JOHA15(第15回学会大会) 自由報告エントリー募集

JOHA第15回大会の自由報告の報告者(英語報告部会を含む)を募集します。

1.自由報告エントリー募集
報告を希望する会員は、申込用紙に氏名・所属(あるいは職業)・住所・電話番号等・報告種別(個人・共同)・報告タイトル(日本語および英語)、報告要旨(300字、日本語)、情報機器利用の有無を添えて、以下の手続きでお申し込みください。(申込用紙ファイルはこちら→JOHA15entry
申込は電子メールにファイルを添付して、または郵送でお願いします。申込資格は、申込時点でJOHAの会員であること、および2017年度会費納入済みであることです。
締切りは6月19日(月)(必着)です。

第15回日本オーラル・ヒストリー学会大会
日時:2017年9月2日(土)~3日(日)
2日(土)午後:自由報告・大会校企画シンポジウム・懇親会
3日(日)午前:自由報告、午後:総会・シンポジウム
自由報告部会:2日(土)13:00~15:00、
3日(日)9:00~12:00(両日とも予定)
会場:近畿大学東大阪キャンパス(近鉄大阪線・長瀬駅)
〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
問い合わせ先:日本オーラル・ヒストリー学会事務局(下記参照)

2.テーマ・セッションについて
ニュース・レターでテーマ・セッションを公募すると予告していましたが、事前に公募できませんでした。不手際を深くお詫びいたします。そこで、今回は準備されていた会員のために、自由応募で応募され、代表の方が、「部会をグループで構成したい」旨を添えて、申し込んでください。

JOHA事務局・佐々木てる (joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp)
研究活動委員長・蘭信三 (araragi[at]sophia.ac.jp)

◆自由報告申し込み手続き
1.申込用紙に記入し、メールに添付して、必ずJOHA事務局・佐々木てる(joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp)と研究活動委員会委員長・蘭 信三(araragi[at]sophia.ac.jp)の両方宛にお送りください。折り返し、事務局より受付の返信をします。返信がない場合は、ご面倒でもお問い合わせください。
※迷惑メール防止のため[at]としております。実際のメールは[at]の部分は@を入力ください。
2.メールで連絡できない方は、申込用紙をJOHA事務局へ郵送してください。受領連絡が必要な場合は返信用ハガキを同封してください。

〒030-0196 青森県大字合子沢字山崎153-4
青森公立大学 佐々木てる研究室
日本オーラル・ヒストリー学会事務局
FAX 017-764-1570
メールアドレス joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp

JOHA14 大会プログラム

日本オーラル・ヒストリー学会 第14回大会 プログラム概要(簡略版)
Japan Oral History Association 14th Annual Conference

*大会プログラム(当日配布用)ご入用の方は「JOHA14program_2nd ver.」をクリックしてください。

開 催 日:2016年9月3日(土)~4日(日)
開催場所:一橋大学佐野書院
如水会百周年記念インテリジェントホール(一橋大学国立西キャンパス)
交通手段:JR中央線国立駅南口より徒歩約10分。
一橋大学佐野書院アクセスマップ
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~coe-res/paper_doc/sano.pdf
一橋大学国立キャンパスマップ
http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html
参 加 費:会員 1,000円(2日通し)、非会員 一般:2,000円(1日参加1,000円)
学生他:1,000円(1日参加500円)
開催校理事:小林多寿子、赤嶺淳、平井和子
学会事務局:佐々木てる、研究活動委員会委員長:蘭信三、会計:中村英代

自由報告者へのお願い
〇自由報告は、報告20分・質疑応答10分(合計30分)で構成されています。
〇配布資料の形式は自由です。会場では印刷できませんので、各自50 部ほど印刷し、ご持参ください。
〇各会場にパソコンを準備しておりますので、ご利用の場合、USB メモリ等にプレゼンテーションのデ ータをお持ちください(ご自身のPC 等をご使用の場合、RGB ケーブル接続のみでUSB などの接続 方式には対応しておりません。必要な方は変換アダプター等もご準備ください。念のため資料を保存 したUSB メモリ等もご持参ください)。動作確認等は各分科会の開始前にお願いいたします。会場 担当者にご相談ください。

参加者へのお知らせ
〇会員・非会員ともに両日の受付をお願いいたします。参加にあたって事前申し込みは必要ありません。
〇昼食はJR 国立駅および一橋大学周辺の食堂等をご利用いただくなど、各自でご用意ください。なお、 会場近辺にコンビニはありません。佐野書院会場内には飲料自販機もありませんので、国立駅周辺で 事前に購入して来場されることをお薦めします。
〇大きな荷物を佐野書院1階ロッカールームに一時置くことができますが、スタッフが常時しておりませんので貴重品は各自管理をお願いいたします。

