マイノリティとしてのろう文化(研修)東京外大2011/2/5

趣旨:これまでも話題には上りながら、学会全体としては手つかずの課題であったことの一つに、ろう(者)のテーマがあります。このテーマを障害や福祉の問題として(だけ)ではなく、文化の問題として捉えられるのか、どのように捉えられるのかを勉強してみたいと考えます。
「ろう文化宣言」を学びながら、自由に意見交換、議論をいたします。また、手話(言語、文化)を直接に学ぶ体験をしながら、少しだけ異文化間の相互理解を試みます。以上により、会員の皆さんが、このテーマに取り組むきっかけを提供できれば、との趣旨です。

日時:2011年2月5日(土)13:00-16:00(受け付け開始は12:30~)

場所:東京外国語大学本郷サテライト 5階セミナールーム
   http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
内容:
 1.講議「ろう文化」にふれる時 ―聞こえる人から見た異文化・自文化理解 
   澁谷智子氏(東京大学/日本学術振興会特別研究員、当学会会員)
 2.講議「ろう文化」の内側から ―ろうコミュニティから見た日本語・聴者
    森壮也氏(JETROアジア経済研究所主任研究員)
    木村晴美氏(国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科
教官)
 3.手話指導― ろうの手話教師によるナチュラル・アプローチでの指導

参加費:1,000円 当日お支払い下さい。

申し込み:異文化間教育学会事務局 iesj[at]komazawa-u.ac.jp までお申し込み下
さい。