JOHAニュースレター第19号

 日本オーラル・ヒストリー学会第8回大会
盛況のうちに閉幕
 日本オーラル・ヒストリー学会第8回大会は、9月11日(土)、12日(日)の両日にわたって立教大学池袋キャンパスで開催されました。3分科会と研究実践交流会ではいずれも活発な報告や議論が交わされました。大会二日目、午後からは「ジェンダー史とオーラル・ヒストリー」と題するシンポジウムが開かれ、熱心な討議が繰り広げられました。
来年度の年次大会は、2011年9月に松山大学(愛媛県松山市)で開催される予定です。会員のみなさまの積極的な参加をよろしくお願いいたします。(「お知らせ」をご覧ください)。

【目次】
(1) 第8回大会報告
1.第8回大会を終えて
2.第1分科会
3.第2分科会
4.第3分科会
5.シンポジウム
6.研究実践交流会(ワークショップ第4回)
7.保苅実写真展

(2) 第7回総会報告

(3) 理事会報告

(4) ワークショップ案内

(5) お知らせ
1.第9回大会について
2.第7号投稿案内
3.国際交流委員会より
4.会計報告および会費納入のお願い
5.会員の異動


(1) 第8回大会報告
1.第8回大会を終えて
 第8回大会は、2010年9月11日(土)、12日(日)の両日にわたって、立教大学池袋キャンパスにおいて開催されました。1日目は、1分科会のほかに研究実践交流会が開かれました。研究実践交流会は例年、参加者が自由に発言できる貴重な機会になっていますが、今回は、4月からはじまった連続ワークショップの一環(第4回)として、オーラル・ヒストリーにおける「発見は何?」をテーマに活発な議論がなされました。2日目は、午前中は2分科会が行われ、午後にシンポジウム「ジェンダー史とオーラル・ヒストリー」が開かれました。本学会は設立当初から女性会員の割合が多く、その点からも待ち望まれたテーマであったと見られ、フロアを含めて充実した討論がなされました。
 また、大会開催に並行して受付のある1階フロアにおいて「保苅実