JOHA研究実践交流会 シリーズ「つながるオーラル・ヒストリー」 第1回 聞き取りプロジェクトの実践とその残し方/使い方  ―図書館・資料館とつながる―

 近年、「まちづくり」をはじめ様々な目的で 、研究者や市民など多様な主体によって聞き取りプロジェクトが取り組まれています。日本オーラル・ヒストリー学会は、聞き取りに取り組む皆さんの交流を促進するとともに、より充実した活動が実現できるよう貢献することを目指して、「つながる」をテーマに企画を準備しています。
 現在各地での聞き取りをつうじて生みだされている作品や展示、記録集は大変意義深いものです。しかし、その素材となった貴重な口述資料は、プロジェクトやイベントが終わったあとどうなっているでしょうか。地域にある資料保存にかかわる機関とつながり、シンプルな手順を踏むことで、保存し、将来的に活用できる可能性があります。
 今回の研究実践交流会では、聞き取りプロジェクトの実践をどのように「残し/使う」につなげるかに光をあてます。二部構成の第一部では実例として、沖縄県中城村で大学と社会教育施設が協力して取り組んだ、戦後引揚に関する聞き取りプロジェクトについて主催者から解説をいただき、その資料の保存と活用可能性について研究者・図書館員・学芸員が共同で報告します。
 第二部では、参加者の皆さんが実際に取り組んでいるプロジェクトや研究について、情報交換と課題の掘り起こしをおこないます。自分たちの取組を伝え、また他の地域の取組を知り、聞き取りを未来に残すための課題を掘り起こしていきましょう。かけがえのない語りを残していくために、今、何ができるかを共に考え、理解を深めていきたいと思います。
 研究者だけでなく、聞き取りに関心を持つさまざまな立場の方の参加を歓迎します。

2022年3月19日(土曜日)14:00-17:00  オンライン

※要事前登録(下記リンクより)
https://zoom.us/meeting/register/tJItdumqqTgsHN22YriPNQPApg1Ut-7zfK9w

第一部 実例・話題提供
久場崎の戦後引揚プロジェクトとその語りを残し、使うために
中村春菜(琉球大学)
安岡健一(大阪大学)
福山樹里(国立国会図書館)
澤岻大佑(中城村護佐丸歴史資料図書館)

第二部 参加者自身の実践と残し方
自己紹介と、意見交換

お問い合わせ
研究活動委員会・安岡健一 kyasuoka[a]let.osaka-u.ac.jp