『日本オーラル・ヒストリー研究』第11号投稿募集

論文、研究ノート、聞き書き資料、書評、書籍紹介の原稿を募集いたします。
掲載を希望される方は第10号の投稿規定・執筆要項を参照の上、編集委員会まで原稿をお送りください。学会大会での発表者のみなさんをはじめ、多くのみなさまのご応募をお待ちしています。
締め切り:2015年3月31日(火曜日)
応募原稿送付先および問い合わせ先は以下の通りです。
日本オーラル・ヒストリー学会編集委員会
〒464-8662 名古屋市千種区星ヶ丘元町17-3 
椙山女学園大学国際コミュニケーション学部
塚田守研究室内
メールアドレス mamoru[at]sugiyama-u.ac.jp ([at]の部分を@に替えて送信してください)

JOHA編集委員長

JOHA12 プログラム概要

日本オーラル・ヒストリー学会 第12回大会 プログラム概要(簡略版)
Japan Oral History Association 12th Annual Conference

開 催 日:2014年9月6日(土)~7日(日)
開催場所:日本大学文理学部3号館(東京都世田谷区)
アクセス:京王線下高井戸駅・桜上水駅徒歩8分 http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/
参 加 費:会員1,000円、非会員・一般2,000円、非会員・学生他1,000円
大会実行委員会 開催校担当・会長:好井裕明、開催校担当:中村英代、山北輝裕
       学会事務局:川又俊則、研究活動委員会委員長:和田悠、会計:八木良広

第1日目 9月6日(土)
12:00      受付開始 
13:00~15:30 自由報告(第1分科会、第2分科会)
※報告20分+質疑応答10分(合計30分)

第1分科会 (3308教室)
1.聞き書きによる文化継承の過程―「聞き書き甲子園」の事例検討を通して―
  石村華代(九州ルーテル学院大学)
2.ボランティアと仕事のあいだ―被災地で支援活動をした保育者たちの経験―
  岩崎美智子(東京家政大学)
3.東北からの声(Voices from Tohoku: A 3.11 video archive from 10 different communities)
  David H. Slater、デビット H. スレイター(上智大学国際教養学部)
4.オーラルヒストリーとオーラルトラディション―東日本大震災後の語り部の記録―
(Oral history and oral tradition: Documenting post-3.11 kataribe storytelling)
  マヤ ヴェセリッチMaja VESELIČ(上智大学比較文化研究所)
5.東北からの声―福島の母親たちのアクティビズム―
(Voices from Tohoku: Activism among mothers in Fukushima)
  彈塚 晴香(東京大学大学院)
   ■ 第1分科会の3~5の報告は、3つの報告を連続して行い、その後、質疑応答をまとめて30分
行う形にします。この3つの報告はすべて英語で行われます。

第2分科会(3310教室)
1.将校になる―ある「学徒兵」のライフヒストリー―
  渡辺祐介(立命館大学大学院)
2.証言映像を捉え直す―「東京大空襲証言映像マップ」を通して―
  山本唯人(東京大空襲・戦災資料センター)
3.長崎県生月島のかくれキリシタン信者のライフ・ヒストリー
  小泉優莉菜(神奈川大学大学院)
4.開拓が生みだすもの―戦後入植のフォークロア―
  藤井和子(関西学院大学大学院)
5.アーカイブズとオーラルヒストリー―文書等と聞き取り調査―
  嶋田典人(香川県立文書館)

15:40~17:40 研究実践交流会「オーラル・ヒストリーを用いた大学の教育実践」3307教室
 報告者     梅崎修(法政大学キャリアデザイン学部)
 コメンテイター 塚田守(椙山女学園大学)
 司会      和田悠(立教大学)

18:00~20:00  懇親会(日本大学文理学部キャンパス内:カフェテリア・チェリー)

第2日目 9月7日(日)
9:00      受付開始  
9:30~12:00 自由報告(第3分科会、第4分科会) 
※報告20分+質疑応答10分(合計30分)

第3分科会(3308教室)
1.統合失調症の娘を抱える両親の語り
  青木秀光(立命館大学大学院、日本学術振興会特別研究員)
2.四国遍路のライフストーリー―流動化する社会と自己アイデンティティ―
  後藤一樹(慶應義塾大学大学院)
3.被差別部落の人間形成と義務教育―神戸市内の夜間中学に学んだ男性の語りに焦点を当てて―
  江口怜(東京大学大学院)
4.「女らしい文化」を生きる―髪を喪失した女性たちのライフストーリー―
  吉村さやか(聖心女子大学大学院)
5.在韓結婚移住女性のライフストーリー―結婚移住のプロセスと意味―
  具美善(一橋大学大学院)

