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青山陽子
ハンセン病療養所のなかの家族―隔離生活の夫婦のかたち- ハンセン病療養所のなか結婚の対する今日的評価は、療養所内の出生防止と性生活の管理を可能にし、療養所で強いられる「別の人生」に意義を与える装置であったとされる。この解 […]
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渡邉徳子
たった一人からの聞き書きが持つ限界と可能性─ある在日朝鮮人僧侶と私との交流から─ 私は、2004年5月から11月にかけ、集中的に60回前後、ある在日朝鮮人僧侶のもとに通いました。この僧侶と私の聞き書きという「交流」を具体 […]
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大野美紀子
メコンデルタドンタップムオイ地域における開拓村の形成過程 メコンデルタドンタップムオイ地域に立地するBS集落は70年代末に形成された開拓村である。草分け住民はベトナム戦争中の避難民とカンボジアから逃れた越僑である。彼等は […]
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及川晃一
職人の口頭伝承―船大工を事例として― 国内で初めて船舶の動力化が行なわれたのが、静岡県で明治30年頃のことである。静岡県焼津市で造船をしてきた話者は、職人を引退してから和船研究所を設立し、和船を研究してきた。話者は、文 […]
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樫村あい子
日本占領下シンガポールにおける日本語教育 今回の発表では、「日本軍政下「昭南島」における日本語教育」と題し、占領下のシンガポールにおいて現地成人向け日本語教育の中心的役割を担った馬来軍政監部国語学校を事例として日本語教育 […]
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玉山和夫
元軍人聞き取りの問題点:なぜ真実を語らないことがあるのか 第二次世界大戦に参加した日本軍将兵の『聞き取り」で真実を話さないことがあった。何故か。 日本の軍隊は戦友愛を基盤とする部隊内の団結が強い一方、他の部隊との競争意識 […]
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武田知己
「昭和史の天皇」取材史料について~方法と性格 「昭和史の天皇」は昭和42年から、八年九ヵ月、二千八百回に及び読売新聞に掲載された。ここでは、一万人以上の戦争経験者(軍人・官僚)の口述記録が採集され、叙述に利用された。その […]
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小野寺拓也
歴史史料としての野戦郵便–第二次世界大戦のドイツ国防軍兵士 ドイツでは「下からの軍事史」への強い関心を背景に、野戦郵便を史料とした歴史研究が活発になってきている。本報告では、第2次世界大戦中にドイツ兵によって […]
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滝田祥子
「記憶の共同体」を持たないオーラルヒストリーの可能性–日系アメリカ人市民権放棄者トキオ・ヤマネの場合 トキオ・ヤマネは第2次世界大戦中の日系アメリカ人強制収容所ツーリレイクでアメリカ市民権を放棄した帰米二世だ […]
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大庭定男
戦争体験のインタビューを受ける者としての所感 終戦後、ジャワでJSP(日本降伏軍人)として英国、蘭軍により報復的、過酷な取り扱いを受けた事実を講演し、インタビューを受けた。 感じたことは 1.「日本軍はすべて悪」と決めて […]