※保苅実写真展同時開催※
9月3日~4日
会場:一橋大学佐野書院ロビー
*保苅実写真展のポスターはこちら(hokari_photo)をクリックしてください。

※懇親会のご案内※
9月3日(土) 18:00~20:00
会 場:一橋大学佐野書院 第一室(ブッフェ形式)
参加費:3,000円、学生その他1,500円
(お支払いは受付時、および、懇親会会場受付でお願いいたします。)

 

第1日目 9月3日(土)
12:00       受付開始

13:00~15:30    自由報告
第1分科会(一橋大学佐野書院会議室)  司会:橋本みゆき・大門正克
1-1 芸能享受心性の合目的性
川崎瑞穂(国立音楽大学)
1-2 かくれキリシタン信仰における「伝説」に関する一考察-長崎県を事例として-
小泉優莉菜(神奈川大学)
1-3 陸前高田市立第一中学校避難所で「福祉避難室」はいかにして成立したか
-高齢者を支援した被災者たちの語りから
齋藤公子(立教大学)
1-4 薬草、ARV、バイアグラ-北部タイ農村におけるHIV/AIDSの薬剤誌
日野智豪(東京福祉大学)

第2分科会(一橋大学佐野書院第1室)  司会:石井 弓・倉石一郎
2-1 調査対象者と同じ属性を有することによる調査の困難
徳安慧一(一橋大学)
2-2 海外調査で得られたデータ分析の妥当性
山崎晶子(一橋大学)
2-3 日中通訳者のオーラルヒストリーから見る通訳規範意識とその形成要因
平塚ゆかり(順天堂大学)
2-4 女性研究者が「男性の経験」を語ることの困難
関根里奈子(一橋大学)
2-5 アウシュヴィッツのガイドたち-オラリティと感情労働の視点から
田中雅一(京都大学)

15:45~17:45  シンポジウム (一橋大学佐野書院会議室)
保苅記念シンポジウム――いまあらためて「保苅実の世界」を探る

一橋大学は日本におけるオーラルヒストリー研究のメッカだ。これまで数々のオーラルヒストリアンを生みだしたが、なかでも伝説的な存在となっている保苅実の存在は光を放っている。そこで、一橋大学でJOHA第13回大会を開催するにあたって、若き保苅が学び、歴史学をこえる新たな道標となるような「保苅実の世界」を培った国立キャンパスにおいて、「いまあらためて保苅実の世界を探る」シンポジウムを開催する。
保苅実の『ラディカル・オーラル・ヒストリー』(2004)をめぐっては、その学説史的な意義、方法論的な可能性、そして保苅実の生き方としての歴史実践等々についてこれまでも論じられてきた。しかし、保苅没後12年が経った本年、しかも「歴史研究にとってのオーラルヒストリー」を今次の共通課題とするにあたり、その記念碑的な研究が培われた一橋大学において、「保苅実の世界」が今どのように読みつがれるのかをJOHAが問い直すのは絶好のタイミングであろう。
登壇者としては、歴史学者として市民の手紙や日記や回想録といったエゴ・ドキュメントに着目して新たな歴史学を切り拓く松井康浩さん(九州大学)、語りや記念碑や表象を素材に歴史社会学や戦争社会学を切り拓く野上元さん(筑波大学)に登壇をお願いし、JOHAの若手を代表して被爆経験のライフストーリーを深める八木良広さん(愛媛大学)が登壇し、それぞれの立場から保苅実の世界を論じる。司会は一橋大学の小林多寿子さんが務める。

司会:小林多寿子(一橋大学)
第一報告 原爆被害の歴史実践と対話の可能性―保苅実への応答として
八木良広(愛媛大学)
第二報告 歴史が聞こえてくること-方法的ラディカリズムと歴史への愛
野上元(筑波大学)
第三報告 実証主義とテクスト主義を超えて-歴史研究者は保苅実から何を得たか
松井康浩(九州大学)

18:00~20:00
懇親会(一橋大学佐野書院 第1室)

 

第2日目 9月4日(日)
9:00        受付開始

9:30~12:00     自由報告
第3分科会(一橋大学佐野書院第1室)  司会:人見佐知子・山田富秋
3-1 社会の周縁を調査する上でのリスク評価と回避法確立の重要性
大島 岳(一橋大学)
3-2 「科学」というちっぽけな銃を片手に僕たちは<語られる人生>に挑む
-犬死しないために、フィルター理論からみるライフストーリー論再考
田野綾人(立教大学)
3-3 1960年代70年代の沖縄をめぐる人類学・民俗学の周辺
猪岡叶英(大阪大学)
3-4 スタッズ・ターケルの作品の意義について
栗木千恵子(中部大学)

