第22回「板橋茶論」のご案内(11/5/1,板橋区高島平)

 東日本大震災の〈経験〉を語り合う―新しい一歩を踏み出すために


 2011年3月11日、東日本大震災がおきました。被災された方には心からお見舞いもうしあげます。そして地震と津波、人災とによって発生した原発事故は、世界史的な原子力災害であり、板橋を含む関東地方は「低線量被曝地帯」となりました。他方で、首都圏では以前の生活が戻りつつあるかのようです。一時の自粛ムードは去り、テレビではバラエティ番組も流れ始めました。とはいえ、被災地の復旧、被災された方の生活保障・再建は先行不透明です。その過程で私たちは何ができるでしょうか。
 今回の板橋茶論では、身近な仲間を通して、東日本大震災に関する直接生の情報を得て、自分たちの頭、心で考えあうこと、そこから私たちが踏み出す第一歩を見定めたいと思います。
 基調報告は、板橋区富士見町在住で、『ニュースステーション』などの報道番組ディレクターを経て、現在は総合メディアプロヂューサー・中小企業診断士として活躍中の千種伸彰(板橋茶論)さん。千種さんはこの間、被災地である石巻市・いわき市を取材し、水産加工や農家の生の声を取材し、映像を製作されました。当日、その映像を流し、現地報告をしていただきます。マスメディアでは伝わりにくい被災地の現実が見えてくるものと思います。ご期待下さい。
 なお今回の集まりは、みらいネット高島平と共催企画第二弾です。当日、特別な保育はありませんが、子連れでの参加を歓迎します。

〈日時〉 2011年5月1日(日) 15時~18時
(都営三田線高島平駅徒歩15分、東京都板橋区高島平2-26-3-105)

 〈プログラム〉
・映像と報告 千種伸彰(板橋茶論)「被災地を歩いて」
・リレートーク 東日本大震災の経験を語る
上田佳奈(団体職員)「生活協同組合の現場から」
震災ボランティアに参加された方
みらいネット高島平の外国人留学生ほかを予定。

■「板橋茶論」へのお問合せ
「板橋茶論」事務局(和田) E-mail:yuwada[at]jcom.home.ne.jp