第4分科会(3310教室)
1.妄想と現実の交差点にみる女性オタクのセクシュアリティ―一人の台湾人女性オタクのライフストーリーから―
  張瑋容(お茶の水女子大学大学院)
2.マンガ家のライフストーリーに見る戦後マンガ史
  池上賢(立教大学兼任講師)
3.もてなし文化の民俗学的研究―京都北野上七軒の舞妓の聞き取りを中心に―
  中原逸郎(京都楓錦会)
4.1960~90年代の舞踏グループのオーラル・ヒストリー―舞踏を生み出した日々の実践―
  ケイトリン・コーカー(京都大学大学院)
5.別子銅山社宅街(東平社宅)における昭和の生活史
  竹原信也(奈良工業高等専門学校)

12:15~13:00  総会  (3306教室)
13:00~13:20  昼食休憩(3303教室、他) 

13:20~16:00  シンポジウム「オーラルヒストリーで編み直す放送史」(3307教室)

【企画趣旨】
 日本で放送が始まってから来年(2015年3月)で90年の節目を迎える。
日本の現代史にほぼ重なる放送の歴史的展開を辿るうえで、オーラルヒストリーの可能性が注目されるようになっている。放送史研究においては、これまで放送番組(映像・音声)のアーカイブや、関連する文書・書籍が資料として用いられてきた。しかしそれらだけで、放送の歴史的展開とその社会的、文化的意味を探ることには限界がある。 
放送史に関わってきた多様な立場の人々の証言を収集・分析することによって、①文書資料に記録されていない事実関係を埋める、②放送番組が制作された社会的文化的背景に光を当てる、③多様な職種によって担われてきた制作現場の実相に迫る、といったことが可能になる。また、オーディエンス(受け手)研究においてもオーラルヒストリーは大きな可能性を持つ。
 本シンポジウムでは、放送史研究におけるオーラルヒストリーの可能性について、幾つかの研究事例や証言のデジタル・アーカイブ化に関する報告を踏まえながら、テレビ文化を研究する社会学者、オーラルヒストリー研究の専門家も交えて議論を深め、今後に向けての研究の方向性や課題、隣接諸分野との連携の可能性などについて考えたい。

【報告内容】
1.放送史研究における資料の現状とオーラルヒストリーの可能性
  米倉律(日本大学法学部)
2.オーラルヒストリーを用いた初期テレビドラマ研究の試み~『私は貝になりたい』(TBS,1958年)の事例  を中心に~
  廣谷鏡子(NHK放送文化研究所主任研究員)
3.日本初の民間放送、新日本放送スタッフへのヒアリング
  西村秀樹(近畿大学客員教授) 

 討論者 太田省一(社会学者)
 八木良広(立教大学兼任講師)
 司 会 好井裕明(日本大学)

【自由報告者へのお願い】
1)当日配布資料がある場合、レジュメ形式・フルペーパー形式等自由です。ただし、開催校では資料を印刷いたしません。報告者ご自身で当日持参いただき、会場担当者へお渡しください。その際、50部ほどご準備ください。
2)パワーポイント等をご利用の場合、各会場でパソコンを準備しておりますので、USBメモリ等にプレゼンテーション資料をお持ちください。ご自身のものをご利用される場合、RGBケーブルでおつなぎいたします。USBなどの接続方式には対応しておりませんので、ご自身で変換アダプター等をご準備ください。なお、動作確認等は各分科会の開始以前にお願いいたします。会場担当者にご相談ください。念のため資料を保存したUSBメモリ等もご持参ください。

JOHA12(第12回学会大会)自由報告エントリー募集

JOHA学会第12回大会の自由報告のエントリーを募集いたします。

会員の皆様、ぜひ、ふるってお申し込みください。

申込締切は、2014年5月15日(水)(必着)です。

エントリーの詳細は以下の通りです。

JOHA12 自由論題報告者募集/Call for Papers

JOHA第12回大会の自由報告の報告者(英語報告部会を含む)を募集します。

報告を希望する会員は、氏名・所属(あるいは職業)・住所・電話番号等・

報告種別(個人・共同)・報告タイトル(日本語および英語)、報告要旨(300字、日本語)、

情報機器利用の有無を添えて、以下の手続きでお申し込みください。

大会12申込み用紙

なお、申込資格は、申込時点でJOHAの会員であること、および2013年度

会費納入済みであることです。

締切は5月15日(木)(必着)です。

 第12回日本オーラル・ヒストリー学会大会 

日時:2014年9月6日(土)~7日(日)