第4分科会(一橋大学佐野書院会議室)  司会:佐藤 量
テーマセッション:「満洲の記憶」とオーラルヒストリー
解題 「満洲の記憶」とオーラルヒストリーを問うということ
佐藤 量(立命館大学)
4-1 帰国邦人団体の会報から見る戦後日本の「満洲の記憶」
:安東会会報『ありなれ』の分析を中心に
菅野智博(一橋大学)
4-2 満洲国軍陸軍軍官学校の朝鮮人
:「日系」として入校した唯一の朝鮮人・金光植の語りから
飯倉江里衣(東京外国語大学)
4-3 満鉄留魂碑建立をめぐる紛糾と満鉄魂の顕彰について
湯川真樹江(学習院大学)

12:05~13:00
総会(如水会百周年記念インテリジェントホール(一橋大学国立西キャンパス))

14:00~17:00
シンポジウム(如水会百周年記念インテリジェントホール)
日本軍「慰安婦」問題とオーラル・ヒストリー研究の/への挑戦

日本におけるオーラル・ヒストリー実践の底流には、アジア・太平洋戦争や「大日本帝国」の植民地にかかわる様々な経験への振り返りがあった。その系譜は日本オーラル・ヒストリー学会に引き継がれ、2003年の学会発足以来、戦争・植民地に関するオーラル・ヒストリー実践は促進されてきた。しかし、本学会が今日まで十分に引き受けてこなかった課題がある。その一つが、アジア・太平洋戦争に伴う同地域に拡がる日本軍「慰安婦」問題である。
1990年代以降、日本軍「慰安婦」問題をめぐる日本国内の論争の過程はいくつかの時期に区分されよう。近年、研究や運動のグローバルな展開、日韓両国政府の動きや歴史認識をめぐる対立の激化などに伴い、国内の議論はいっそう混迷を深め、この論争は新たな局面を迎えているといわれる。オーラル・ヒストリー研究に期待される役割も、それとともに変化し、歴史修正主義的な否認言説への応戦にとどまらない貢献が求められるようになっている。同時に、日本軍「慰安婦」問題を通じてオーラル・ヒストリー研究やその方法論もまた、批判的な検討が迫られている。
そもそも、本問題は韓国人元「慰安婦」の名乗り出(1991年)によって社会問題化され、その「証言」が争点の一つであった。そこでは、オーラル・ヒストリー研究は大きな役割が期待されていたにもかかわらず、本学会の主要課題として取りあげられることはなかった。
このような経緯で、私たちは本学会において日本軍「慰安婦」問題に正面から挑んでみることにした。本パネルでは、韓国、フィリピン、日本における多様な事例を、聞き取り、裁判資料、テクストを用いた広義のオーラル・ヒストリー実践を通して検討していく。この挑戦は、オーラル・ヒストリー研究の可能性を拓くとともに、日本軍「慰安婦」問題や戦時性暴力をめぐる研究のさらなる深化を可能とするだろう。

司会 平井和子(一橋大学)
趣旨説明 日本軍「慰安婦」問題とオーラル・ヒストリー研究の/への挑戦
山本めゆ(日本学術振興会特別研究員(津田塾大学))
第一報告 韓国の「慰安婦」聞き取り作業の歴史ー「証言集」を中心に
山下英愛(文教大学)
第二報告 フィリピン・セブにおける日本軍性暴力―BC級裁判資料を中心に
岡田泰平(静岡大学)
第三報告 日本人「慰安婦」被害者のテクストを読む
ー城田すず子さんの資料に注目して
木下直子(日本学術振興会特別研究員(大阪大学))
コメント一 佐藤文香(一橋大学)
コメント二 成田龍一(日本女子大学)

JOHAニュースレター30号の発行

みなさま

先日発行しましたJOHAニュースレター30号に一部誤りがありました。                       訂正してお詫びいたします。最新版はこちら(JOHA.NL30.re)になります。

ニュースレター P.4
自由報告 第1分科会 1-3
タイトル:
【誤】 陸前高田市高田第一中学校避難所で(福祉避難室)はいかにして成立したか
 ↓
【正】 陸前高田市立第一中学校避難所で「福祉避難室」はいかにして成立したか
報告者氏名:
【誤】 斉藤公子
 ↓
【正】 齋藤公子

 

