日本植民地研究会第14回全国研究大会

第14回大会では共通論題報告のテーマを「日本植民地研究の現状と課題」と設定し、朝鮮、台湾、満洲、樺太、南洋群島の5地域について、植民地研究の現在的地平と今後の研究課題を提起したいと思います。報告は本研究会の若手会員を中心にお願いしました。近年のアジア地域における政治的動向や国際関係に鑑みると、日本植民地史究の現代的意義と日本植民地研究会が果たすべき役割は、これまで以上に大きくなっていると思われます。ぜひ多くの会員の皆様に今回の全国研究大会へご参加いただき、積極的な討議をお願い申し上げます。
 また、会員以外の方の参加も歓迎しております。お知り合いで関心をお持ちの方がおりましたらぜひ参加をお勧めください。

日時:2006年6月25日(日曜) 9:00‐18:00
会場:立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館 3F 多目的ホール
費用:2006年度会費  ¥4,000(会員)
   大会資料費   ¥1,000(非会員のみ)
   懇親会費    ¥5,000(但し、大学院生は、¥3,000)
日本植民地研究会 第14回全国研究大会プログラム 
                       
8:30- 受付開始
9:00-9:10 開会・小林英夫代表挨拶
自由論題報告 司会:柳沢遊(慶應義塾大学)
9:10-10:10 第1報告
張暁紅(九州大学大学院)「『満州国』第一期経済建設期の産業・関税政策と綿業」
10:10-11:10 第2報告
岡部牧夫「史料紹介:中国における日本人戦犯の供述書」
総会 11:10-11:40
昼食・休憩 11:40-13:00 
共通論題報告「日本植民地研究の現状と課題」 司会:疋田康行(立教大学)
13:00-13:30 1.朝鮮 三ツ井崇(同志社大学)
13:30-14:00 2.台湾 谷ヶ城秀吉(早稲田大学大学院)
14:00-14:30 3.満洲 山本裕(慶應義塾大学)
14:30-14:45 休憩
14:45-15:15 4.樺太 竹野学(北海道大学大学院)
15:15-15:45 5.南洋群島 千住一(立教大学)
15:45-16:00 コメント1 加藤聖文(人間文化研究機構国文学研究資料館)
16:00-16:15 コメント2 岡部牧夫
16:15-16:30 休憩
16:30-18:00 討論
懇親会 18:30-20:30