地域とメディア:語りを伝え、残すこと」
- コーディネーター:佐々木てる(青森公立大学)
- 司会:米倉律(日本大学)
- 登壇者:山野本竜規(ナカトリモチ/元琉球放送アナウンサー)
- 今泉清保(青森テレビアナウンサー/青森公立大学非常勤講師)
17時~17時15分、休息
17時15分~総会
総会後、有志による茶話会
11月12日(日)
9時(受付開始)~
9時30分~12時 自由報告部会(2日目)
<201教室>(ハイブリッド)
司会:米倉律(日本大学)
- 八木良広(オンライン)「「市民」演劇への関わりと日常生活の変化 『河』の公演に携わった 人たち」
- 山本恵里子(テーマセッション)「国際オーラルヒストリー学会(IOHA)の最新動向と展望:2023年7月開催の第22回リオデジャネイロ大会から」
- 矢吹康夫「どのようにして非当事者は運動に巻き込まれていったのか:マイフェイス・マイスタイルの『ヒロコヴィッチの穴』を事例に」
<202教室>(対面)
司会:蘭信三(大和大学)
- 小林多寿子「災禍とオーラルヒストリー(1):―南相馬市小高区におけるオーラルコミュニティ形成と地域の歴史の再構築」
- 大島岳「災禍とオーラルヒストリー(2)新しい生き方に向けた小高の社会構想をめぐる声の力」
- 庄子諒「災禍とオーラルヒストリー(3)福島県南相馬市小高区における避難指示区域への帰還者の語りからみるレジリエンス」
- 中原逸郎「戦後の花街(かがい)の生活:上七軒の茶屋関係者の聞き取りを中心に」
<104教室>(対面)
司会:佐野直子(愛知県立大学)
- 吉村さやか「なぜ彼はヘアドネーション活動をやめたいと思うのか:ある美容師の語りから」
- 峯桃香「戦後の女性が女性の戦争責任を考えるということ:在野の女性史研究『銃後史ノート』の運動史/メディア史研究—」
- 王石諾・三好恵真子「中国社会転換期における「東北離れ」をめぐる女性たちの葛藤:結婚移民として中国東北から日本の東北へと移動した経験から捉える」
- 冷昕媛・三好恵真子「人間と自然が共存するアジア的理性の創出:中国初代NGOリーダー万氏のライフヒストリーから読み解く」
- 高橋侑里「日常空間のポリティクスからみるアジア系アメリカ人社会 統合と分裂の狭間で共に暮らすことについて」
12時~13時30分 昼休み
〈201教室〉(ハイブリッド):13時30分~16時30分
大会シンポ「沖縄をめぐる占領体験をどう書くか/どう聞くか:実践的な身振りに目をとめる」
- 司会:大門正克(早稲田大学)
- 登壇者:小屋敷琢己(琉球大学)
- 池原えりこ(「コザXミクストピア研究室」)
- 謝花直美(同志社大学<奄美‐沖縄‐琉球>研究センター)
- コメンテーター:若林千代(沖縄大学)
16時30分~17時 閉会 会長挨拶、開催校挨拶、次期開催校挨拶
問合わせ先: joha.secretariat@ml.rikkyo.ac.jp