本号には、日本オーラル・ヒストリー学会第14回大会(於一橋大学)のプログラムが掲載されています。

みなさま、奮ってご参加下さいますよう、よろしくお願い致します。

JOHA14(第14回学会大会) 自由報告エントリー募集

リンク

JOHA第14回大会の自由報告の報告者(英語報告部会を含む)を募集します。

 報告を希望する会員は、氏名・所属(あるいは職業)・住所・電話番号等・報告種別(個人・共同)・報告タイトル(日本語および英語)、報告要旨(300字、日本語)、情報機器利用の有無を添えて、以下の手続きでお申し込みください。
 申込は電子メールにファイルを添付して、または郵送でお願いします。
 申込資格は、申込時点でJOHAの会員であること、および2016年度会費納入済みであることです。
 締切りは5月13日(金)(必着)です。

◆第14回日本オーラル・ヒストリー学会大会
日時:2016年9月3日(土)~4日(日)
   3日(土)午後:自由報告・大会校企画シンポジウム・懇親会
   4日(日)午前:自由報告、午後:総会・シンポジウム
自由報告部会:3日(土)13:00~15:00、4日(日)9:00~12:00(両日とも予定)
会場:一橋大学国立キャンパス(JR中央線国立駅)
   〒175-0083 東京都国立市2-1
問い合わせ先:日本オーラル・ヒストリー学会事務局(下記参照)

◆自由報告申し込み手続き
1.申込用紙をダウンロードして必要事項を記入し、メール添付で、必ず
JOHA事務局・佐々木てる(joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp)と
研究活動委員会委員長・蘭 信三(araragi[at]sophia.ac.jp)の両方宛にお送りください。
折り返し、事務局より受付の返信をします。返信がない場合は、ご面倒でもお問い合わせください。
※迷惑メール防止のため[at]としております。実際のメールは[at]の部分は@を入力ください。

2.メールで連絡できない方は、申込用紙をJOHA事務局へ郵送してください。受領連絡が必要な場合は返信用ハガキを同封してください。
〒030-0943 青森県幸畑2丁目3-1
青森大学 佐々木てる研究室
日本オーラル・ヒストリー学会事務局
FAX 017-738-0143
メールアドレス joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp

◆申込用紙はこちら→JOHA14entry

JOHA13申込みありがとうございました

9月5・6日に大東文化大学にて開催される
JOHA13学会大会自由報告へ多数の申込みがありました。
15日に〆切、現在プログラム作成中です。

理事会での決定を経て、後日大会の詳細をご案内いたします。

申し込まれました方々、検討していただいた方、
ありがとうございました。
                   事務局

JOHA13(第13回学会大会)自由報告エントリー募集

リンク

JOHA第13回大会の自由報告の報告者(英語報告部会を含む)を募集します。
報告を希望する会員は、氏名・所属(あるいは職業)・住所・電話番号等・報告種別(個人・共同)・報告タイトル(日本語および英語)、報告要旨(300字、日本語)、情報機器利用の有無を添えて、以下の手続きでお申し込みください。
申込は電子メールにファイルを添付して、または郵送でお願いします。
申込資格は、申込時点でJOHAの会員であること、および2015年度会費納入済みであることです。
締切は5月15日(金)(必着)です。

◆第13回日本オーラル・ヒストリー学会大会
日時:2015年9月12日(土)~13日(日)
   12日(土)午後:自由報告・研究実践交流会・懇親会
   13日(日)午前:自由報告、午後:総会・シンポジウム
 自由報告部会:12日(土)13:00~15:00、13日(日)9:00~12:00(両日とも予定)
会場:大東文化大学・大東文化会館(東武東上線東武練馬駅前)
   〒175-0083 東京都板橋区徳丸2丁目4-21 
 ※昨年の学会総会およびニュースレターでは「大東文化大学板橋キャンパスを予定」としていましたが、
  会場は駅近の大東文化会館に変更となりました由、ご了承ください。
問い合わせ先:日本オーラル・ヒストリー学会事務局(下記参照)

◆自由報告申し込み手続き
1.申込用紙をダウンロードして必要事項を記入し、メール添付で、必ず
JOHA事務局 川又俊則(joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp)と
研究活動委員会委員長 和田悠(yuwada[at]rikkyo.ac.jp)の両方宛にお送りください。
折り返し、事務局より受付の返信をします。返信がない場合は、ご面倒でもお問い合わせください。
 ※迷惑メール防止のため[at]としております。実際のメールは[at]の部分は@を入力ください。  

2.メールで連絡できない方は、申込用紙をJOHA事務局へ郵送してください。受領連絡が必要な場合は返信用ハガキを同封してください。

〒510-0298 三重県鈴鹿市郡山町663-222 鈴鹿短期大学 川又俊則研究室 
 日本オーラル・ヒストリー学会事務局

◆申込用紙はこちら→JOHA13entry

JOHA12 プログラム概要

日本オーラル・ヒストリー学会 第12回大会 プログラム概要(簡略版)
Japan Oral History Association 12th Annual Conference

