ワークショップのお知らせ

JOHAワークショップ
テーマ・セッション・コーディネータの募集
会員の皆様に、今年度のワークショップに関するお知らせをいたします。 
日本オーラル・ヒストリー学会では毎年ワークショップを開催しています。本年度のワークショップは、2008年7月初旬に京都で開催の予定です。従来、ワークショップは担当理事が企画を練ってきましたが、今回は2部構成とし、2部のテーマ・セッション企画を公募することにいたしました。皆様ふるって応募下さいますようお願い申しあげます。
テーマは、オーラル・ヒストリー実践や理論的諸問題に関するものであれば自由です。ワークショップの場でじっくりと議論したい問題やテーマをお持ちの方に、是非とも応募していただきたく存じます。テーマは十分練られていなくても結構ですし、若手の応募を歓迎します。応募者は、①テーマの仮タイトル、②その趣旨(400字)、③具体的な報告サブ・テーマ例、④ご氏名・ご所属・ご連絡先(メールアドレス、郵送先住所、電話)を明記し、下記連絡先までご応募下さい。メールでも郵送でも可です。
なお、テーマが決定されましたら、そのテーマに関する報告者を公募いたしますので、あらかじめ報告メンバーを確定された応募はお避け下さいますよう御願いいたします。
今後のスケジュールは以下のようです。①テーマ・セッションのテーマ公募(12月末日締め切り)、②テーマに関する報告公募(1月中旬公募、2月末締め切り)、③テーマ・セッションのプログラム決定・広報(3月中旬)、の予定です。
皆様の積極的な応募を御待ちしております。
2007年11月28日
【開催計画・案】
・開催日時案   2008年7月第1週の土曜日午後1時~6時
・会場案     京都市内
・プログラム案  第1部「オーラル・ヒストリー実践講座」(1時間半)
第2部「テーマ・セッション」(3時間、報告者は3~4名程度)
*第1部は担当理事が企画、第2部は公募コーディネータと担当理事が企画します
*定員50名程度。参加費は会員(500円)、非会員(1000円)の予定です
【連絡先】 蘭 信三(Araragi, Shinzo)
〒606-8501京都市左京区吉田本町
京都大学国際交流センター 蘭研究室
電話:075-753-2554 ファクス:075-753-2562
E-mail:araragi@ryu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp

国際OH学会発表申し込みのお知らせ

第15回国際オーラル・ヒストリー会議
大会主題:オーラル・ヒストリー:われらの時代との対話
日時:2008年 9月23日~26日
▼国際オーラルヒストリー学会は、メキシコのグアダラハラ大学とメキシコオーラルヒストリー学会(AMHO)の共催により、国際オーラル・ヒストリー学会第15回大会を開催しますので、世界中から、発表をお待ちしています。奮ってご参加ください。
会議における発表、テーマごとのパネル発表、および「特別主題グループ討議(スペシャル・インタレスト・グループ)」「ワークショップ」への申し込みの種別があります。
◎開催場所:メキシコ グアダラハラ 
(開催場所HP)http://www.congresoioha2008.cucsh.udg.mx
◎発表申し込み締め切り期限:2007年8月15日(日)
◎申し込みあて先
http://www.congresoioha2008.cucsh.udg.mx のWEBSITEから、申し込んでください)
Email: iohacongress@csh.udg.mx (受付通知は返送されません。ただ、メールが跳ね返るなどの現象がある場合は、tomoyopow@aol.comに【IOHA申し込み】とタイトルして中尾知代・広域アジア評議員までご連絡ください)
◎ 申し込みに記述する内容(文末に記します)
◎ 発表可能の受理・不受理のご連絡は以下の判断に基づき2007年10月15日迄に送られます*************************
オーラル・ヒストリーに明確に的を絞った発表が、大会発表受付の対象となります。発表可能の判断は、オーラル・ヒストリーへの焦点の絞られ方、会議の主題や副主題との方法論的・理論的意味合いの関連性によって行われます。
★大会副主題 (Memoryは一応記憶としましたが、<メモリー>で結構です。訳者注)
「20世紀を理解するためのオーラル・ヒストリーの貢献」
「時間経過と記憶:われらが生きた経験:何が覚えられ、何が忘れられたか」
「記憶と空間:コミュニティ、ローカル、グローバルと日常の生活」
「エコロジーと災害:環境問題、自然遺産・遺跡、文化資源」
「記憶と政治:政治的参与活動の経験、NGO、政治団体、政治的主体と個人」
「家族と世代」
「移民:ディアスポラ、国際あるいは地域の移住・移民の動き、ネットワーク、ボーダーライン」「宗教上の理由による移住(移民)、移民による人的資源」
「信仰の共有と伝承:宗教上の伝統」
「口承伝承:オーラル・トラディション」
「オーラル・ヒストリーの理論と方法」
「戦争の記憶と暴力:正義、トラウマ、メモリー、サバイバー、市民権と人権と」
「身体の記憶:ダンス、タトゥー(刺青)、ドラマタイゼイション(ドラマ化)と感情」
「仕事:ワーク(仕事)における経験、概念、様相」
「健康:病気、癒し、神話、ハンディキャップ、高齢者と引退者」
「ジェンダー」
「オーラル・ヒストリーを教えるということ:インフォーマルな場と公式教育の場の経験」
「記憶をアーカイブするということ:社会調査の資源としてのインタビュー、インタビューの多様な読み取り方、オーラル・ヒストリーの出版と広範囲における共有化・伝承、オーディオ・アーカイブ、オーディオビジュアルメディア、アーカイブへのアクセスと探求」
「ミュージアム(博物館・美術館)とオーラル・ヒストリー」
「オーラル・ヒストリーと視覚(ビジュアル)イメージ」
「オーラル・ヒストリーの法的・倫理的諸問題」
**********************************
■マスタークラス:会議に先立ち、幾種類かの「マスター・クラス」(オーラル・ヒストリアンとして習熟するための講座)とワークショップが、世界的に著名な学者、オーラル・ヒストリー実践家によって開かれます。
■ スペシャル・インタレスト・グループ(特別主題グループ討議)
シドニーの第14回会議を継承し、特に自分に関心のある主題ごとにわかれたグループセッションが、予定されています。これは参加者がそれぞれ知り合い、交流を確立し、考えやオーラル資源や資料を共有していくためのものです。
■ 申し込み
○ 最高300語(字ではありません)の発表概要をWEB上で送ってください。(英語・スペイン語)
●以下の情報を共にお送りください
○ 名前(苗字は大文字で)
○ あれば所属先
○ 郵便あて先
○ メールアドレス
○ 電話とファックス番号
○ 関連する副主題
○ 個人申し込み、あるいはテーマに即したグループパネル申し込み、ワークショップの種別
○ スペシャル・インタレスト・グループに関する内容・主題提案
● 個人発表の方は、他の関連・類似した主題の方と組み合わせたパネルあるいはワークショップで発表頂くことになります。
● 主題パネル発表を希望される場合、4名まで。できれば国際間の組み合わせが望ましい。
● 発表をすることになった方は、その後、プロフェッショナルに書かれた英語あるいはスペイン語で原稿を書くことが要請されます。また、概要をつけること。(期限:2008年2月28日)これは会議当時の概要・CDに収録されます。
● 発表内容には、できるかぎり、インタビューされた方(語り手)の声が、大会の聴衆に届くよう、工夫してください。
● その他、旅費援助の方法もありますので、詳しくは国際オーラル・ヒストリー学会のHP( http://www.ioha.fgv.br)をご覧ください。旅費奨学金を受ける方は、まず発表内容が受理されることが必要となります。

何かご質問ある場合アドバイスが必要な場合、各地域の評議員にご連絡ください。
アジア(トルコ以東) – ナカオ トモヨ(tomoyopow@aol.com)
アフリカ- ショアン・フィールド (sean@humanities.uct.ac.za)
ヨーロッパ- ロブ・パークス(rob.perks@bl.uk)
メキシコ- アナ・マリア・デ・ラ・オ・カステジャノス (anadelao@cencar.udg.mx)
北アメリカ大陸 – アレクサンダー・フロイント(a.freund@uwinnipeg.ca)
南アメリカ大陸 – マリルダ メネセスMarilda Menezes (marildamenezes@uol.com.br)
オセアニアー ミーガン・ハッチング (megan.hutching@hotmail.com)
●メキシコの連絡先
Maestra Ana Maria de la O Castellanos
Email: iohacongress@csh.udg.mx
Departamento de Historia
Centro Universitario de Ciencias Sociales y Humanidades
Guanajuato # 1045
Colonia Alcalde Barranquitas
Guadalajara, Jalisco, Mexico. C.P. 44260
Phone Number/FAX (52) 33 38 19 33 79/74

