下記のとおり、JOHAシンポジウム「ビジュアル・オーラル・ヒストリーの可能性と現在」を開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。
■日時:2019年3月10日(日)13:30〜17:00
■会場:大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス2階 大研修室
*日比谷線神谷町駅より徒歩5分 交通アクセス
■シンポジウム趣旨
近年、映像人類学や映像社会学といったように、写真や映像といったビジュアル資料を用いた研究への関心が高まっている。この流れはオーラル・ヒストリーの実践においても無関係ではない。写真やビデオを用いた聞きとりや記録の作成、そしてそうしたビジュアル資料を活用する研究など、オーラル・ヒストリーの実践の諸段階でビジュアル化が進められている。
本シンポジウムでは、オーラル・ヒストリーとビジュアル表現を組み合わせた研究や活動に関わる方々を招き、写真や映像などをオーラル・ヒストリーの実践に活用する意義や課題について考える。写真や映像は、「聞く」「書く」「残す」というオーラル・ヒストリーの営みに何をもたらし、どのような可能性を与えるのだろうか。ビジュアル表現を用いたオーラル・ヒストリーの方法、ビジュアル・アーカイブの意義、ビジュアル・データの活用などについて学ぶとともに、ビジュアルで表現すること/されたものの意味ーーたとえば死者への追悼ーーを探っていくことにしたい。(文責:根本雅也)
■報告者とタイトル
佐藤知久(京都市立芸術大学)「映像のオラリティ、映像のリテラシー」
西村明(東京大学)「架橋としての視覚物ー戦地訪問映像を中心に」
新井卓(写真家)「記憶の余剰をめぐってー写真がひらく記憶の〈分有〉への可能性」
■コメンテータ
安岡健一(大阪大学)、木村豊(筑波大学)
■参加費無料、申込不要
*JOHA会員でない方もご参加いただけます。
■問い合わせ先:日本オーラル・ヒストリー学会 第8期研究活動委員会
johakenkatsu8[@]gmail.com
*送信先アドレスを入力する際は[@]部分の[ ]を外してください。