開 催 日:2014年9月6日(土)~7日(日)
開催場所:日本大学文理学部3号館(東京都世田谷区)
アクセス:京王線下高井戸駅・桜上水駅徒歩8分 http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/
参 加 費:会員1,000円、非会員・一般2,000円、非会員・学生他1,000円
大会実行委員会 開催校担当・会長:好井裕明、開催校担当:中村英代、山北輝裕
       学会事務局:川又俊則、研究活動委員会委員長:和田悠、会計:八木良広

第1日目 9月6日(土)
12:00      受付開始 
13:00~15:30 自由報告(第1分科会、第2分科会)
※報告20分+質疑応答10分(合計30分)

第1分科会 (3308教室)
1.聞き書きによる文化継承の過程―「聞き書き甲子園」の事例検討を通して―
  石村華代(九州ルーテル学院大学)
2.ボランティアと仕事のあいだ―被災地で支援活動をした保育者たちの経験―
  岩崎美智子(東京家政大学)
3.東北からの声(Voices from Tohoku: A 3.11 video archive from 10 different communities)
  David H. Slater、デビット H. スレイター(上智大学国際教養学部)
4.オーラルヒストリーとオーラルトラディション―東日本大震災後の語り部の記録―
(Oral history and oral tradition: Documenting post-3.11 kataribe storytelling)
  マヤ ヴェセリッチMaja VESELIČ(上智大学比較文化研究所)
5.東北からの声―福島の母親たちのアクティビズム―
(Voices from Tohoku: Activism among mothers in Fukushima)
  彈塚 晴香(東京大学大学院)
   ■ 第1分科会の3~5の報告は、3つの報告を連続して行い、その後、質疑応答をまとめて30分
行う形にします。この3つの報告はすべて英語で行われます。

第2分科会(3310教室)
1.将校になる―ある「学徒兵」のライフヒストリー―
  渡辺祐介(立命館大学大学院)
2.証言映像を捉え直す―「東京大空襲証言映像マップ」を通して―
  山本唯人(東京大空襲・戦災資料センター)
3.長崎県生月島のかくれキリシタン信者のライフ・ヒストリー
  小泉優莉菜(神奈川大学大学院)
4.開拓が生みだすもの―戦後入植のフォークロア―
  藤井和子(関西学院大学大学院)
5.アーカイブズとオーラルヒストリー―文書等と聞き取り調査―
  嶋田典人(香川県立文書館)

15:40~17:40 研究実践交流会「オーラル・ヒストリーを用いた大学の教育実践」3307教室
 報告者     梅崎修(法政大学キャリアデザイン学部)
 コメンテイター 塚田守(椙山女学園大学)
 司会      和田悠(立教大学)

18:00~20:00  懇親会(日本大学文理学部キャンパス内:カフェテリア・チェリー)

第2日目 9月7日(日)
9:00      受付開始  
9:30~12:00 自由報告(第3分科会、第4分科会) 
※報告20分+質疑応答10分(合計30分)

第3分科会(3308教室)
1.統合失調症の娘を抱える両親の語り
  青木秀光(立命館大学大学院、日本学術振興会特別研究員)
2.四国遍路のライフストーリー―流動化する社会と自己アイデンティティ―
  後藤一樹(慶應義塾大学大学院)
3.被差別部落の人間形成と義務教育―神戸市内の夜間中学に学んだ男性の語りに焦点を当てて―
  江口怜(東京大学大学院)
4.「女らしい文化」を生きる―髪を喪失した女性たちのライフストーリー―
  吉村さやか(聖心女子大学大学院)
5.在韓結婚移住女性のライフストーリー―結婚移住のプロセスと意味―
  具美善(一橋大学大学院)

第4分科会(3310教室)
1.妄想と現実の交差点にみる女性オタクのセクシュアリティ―一人の台湾人女性オタクのライフストーリーから―
  張瑋容(お茶の水女子大学大学院)
2.マンガ家のライフストーリーに見る戦後マンガ史
  池上賢(立教大学兼任講師)
3.もてなし文化の民俗学的研究―京都北野上七軒の舞妓の聞き取りを中心に―
  中原逸郎(京都楓錦会)
4.1960~90年代の舞踏グループのオーラル・ヒストリー―舞踏を生み出した日々の実践―
  ケイトリン・コーカー(京都大学大学院)
5.別子銅山社宅街(東平社宅)における昭和の生活史
  竹原信也(奈良工業高等専門学校)

12:15~13:00  総会  (3306教室)
13:00~13:20  昼食休憩(3303教室、他) 