ICHORA4

International Conference on the History of Records and Archives
CALL FOR PAPERS FOR ICHORA4, Perth, Western Australia 3-5 August 2008
Minority reports: Indigenous and Community Voices in Archives
The general theme of this conference explores issues relating to the
history of recordkeeping by and about Indigenous peoples, migrant
communities, minority communities, forgotten and disappeared
communities. This includes historical and contemporary responses by
these groups to recordkeeping by dominant communities. This conference
also welcomes discussion on the impact and histories of the
destruction of archives relating to the above communities and peoples,
and the role of records in human rights contexts, including slavery
and reconciliation.
We invite submissions of proposals for papers that report on original
research into topics and themes that have not been widely discussed in
the archival literature. Papers may treat any time period, any format
and any national jurisdiction. Topics might include, but are not
limited to the following areas:
• Cultural provenance / virtual repatriation
• Collecting against the grain
• Representation and self representation
• Approaches to keeping cultural memory
• Expanding definitions of archives beyond traditional formats
(for example Rock art)
• Reading traditional records to tell new stories
• Historical and contemporary approaches to outreach and access
• Absences and silences in archives and cultural institutions
We encourage cross-disciplinary and cross-cultural perspectives on
issues relating to the scope of the conference.
Proposals may be for individual papers or for whole sessions which may
consist of 2-3 papers and a panel discussion.
Papers by people from Indigenous, migrant, minority and forgotten
communities are particularly welcome.
Proposals for papers
Abstracts should be approximately 300 words and in word or RTF format.
All papers will be refereed.
Proposals should be sent to ichora4@ecu.edu.au by 14 July 2007. We
will advise on acceptance by the end of October 2007
The language of the conference is English.
ICHORA4 Conference Programme Committee
Joanna Sassoon (SROWA)
Karen Anderson (ECU)
Toby Burrows (UWA)
Carly Lane (UWA)
Michael Piggott (UMelb)
Kirsten Thorpe (SRNSW)
Adrian Cunningham (NAA)
This conference is timed to be directly after the ICA Congress in
Kuala Lumpur, and just prior to the Australian Society of Archivists
Conference, Perth, Western Australia 7-9 August 2008. A call for
papers for the Australian Society of Archivists Conference will be
made in a few months. For further information in the meantime please
contact Dr Karen Anderson k.anderson@ecu.edu.au