   6日(土)午後:自由報告・研究実践交流会・懇親会

   7日(日)午前:自由報告、午後:総会・シンポジウム

自由報告部会:6日(土)13:00~15:00 (予定)

       7日(日)9:00~12:00  (予定)

会場:日本大学文理学部

〒156-0045 東京都世田谷区桜上水3-25-40

問い合わせ先:日本オーラル・ヒストリー学会事務局(下記参照)

 自由報告申し込み手続き

1.申込用紙に必要事項を記入し、メール添付の上、

JOHA事務局 川又俊則(joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp)と

研究活動委員会委員長 和田悠(yuwada[at]rikkyo.ac.jp)宛の

両方に必ずお送りください。折り返し、事務局より受付の返信をします。

返信がない場合は、ご面倒でもお問い合わせください。

2.メールで連絡できない方は、申込用紙をJOHA事務局へ郵送してください。

受領連絡が必要な場合は返信用ハガキを同封してください。

〒510-0298 三重県鈴鹿市郡山町663-222 鈴鹿短期大学 川又俊則研究室

日本オーラル・ヒストリー学会事務局

保苅実写真展

カントリーに呼ばれて~オーストラリア・アボリジニとラディカル・オーラル・ヒストリー~

オーストラリアの先住民アボリジニの歴史を研究していた保苅実氏が撮影した写真と歴史研究の視点を紹介します。

主催:北海道立北方民族博物館
会場:北海道立北方民族博物館 特別展示室
網走市潮見309-1
0152-45-3888

開催期間:2010/4/29 ~2010/6/20(9:30-16:30)
休日:月曜日(祝日の場合開館。翌平日休館)
料金・費用:無料
URL:http://hoppohm.org/

お知らせ

第6回大会の報告申込み期日延期のお知らせ 
 第6回大会は2008年10月11日(土)、12日(日)の二日間、慶応義塾大学の三田キャンパスにおいて開催されます。自由報告申込みの締切ですが、2008年5月15日(木)から6月20日(金)に延期いたします。申込みはメールまたは郵送でお願い致します(郵送の場合は6月20日消印有効) 報告を希望する会員は、5月1日付けホームページの報告者募集をご覧ください。みなさま、ふるってご応募下さい。

オーラル・ヒストリー研究会・講演のお知らせ

「戦争・占領・植民地期のオーラル・ヒストリー研究会」(OH-WOC)を以下のように開催します(通訳つき)。
 このたび、会議で来日された、オランダ戦争資料館のブッハイム研究員を迎え、戦争や植民地・占領期の聞き取りにはつきものの、倫理性や家族への配慮など、微妙な問題について、皆様と一緒に、研鑽をつみたいと思います。
 エヴェリナ・ブッハイム氏は、1999年にJOHA準備会主催で講演した、蘭領東インドの聞き取りプロジェクトのフリーダス・スタイラン氏のもと、プロジェクトチームで実際に聴き取り調査を担当し、現在も、ナイーブな問題の聞き取りに取り組んでいます。 なお、文化人類学・歴史学出身で、社会学とも共同研究歴は長いです。「日本のオーラルヒストリアンと、話しあえるのを楽しみにしています」とのことです。お誘いあわせの上、ぜひ、おいでください。
○場所:大阪大学 文・法・経済学部本館2階 史学共同研究室
    豊中キャンパス http://www.osaka-u.ac.jp/jp/accessmap.html 参照
○論題:「蘭領東インド植民地期の日蘭間結婚のオーラルヒストリー」(午前)
     「資料公開の倫理・モラルについて」(午後)
    「口述資料のアーカイブ利用の方法について」
○講師: エヴェリナ・ブッハイムNIOD(オランダ戦史資料館)調査員
○ 解説・通訳 中尾知代 (岡山大学社会科学研究科:国際オーラル・ヒストリー学会アジア評議員)
○ 時間: 2008年4月6日(日)
      11時~12時(ブッハイム氏の調査内容の紹介)
       (1時間休憩)
     13時~15時(オーラルヒストリーの倫理と、アーカイブの使用について)
            (参加者の聞き取り体験を元にディスカッション)
日曜日ですので、ランチ・飲み物はぜひご持参ください。日曜日の阪大付近は、飲食エリアがありません!
○問い合わせ先:oralhistory.nakao@gmail.com
  質問も通訳します。通訳を援助できる方歓迎。通訳のため、時間が多少ずれることをご了承ください。
OH-WOC:(Oral History Research Study Group on War, Occupation and Colonial  Era)