13:20~16:00  シンポジウム「オーラルヒストリーで編み直す放送史」(3307教室)

【企画趣旨】
 日本で放送が始まってから来年(2015年3月)で90年の節目を迎える。
日本の現代史にほぼ重なる放送の歴史的展開を辿るうえで、オーラルヒストリーの可能性が注目されるようになっている。放送史研究においては、これまで放送番組(映像・音声)のアーカイブや、関連する文書・書籍が資料として用いられてきた。しかしそれらだけで、放送の歴史的展開とその社会的、文化的意味を探ることには限界がある。 
放送史に関わってきた多様な立場の人々の証言を収集・分析することによって、①文書資料に記録されていない事実関係を埋める、②放送番組が制作された社会的文化的背景に光を当てる、③多様な職種によって担われてきた制作現場の実相に迫る、といったことが可能になる。また、オーディエンス(受け手)研究においてもオーラルヒストリーは大きな可能性を持つ。
 本シンポジウムでは、放送史研究におけるオーラルヒストリーの可能性について、幾つかの研究事例や証言のデジタル・アーカイブ化に関する報告を踏まえながら、テレビ文化を研究する社会学者、オーラルヒストリー研究の専門家も交えて議論を深め、今後に向けての研究の方向性や課題、隣接諸分野との連携の可能性などについて考えたい。

【報告内容】
1.放送史研究における資料の現状とオーラルヒストリーの可能性
  米倉律(日本大学法学部)
2.オーラルヒストリーを用いた初期テレビドラマ研究の試み~『私は貝になりたい』(TBS,1958年)の事例  を中心に~
  廣谷鏡子(NHK放送文化研究所主任研究員)
3.日本初の民間放送、新日本放送スタッフへのヒアリング
  西村秀樹(近畿大学客員教授) 

 討論者 太田省一(社会学者)
 八木良広(立教大学兼任講師)
 司 会 好井裕明(日本大学)

【自由報告者へのお願い】
1)当日配布資料がある場合、レジュメ形式・フルペーパー形式等自由です。ただし、開催校では資料を印刷いたしません。報告者ご自身で当日持参いただき、会場担当者へお渡しください。その際、50部ほどご準備ください。
2)パワーポイント等をご利用の場合、各会場でパソコンを準備しておりますので、USBメモリ等にプレゼンテーション資料をお持ちください。ご自身のものをご利用される場合、RGBケーブルでおつなぎいたします。USBなどの接続方式には対応しておりませんので、ご自身で変換アダプター等をご準備ください。なお、動作確認等は各分科会の開始以前にお願いいたします。会場担当者にご相談ください。念のため資料を保存したUSBメモリ等もご持参ください。

JOHA12について

JOHA12は2014年9月上旬の2日間、東京にて開催予定です。

内容は、初日(土曜日)に自由報告と研究実践交流会、懇親会

2日目(日曜日)に自由報告と総会、シンポジウムを予定しております。

自由報告は後日募集をいたします。

日本オーラル・ヒストリー学会第9回大会(11/9/10-11)プログラム

Japan  Oral  History  Association  9th  Annual  Conference

開催日程:2011年9月10日~11日

大会第1日 9月10日(土)
エクスカーション 9:00~12:00
受付開始 12:00 
自由報告 分科会1・2 12:30~15:30 
研究実践交流会:ワークショップ 15:40~17:40 
懇親会 18:00~20:00 

大会第2日 9月11日(日)
自由報告 分科会3~5 9:00-12:00 
総会 12:15-13:00 
シンポジウム「四国遍路」13:30~16:30
会場:松山大学(愛媛県松山市文京町4-2)8号館 4階

シンポジウム(9月11日 13:30~16:30)844教室
四国遍路-ピルグリメージとオーラル・ヒストリー
司会:山田富秋
 1.四国遍路-そのスタイルの諸特徴について-
   内田 九州男(四国遍路と世界の巡礼研究会)
 2.遍路における生と死
   川村 邦光(大阪大学)
 3.オーラル・ヒストリーとピルグリメージ
   小林 多寿子(一橋大学)
討論者
   清水 透(本学会会長)
   川又 俊則(鈴鹿短期大学)

※同時並行して、松重美人のヒロシマ原爆写真展(8号館4階)を開催します。
★懇親会の会場はカルフール1階 生協食堂です。
★8号館西隣の学生会館前に自動販売機があります。また、建物内は全面禁煙ですので、喫煙は所定の場所(8号館西隣り学生会館1階ピロティ・2号館1階ピロティ)でお願いします。
★松重美人写真展は4階受付西隣りです。