企画展示:土・くらし・空港 ―「成田」40年の軌跡 1966-2006―

日本オーラル・ヒストリー学会の皆様
一橋大学大学院の相川陽一と申します。
日頃、お世話になっております。
本日は、企画展示のご案内をさせていただきます。
先週より、千葉県の成田市内にて「歴史伝承委員会」
という団体が、成田空港問題に関する企画展示を
開催しております。
同委員会は、約10年にわたって、空港問題に関する
資料収集と聞き取り調査を継続している団体で、
私はボランティア・スタッフとして展示を手伝って
おります。
文書やモノ資料だけでなく、空港問題に関わった
様々な立場の関係者の証言も資料として展示して
おります。また、12月2日(土)には記録映画の
上映会もございます。
下記に展示案内文を記させていただきました。
師走を控えたご多忙な折とは存じますが、
ご来館をお待ち申しあげております。
企画展示:「土・くらし・空港 ―「成田」40年の軌跡 1966-2006―」
○開催期間:2006年11月25日(土)~12月3日(日)【11月27日(月)は休館】
○時間:9:30~19:00【11月25日のみ12:00開場】
○会場:成田国際文化会館 2階国際会議場(入場無料)
 ※会場までの交通案内は下記ホームページをご覧ください
  http://www.rekishidensho.jp/kikakutenji.html
○主催:財団法人航空科学振興財団 歴史伝承委員会
○企画展示のご案内
 新東京国際空港が成田の地に決定されてから、今年で40年を迎えます。
 歴史伝承委員会では、成田空港問題の歴史を後世に残すため、約10年にわたって資料収集と聞き取り調査を実施してまいりました。このたび、活動の成果を一般公開すべく、空港の位置決定から今日にいたる経緯について、企画展示を開催いたします。
 展示では、成田空港問題の40年をふりかえるにあたり、数万点にのぼる収集資料の中から、約200点の資料を展示いたします。展示資料は、文書資料、モノ資料、映像・音声資料、そして、聞き取り調査で得られた証言など、多岐にわたります。
 以下に、ほんの一部ではありますが、展示資料を紹介いたします。
 文書資料としては、運輸省が作成した空港計画案等の公文書から、反対運動の中で作成された各種ビラやパンフレット、農民の綴った日記やメモといった生活記録等を展示します。
 モノ資料では、高度成長期の農村生活の様子を伝える農具や農民の衣服、空港反対運動に使用されたハチマキやヘルメット等を展示し、土地収用反対運動の際に築かれた砦を会場内に再現します。
 空港反対運動に関わった住民や移転者、行政関係者等への聞き取り調査で得られた証言も、文書・モノ資料とともに展示いたします。
 また、現地に住み込んだ記録映画製作グループ「小川プロダクション」の撮影資料から、反対運動や村の暮らしの様子を映像でご覧いただけるコーナーも用意しております。このほか、展示期間中には特別イベントとして「小川プロダクション」映画の上映会も開催いたします(12月2日)。
 展示概要や上映会日程につきましては、下記のホームページをご覧いただければ幸いです。みなさまお誘い合わせのうえ、足をお運びいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。多くの方のご来館をお待ち申し上げております。
                   (文責:相川陽一・歴史伝承委員会研究協者)
○お問い合わせ
財団法人航空科学振興財団 歴史伝承委員会ホームページ)http://www.rekishidensho.jp/

日本植民地研究会第14回全国研究大会

第14回大会では共通論題報告のテーマを「日本植民地研究の現状と課題」と設定し、朝鮮、台湾、満洲、樺太、南洋群島の5地域について、植民地研究の現在的地平と今後の研究課題を提起したいと思います。報告は本研究会の若手会員を中心にお願いしました。近年のアジア地域における政治的動向や国際関係に鑑みると、日本植民地史究の現代的意義と日本植民地研究会が果たすべき役割は、これまで以上に大きくなっていると思われます。ぜひ多くの会員の皆様に今回の全国研究大会へご参加いただき、積極的な討議をお願い申し上げます。
 また、会員以外の方の参加も歓迎しております。お知り合いで関心をお持ちの方がおりましたらぜひ参加をお勧めください。

日時:2006年6月25日(日曜) 9:00‐18:00
会場:立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館 3F 多目的ホール
費用:2006年度会費  ¥4,000(会員)
   大会資料費   ¥1,000(非会員のみ)
   懇親会費    ¥5,000(但し、大学院生は、¥3,000)
日本植民地研究会 第14回全国研究大会プログラム 
                       
8:30- 受付開始
9:00-9:10 開会・小林英夫代表挨拶
自由論題報告 司会:柳沢遊(慶應義塾大学)
9:10-10:10 第1報告
張暁紅(九州大学大学院)「『満州国』第一期経済建設期の産業・関税政策と綿業」
10:10-11:10 第2報告
岡部牧夫「史料紹介:中国における日本人戦犯の供述書」
総会 11:10-11:40
昼食・休憩 11:40-13:00 
共通論題報告「日本植民地研究の現状と課題」 司会:疋田康行(立教大学)
13:00-13:30 1.朝鮮 三ツ井崇(同志社大学)
13:30-14:00 2.台湾 谷ヶ城秀吉(早稲田大学大学院)
14:00-14:30 3.満洲 山本裕(慶應義塾大学)
14:30-14:45 休憩
14:45-15:15 4.樺太 竹野学(北海道大学大学院)
15:15-15:45 5.南洋群島 千住一(立教大学)
15:45-16:00 コメント1 加藤聖文(人間文化研究機構国文学研究資料館)
16:00-16:15 コメント2 岡部牧夫
16:15-16:30 休憩
16:30-18:00 討論
懇親会 18:30-20:30

