日本オーラル・ヒストリー学会第8回年次大会における研究実践交流会と合同して開催いたします。皆様お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。なお、JOHA第8回年次大会の詳細についてはJOHAホームページをご参照ください。　　
ワークショップ実行委員（大城道子、郷崇倫、酒井順子、橋本みゆき、森田系太郎）

                                記
日時：2010年９月11日　（土曜日）15時20分～18時20分
場所：立教大学　池袋キャンパス　7号館　7203教室
JR 山手線・埼京線・高崎線・東北本線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線・有楽町線
        「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分。
         http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html

日程：
司会　猿橋順子（青山学院大学）
15時20分～　問題提起　　（報告各20分、質疑応答各10分）
小倉康嗣　（慶應義塾大学）
橋本みゆき（立教大学）
柳原恵　　（お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了）
山村淑子　（総合女性史研究会）
〈コーディネートおよび趣旨説明　酒井順子〉　　
(休憩　10分)
17時30分～18時20分　全体討議

18時30分～　JOHA大会懇親会　（第一食堂裏側2階　藤棚）

参加費（資料代）：
 会員　　無料
 非会員　ワークショップのみ参加　500円
 非会員　大会およびワークショップへの参加　社会人2000円
                 学生・院生1000円
懇親会参加費　一般3500円、　学生・院生2500円

＊第4回ワークショップはJOHA大会との合同開催なので、事前申込みは不要です。
＊お問い合わせは、当ワークショップ実行委員の橋本みゆき(mieux[at]bf6.so-net.ne.jp）他いずれかの実行委員、または日本オーラル・ヒストリー学会事務局（Fax 048-471-4538　メール joha.secretariat[at]ml.rikkyo.ac.jp）にお願いします。ワークショップ第4回からの参加も歓迎いたします。多数の方の参加をお待ちしています。

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連続ワークショップ第4回　「発見は何？」のねらい

オーラル・ヒストリー・インタビューを通じて得られる史資料は、多くの場合、主観的で感情的なものである。オーラル・ヒストリアンは、家に帰り、再びインタビューを聞いて、あるいは書き起こしを読んで、考え込んでしまうことが多い。話し手との対話によって得られた史資料から、いったい何が言えるのだろうか？社会における通念を繰り返して聞いただけかもしれない。逆に、常識を覆すような話を聞いたかもしれない。あるいは、聞いてきたことはリサーチデザインで意図していた先行研究の定説とつながらないかもしれない。あまりにも散発的でまとまりのない話だったかもしれない。確かに、声を発する機会の少ない人たちから聞くことができたのは何にも代え難い意義のあることだった。しかし、「何(what)」がわかったと言えるのだろうか？そんな自問自答を繰り返して過ごす日々を経験している。
「信頼性」、「客観性」、「代表性」という点で、弱点があるかもしれないインタビュー史資料を前にして、オーラル・ヒストリアンたちは、どのような思考と作業過程を経て、「私の発見は・・・・だった」と言うようになるのだろうか。４人のインタビュー経験者が「発見」を導き出した過程に耳を傾け、あなた自身の「発見」について語ってみよう。       （文責　酒井）

連続ワークショップ　今後の予定
回数      日程                      場所                                                      テーマ
第４回     ９月11日(大会第1日）    立教大学7号館7203教室                   発見は何？
第５回     10月10日          北仲スクール（みなとみらい線馬車道駅近く）   発見は何？(2)
第６回     11月14日（案）       大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス  歴史的・社会的文脈に入れて解釈しよう！
第７回     12月12日（案）       北仲スクール（みなとみらい線馬車道駅近く）   様々な表現形式
第８回     ２月6日（案） 文京シビックセンター                                      成果を報告しよう！