1.大会プログラム
●第1日目(9月10日)

9:00~12:00 エクスカーション(参加費 千円程度)
①ロープウェー街と城山
②道後温泉と石手寺

11:00 理事会(853教室)

12:00 大会登録受付(8号館4階受付)★受付にて11日(日)のお弁当販売受付をします。
※500円お茶付き
※日曜日は食堂休業なので参加者は全員購入してください。

12:45~15:15 自由報告
第1分科会(842教室) 司会:大城道子    
1 戦争体験を語る・伝えるという実践
 ○張嵐(日本学術振興会外国人特別研究員)
  桜井厚(立教大学)
2 戦争体験を語り継ぐ:沖縄県南風原町の実践から
  桜井厚(立教大学)
3 「南風原平和ガイドの会」の実践
  石川良子(日本学術振興会特別研究員)
4 沖縄戦の「死」の語り伝え
  八木良広(小田原看護専門学校)

第2分科会(841教室) 司会:中村安秀    
1 優生手術経験の語り難さ:アルビノ当時者のライフストーリーから
  矢吹康夫(立教大学大学院)
2 精神障害者の子を抱えて生きる、ある母親の生活史
  青木秀光(立命館大学大学院)
3 1970年代初頭に心臓ペースメーカーを植え込んだ女性たちの働く事の難しさ
  小林久子(藍野大学)
4 ハンセン病療養所におけるサバイバーズ・ギルト
  木村知美(松山大学大学院)

15:30-17:40 (843教室)
研究実践交流会(ワークショップ) 
テーマ:オーラル・ヒストリーをいかに作品化していくか?
話題提供:石川良子(日本学術振興会特別研究員)、八木良広(小田原看護専門学校非常勤講師)
司会:小倉康嗣(慶應義塾大学ほか非常勤講師)
概要:
 オーラル・ヒストリーをめぐる認識論的・方法論的議論が一定程度蓄積されてきたように感じられる昨今、それらを踏まえたうえで「いかに作品化していくか」という問題を真正面から議論すべきステージにきているように思います。そこで、上記のようなテーマでの研究実践交流会を企画しました。トランスクリプトをどのように使うのか? 記述の文体は? 読者コミュニティをどう考え、誰に向けて何をどう伝えるのか?…そういった論点について、参加者の皆さんと愚直に意見交流できればと考えています。
 当日は、個別の論文はもちろん博士論文の作成や書籍の出版等、オーラル・ヒストリーやライフストーリーの作品化にあたって格闘してこられた/目下格闘中のおふたりの経験談や悩み・考えたことなどを話題提供していただき、それをあくまで口火にしながら(研究報告会というかたちではなく)、参加者の経験や意見の率直な交流を重視した参加型の会にしたいと考えています。いわばセルフヘルプ的なコミュニケーションの場を皆さんとつくる、文字どおりの交流会です。

18:00~懇親会 カルフール1階 生協食堂
会費 一般 4,000円 大学院生他 2,000円

●第2日目(9月11日)

9:00-12:00 自由報告
第3分科会(843教室) 司会:河路由佳
1 記憶の合わせ鏡:日本統治下パラオにおける「他者」の記憶
  三田牧(日本学術振興会特別研究員)
2 委任統治領南洋諸島に暮らした沖縄出身移民:1910~1924年生まれの人々の経験に注目して
  森亜紀子(京都大学大学院)
3 戦争体験の受容と地域社会:元兵士のオーラル・ヒストリーより
  小林奈緒子(島根大学)
4 空襲で焼け出された人の戦後生活:都市から地方への移住をめぐって
 木村豊(慶応大学大学院)

第4分科会(842教室) 司会:田中雅一
1 移行期社会における記憶と歴史:和平条約後の北アイルランドにおける
  酒井朋子(東北学院大学)
2 在外ウイグル人への口述史収集をめぐる諸問題:中国新疆からの政治亡命者・経済移民者を訊ねて
  水谷尚子(中央大学兼任講師)
3 滞日インドネシア人社会の成立と現況:当時者および関与者の語りを中心に
  吹原豊(福岡女子大学)
4 歴史語りの「真実さ」をめぐって:インドネシア東部の小地域社会における複数の対抗的な「ブトン王国史」
  山口裕子(一橋大学大学院)

第5分科会(841教室) 司会:安倍尚紀
1 オーストラリア木曜島の最後の日本人ダイバー藤井富太郎:子ども達の記憶からたどる父親の足跡
 ○青木麻衣子(北海道大学)
 ○伊藤義人(藤女子大学)
2 女性社内企業家の語り
  金森敏(松山大学非常勤講師)
3 アイヌの歴史はどのように書かれねばならなかったか?:自らを描く地域誌『二風谷』に見る貝澤正の挑戦
  新井かおり(立教大学大学院)
4 男性養護教諭へのインタビューとアーカイヴをめぐって
  川又俊則(鈴鹿短期大学)
5 個人のホームページ上でのライフストーリーのアーカイヴ化の可能性
  塚田守(椙山女学園大学)