シンポジウム「歴史実践へのまなざし」のお知らせ

会員の方より以下のシンポジウムの情報を提供いただきましたので
お知らせいたします。なお、問い合わせは主催者にお願いいたします。
シンポジウム「歴史実践へのまなざし」
【場所・日時】
2006年4月23日(日)
午後13:00-17:00(12時30分受付開始)
慶応義塾大学三田校舎東館8Fホール
http://www.keio.ac.jp/access.html
【報告者】
戸邉秀明(早稲田大学)
今福龍太(東京外国語大学)
藤川隆男(大阪大学)
岩崎 稔(東京外国語大学)
【司会】
塩原良和(日本学術振興会特別研究員)
【主催】
慶応義塾大学21世紀COE CCC「戦後市民意識研究ユニット」
【ご案内】
 従来の歴史学が、その成り立ちから「近代西洋知」の、または「白人」の歴史学であることは言をまちません。保苅氏は、90年代の日本・オーストラリアでの「歴史論争」を経るなかで、多文化世界における人種・民族・文化の差異を十全に視野に入れた歴史学をいかに創り上げられるのか、自らの人類学的アプローチによるフィールドワークに根ざした歴史実践から、CrossCulturalising History(「通文化化する歴史」)という概念を提起しました。この問題提起を受けとめつつ、従来の個別ディシプリンを超え、歴史学、文化人類学、思想、オーストラリア研究の専門家を招いての相互討論を通じて、歴史学の新たな方法を模索するべくシンポジウムを開催します。多くの方のご参加をお待ちしております。(参加費無料)
【参考資料】
・保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー:オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』(2004年、御茶の水書房)
・保苅実氏業績リストHP http://www.hokariminoru.org/j/index-j.html
・『歴史学研究』「小特集 方法としての「オーラル・ヒストリー」再考―オーラル・ヒストリーへの接近(Ⅰ)(Ⅱ)」2006年2月・4月号
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekiken/journal/index.html 
【事前申し込みのお願い】
 今回の研究会は少人数で準備をしております。ご参加にあたりできるだけ事前申し込みをしていただくことで、資料作成準備と受け付け事務が簡素化されます。何卒ご協力をお願いします。また、会終了後、会場近辺で懇親会(有料)を行います。当日ご案内をいたしますが、こちらへのご参加についてもあわせ、4月20日までに下記を用いて事前にお申し込みください。
■お名前
■e-mail アドレス またはご連絡先
■シンポジウム「歴史実践へのまなざし」に参加します。不参加です。
■懇親会に参加します。  不参加です。
■メッセージ
お問い合わせ・参加申し込みメールアドレスは下記までお願いします。
history423@yahoo.co.jp
(担当 塩原・橋本)

