2025年3月17日
本学会の会則では、「研究者・教育者・ジャーナリスト・作家・その他の職業や分野を問わず、また政治的信条、宗教、年齢、性別などにかかわらず、会員となることができ」ると定めています。本学会は、多様な会員・大会参加者に支えられてきました。
他者を理解することは容易ではありません。会則では、その難しさをふまえたうえで、「会員は、他の会員を尊重し、相互に学びあう姿勢を持」つ必要性をうたっています。人を「尊重し、相互に学びあう姿勢」は、人の生に向き合い、話を聞くオーラル・ヒストリーの根本にあるものです。オーラル・ヒストリーの発展には、互いを尊重したうえで、自由闊達な議論をしていくことが不可欠です。
2024年9月の総会では、倫理規定を策定するためのワーキンググループの発足を決定しました。理事会は、本学会が、誰もが安心・安全に参加できる場になるよう尽力していきます。会にかかわる皆さまに、本学会の活動と運営に対するご理解とご協力をお願いします。