12:15~13:00 総会(844教室)

13:00~13:25 昼食休憩(受付時予約または持参)

13:30~16:30(844教室)シンポジウム: 四国遍路-ピルグリメージとオーラル・ヒストリー

司会:山田富秋
報告
1.四国
遍路ーそのスタイルの諸特徴について
    内田 九州男(四国遍路と世界の巡礼研究会)
2.遍路における生と死
    川村 邦光(大阪大学)
3.オーラル・ヒストリーとピルグリメージ
    小林 多寿子(一橋大学)
討論者
    清水 透(本学会会長)
    川又 俊則(鈴鹿短期大学)
*自由報告 : 報告20分、質疑5分(★共同報告の場合も同じ)
シンポジウム:報告30分、コメント15分、フロア討論60分

ご案内
1.会場 松山大学 文京キャンパス
2.大会実行委員会連絡先
    〒790-8578 愛媛県松山市文京町4-2   松山大学人文学部 社会学科 山田富秋研究室気付
   Tel&Fax: 089-926-7074(山田研究室)
[入会および会費納入等に関する相談・問い合わせは日本オーラル・ヒストリー学会事務局へ]
3.受付  9月10日(土)~11日(日) 8号館 4階ホール
4.大会参加費   学会員 無料  学会員以外 一般 2,000円 学生 1,000円
5.エクスカーション 9月10日(土)9:00~
 会員のみなさんが大会第一日の午前中を使って行けるエクスカーションを用意しています。基本的に徒歩と路面電車を使った旅程になります。①は『坂の上の雲』の主人公である秋山兄弟の生家と松山城、そして坂の上の雲記念館をまわるコースです。②は、路面電車を使って道後温泉本館を見学し、湯神社、伊佐爾波神社、そして石手寺をまわるコースです。どちらも松山大学の学生がガイド役を務めます。実費として千円が必要です。
★参加希望者は事前にメールにてコース番号で申し込みください。
申込先:toyamada[at]cc.matsuyama-u.ac.jp
①ロープウェー街と城山
②道後温泉と石手寺

6.懇親会   9月10日(土) カルフール1F 生協食堂    一般 4,000円 大学院生他 2,000円 ※懇親会では地ビールと地酒・地焼酎 郷土名物の鯛めし、じゃこ天等を準備しています。
7.自由報告  一発表20分・質疑応答5分とします。共同発表の場合も同じ時間です。発表時間を厳守してください。なお、レジュメを用意される方は、50部程度ご用意ください。万一不足の場合、大会本部ではコピー等いたしかねますのでご了承ください。
8.クローク  8号館4階845教室でお預かりします。   
9.会員休憩室 大会両日とも8号館3階東側の学生ロビーをお使い下さい。お茶・コーヒーなどの準備があります。 ★8号館西隣の学生会館前に自動販売機があります。また、建物内は全面禁煙ですので、喫煙は所定の場所(学生会館1階ピロティ・2号館1階ピロティ)にてお願いします。
10.昼食  ★大会第2日目の昼食については、食堂が日曜休業なので、学会参加者は全員500円弁当を購入してください。購入者には引換券を渡しますので、総会の開始時にお弁当と引き替えます。また、第1日目の受付でも11日(日)のお弁当引換券を事前に販売します。 ※500円お茶付き
11.宿泊  
学会会場の松山大学に一番近く、徒歩圏内にあるホテルは「ホテル泰平」です。http://www.hoteltaihei.co.jp/ にアクセスしてください。別館もあります。有名な道後温泉からも近くです。遠方からの参加の場合、航空チケットと温泉旅館やビジネスホテルの宿泊が一体になったパッケージ旅行商品があります。大学生協や楽天トラベル等旅行会社で購入できますので、各自で問い合わせてください。
12.アクセス
 学会会場までのアクセスについては次頁をご覧下さい。学会終了後の飛行機の最終便は、東京方面が19:40、関西方面が19:15、名古屋方面が20:15、福岡方面が20:05、札幌方面が11:25となっております。大学から松山空港までタクシーで30分程度です。また広島港まで約1時間の高速フェリー(スーパージェット)の最終便は、21:00となっております。広島駅から新幹線に乗り継ぎ可能です。
松山大学アクセスマップ
(松山大学ウェブサイト http://www.matsuyama-u.ac.jp