第24回アジア系アメリカ人研究会

テーマ:アジア系アメリカ映画の今-第24回サンフランシスコ・アジア系アメリカ映画祭報告
スピーカー:須藤達也
上映作品:What’s Wrong with Frank Chin? (2005年  97分 英語、字幕なし)
日時:4月28日(金) 7:00~9:30 開場 6:30
場所: 大久保地域センター 3F会議室A
 新宿区大久保2-12-7 TEL 03-3209-3961 JR新大久保駅下車。
 大久保通りを東(右)に徒歩7分。ペアーレ新宿(社会保険事務所)を左に曲がってすぐ。
 http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/map/ookubo_toyama.htm 
会費:700円
アジア系アメリカ映画祭
サンフランシスコで毎年3月に開催されるアジア系アメリカ映画祭は、今年で24回目を迎えました。今年はアジア系男性の「男性性」がテーマで、オープニングは、中国系作家、ショーン・ウォンの小説
を映画化したAmericaneseという作品で、アジア系男性の性を描いています。
現在の作品と平行して、映画祭では1960年前後に銀幕で活躍した日系男性俳優、ジェームズ・シゲタの特集があり、彼が主演したCrimson Kimono, Bridge to the Sun, Walking like a dragonの3
作品が上映されました。とりわけ、後者の2作品の上映は極めて珍しいものです。現在でもアジア系俳優が小さな役しか得られないことが多い状況の中で、シゲタだけはハリウッド映画界から一人の男性
として扱われていました。今年のテーマに即してシゲタの再評価が行われたわけです。
若手がつくったColma, the Musicalという作品の参加もありました。これは文字通りミュージカルで、アジア系俳優が主演したミュージカルとしては、Flower Drum Song以来です。この作品は映画祭のコンペで
最優秀作品賞を受賞し、高い評価を得ました。
日系ブラジル人監督、チズカ・ヤマザキの「ガイジン2」の特別上映もありました。日系女優、ノブ・マッカーシーの遺作となった作品です。また、昨年不慮の事故で亡くなったカヨ・ハッタ監督の
「ピクチャー・ブライド」、同じく昨年亡くなった俳優、パット・モリタを追悼する意味で「カラテキッド2」も上映されました。
日本を扱った作品ではAbduction(拉致)という横田めぐみさんを扱った作品が上映され、ドキュメンタリー部門で最優秀賞を獲得しました。
アジア系映画は近年、バラエティに富んだ作品が多くなってきており、その辺りの報告をしたいと思っています。
上映作品
今回上映する作品は、昨年のアジア系アメリカ映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した、カーティス・チョイ監督のWhat’s Wrong with Frank Chin?(フランク・チンのどこがおかしい?)です。
中国系アメリカ人作家であるフランク・チンは、The Chickencoop Chinaman(鶏小屋のチャイナマン)という戯曲を書き、1972年にアジア系アメリカ人演劇としてはじめて、ニューヨークで上演されました。
1974年には仲間のローソン・フサオ・イナダ、ショーン・ウォン、ジェフリー・ポール・チャンと共に、Aiiieeeee!というアジア系アメリカ人作家のアンソロジーを出し、アジア系作家の存在をアメリカにアピール
しました。日本では彼のDonald Dukという作品が『ドナルド・ダックの夢』というタイトルで1994年に翻訳されています。
1976年に端を発した同じ中国系作家のマキシン・ホン・キングストンとの確執はアジア系社会の中では有名で、映画の中でも重要な部分を占めており、文学者、研究者など多くの人がこの問題にコメントしています。
チンには作家としてだけではなく、活動家としての顔もあります。現在、日系アメリカ人にとって大きなイベントとなっているDay of Remembrance(追憶の日)を提唱したのは他ならぬフランク ・ チンです。2002年には
Born in the U.S.A: A Story of Japanese America, 1889-1947という本を著わし、日系アメリカ人強制収容の問題を取り上げています。日系アメリカ人強制収容に関して歯に衣着せない発言をしており、これが映画の
後半では大きな部分を占めています。
激しい言動のために誤解されることも多いフランク・チンですが、彼の周りにいる作家のローソン・イナダ、ショーン・ウォン、ジェフリー・ポール・チャン、詩人のアラン・ラウ、映画監督のスペンサー・ナカサコ、
元書店経営者のデイヴィッド・イシイ、アジア系アメリカ文学研究者のエレイン・キム、キン・コク・チャンらが、時にユーモラスに彼の素顔を伝えています。アジア系アメリカ文学や日系アメリカ人強制収容所に関心
がある方には必見ともいえる作品です。

