清水透JOHA元会長の個展のご案内

 清水透写真展「マヤの民との30年―La Tierra y la Vida」開催のお知らせ

グアテマラとの国境に近いメキシコ・チアパス州の先住民村落に通いはじめて、早くも30数年が経ちました。このたび、そのひとつのまとめとして、撮りためた約1万点の写真から100点を選びだし、「村人と僕」「村の風景」「宗教と祭り」「村の人々・町へ出てきた人々」といった流れで、個展を企画いたしました。

チアパスといえばすぐに思い浮かぶ「サパティスタ」「アクテアル」など政治的テーマや、ジャングルの激流や動植物を中心とする「自然」といったテーマは、今回の企画では割愛せざるを得ませんでしたが、「自然」のなかのハチドリの写真は、ポストカードとしてご覧いただける予定です。

40数年の僕の研究生活の大半は、チアパスの先住民社会がフィールドでした。激変する先住民村落、それでも「われわれ」を再創造しつづける先住民の「いのち」の一端にふれていただければ幸いです。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

                                      記
開催期間:2011年11月15日(火)から11月20日(日)
     10:00-19:00(最終日のみ17:00まで)
ギャラリートーク:11月18日(金)17:30-18:30(先着50名様)
入場料等:無料
会場:アートギャラリーCorso
   千代田区神田神保町3-3-1 日建ビル3F
   地下鉄神保町駅下車 A1出口を出て左に目をやると交差点角に城南信用金庫のビル。その2軒先のビルです。
後援:メキシコ大使館
協力:久米喬写真教室・デザイナー佐々木多利爾・写真家池本さやか・(株)羽陽美術印刷
問合せ先:090-1050-5957(清水)

プロフィール
経歴等についてはWikipedia等 をご参照ください。
写真歴:記録写真としては研究の一環として79年にチアパスへ初めて出かけて以来撮り続けてきましたが、技術をゼロから鍛えなおすために久米写真教室に入室。これまで5回開催された半年一度のグループ写真展では日本の自然を中心とした作品を発表。第1回レコム・フォトコンテストでは、虐殺の村アクテアルの慰霊祭での少女の写真で2位入選。