シンポジウム「歴史実践へのまなざし」のお知らせ

会員の方より以下のシンポジウムの情報を提供いただきましたので
お知らせいたします。なお、問い合わせは主催者にお願いいたします。
シンポジウム「歴史実践へのまなざし」
【場所・日時】
2006年4月23日(日)
午後13:00-17:00(12時30分受付開始)
慶応義塾大学三田校舎東館8Fホール
http://www.keio.ac.jp/access.html
【報告者】
戸邉秀明(早稲田大学)
今福龍太(東京外国語大学)
藤川隆男(大阪大学)
岩崎 稔(東京外国語大学)
【司会】
塩原良和(日本学術振興会特別研究員)
【主催】
慶応義塾大学21世紀COE CCC「戦後市民意識研究ユニット」
【ご案内】
 従来の歴史学が、その成り立ちから「近代西洋知」の、または「白人」の歴史学であることは言をまちません。保苅氏は、90年代の日本・オーストラリアでの「歴史論争」を経るなかで、多文化世界における人種・民族・文化の差異を十全に視野に入れた歴史学をいかに創り上げられるのか、自らの人類学的アプローチによるフィールドワークに根ざした歴史実践から、CrossCulturalising History(「通文化化する歴史」)という概念を提起しました。この問題提起を受けとめつつ、従来の個別ディシプリンを超え、歴史学、文化人類学、思想、オーストラリア研究の専門家を招いての相互討論を通じて、歴史学の新たな方法を模索するべくシンポジウムを開催します。多くの方のご参加をお待ちしております。(参加費無料)
【参考資料】
・保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー:オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』(2004年、御茶の水書房)
・保苅実氏業績リストHP http://www.hokariminoru.org/j/index-j.html
・『歴史学研究』「小特集 方法としての「オーラル・ヒストリー」再考―オーラル・ヒストリーへの接近(Ⅰ)(Ⅱ)」2006年2月・4月号
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekiken/journal/index.html 
【事前申し込みのお願い】
 今回の研究会は少人数で準備をしております。ご参加にあたりできるだけ事前申し込みをしていただくことで、資料作成準備と受け付け事務が簡素化されます。何卒ご協力をお願いします。また、会終了後、会場近辺で懇親会(有料)を行います。当日ご案内をいたしますが、こちらへのご参加についてもあわせ、4月20日までに下記を用いて事前にお申し込みください。
■お名前
■e-mail アドレス またはご連絡先
■シンポジウム「歴史実践へのまなざし」に参加します。不参加です。
■懇親会に参加します。  不参加です。
■メッセージ
お問い合わせ・参加申し込みメールアドレスは下記までお願いします。
history423@yahoo.co.jp
(担当 塩原・橋本)