singapore ohc

シンガポールのオーラルヒストリーセンター(OHC)から、日本関係のものを含め、二件の行事案内が来ています。
1—
Recording Memories, Weaving Stories
ORAL HISTORY FORUM 2006
Date: 21st February 2006 (Tuesday)
Venue: AV Theatre at Old Ford Factory (351 Upper Bukit Timah Road)
Time: 9am (Registration starts at 8.30am)
History comes alive in NAS’ latest exhibition gallery “Memories at Old Ford Factory” which uses oral history extensively to depict daily life of individuals under Japanese rule. In conjunction with the opening of the exhibition gallery where one can see how oral history is creatively deployed, OHC is organising a forum to discuss issues related to using and doing oral history, with particular emphasis on interviewing techniques and ethical issues. In addition, as OHC is currently revamping its oral history manual, valuable inputs from participants will be incorporated to further distinguish it from other manuals in the market.
Programme highlights:
– Tour of “Memories at Old Ford Factory”
– Sharing of experiences in doing and using oral history
– Appreciate OHC’s extensive collection
Please feel free to contact Claire Yeo at 63323297 or email claire_yeo@nhb.gov.sg for any clarifications. RSVP by 17 February 2006 (Friday) with Patricia Yu at 63323236 or email patricia_yu@nhb.gov.sg.
We look forward to seeing you at the forum.
2—
Oral History School Seminar 2006: A Multipurpose Tool for Project Work
Date:
Mon 13 March 2006 or Tues 21 March 2006
As both sessions are similar, you only need to sign up for one session.
Time:
0900 – 1600 (Registration starts at 0830)
Venue:
Singapore Art Museum
71 Bras Basah Road
Singapore 189555
Fee:
$120/person (inclusive of GST, tea break, lunch and workshop materials)
Programme:
AM
Lectures on Oral History Theory & Methodology, Starting an Oral History Project and Interviewing Techniques, and group planning session
PM
Practical session, review of interviews and Q&A
Highlights:
* Talks by experienced, full-time oral history specialists
* Hands-on, outdoor session followed by a review of your interviews
* Showcase of oral history projects by primary and secondary schools
Enquiries:
Claire Yeo at claire_yeo@nhb.gov.sg or 6332 3297
Michelle Low at michelle_low@nhb.gov.sg or 6332 4550

the OHA conference

アメリカのOHAの国際委員会から、是非日本からのプレゼンターを
との連絡が入っております。
締切日を過ぎていますが、参加率を上げたいので、まだ充分可能
とのことです。委員会委員長を務めますJessica Weiderhorn
から以下英文で連絡が入りました。クリントン大統領の故郷、リトル
ロックでの学会です。10月25~29日ですが、まだペーパーは国際
会員からは受け付けます。締切日はないようで、彼女もヨーロッパ
の3月末のアムステルダムでの社会学研究学会に参加し、応募者を募る
予定とのことです。
それでは、皆様、是非ご検討ください。
佐渡アン
OHA国際委員会会員
JOHA理事

As you know, next year’s meeting will be held on October 25-29, 2006
in Little Rock, Arkansas. Proposals should be postmarked January 31,
2006, but I’m sure proposals that would bring international participants will
be considered after this date. I will inquire about moneys for support
of international travelers. I know in the past there has been some support.
FYI, the call for papers can be found at:
Jessica> http://omega.dickinson.edu/organizations/oha/org_cfp.html
I will be attending the European Social Science Research Conference
in Amsterdam at the end of March and will be looking for possible
presenters for the OHA conference, as well as papers for the OHA Review. I’ve
contacted Sandro Portelli about a possible panel with the young people of the
Circolo Bosio (a neighborhood in Rome) – an oral history project he led which
will be published as a book in Italy. He is interested but funding their
travel is the issue.
If you have any thoughts or contacts re international participation in the
OHA, please share them with us.
I look forward to hearing from you all.
Best regards,
Jessica
Jessica Wiederhorn
The Narrative Trust
104 Fulton Street
New York, NY 10038
P. 917-579-7857 F. 775-227-3424 E. jwieder@narrativetrust.org

Hasso Manenggon/Remember Manenggon

Isla Center for the Arts at the University of Guam cordially invites you to attend the opening of the exhibition
Hasso Manenggon
Remember Manenggon
The Manenggon March Oral History Collection by Rlene Santos Steffy
on Thursday, February 16, 2006
from 7:00 p.m. to 9:30 p.m.
at Isla Center for the Arts
#15 Deans’ Circle
University of Guam
Refreshments Islandwear
A power point presentation by Rlene Steffy will be shown at 7:15pm.
It is presented by UOG, Guam CAHA,the NEA, Manenggon Foundation, Robert J. Steffy and the Office of the Governor. Special thanks to Copy Express and Rita Torres Franquez.
Exhibit dates: February 16 – March 24, 2006
Isla Hours: Mon – Fri: 10 am to 5 pm, Sat: 10 am to 2 pm.
Closed Sundays and Holidays.