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日本オーラル・ヒストリー学会

JOHA研活企画 作品と現地を結ぶ 中村一成『ウトロ ここで生き、ここで死ぬ』の現場を訪ねる

京都府宇治市伊勢田町ウトロは、植民地時代に渡日した朝鮮人たちが、日本各地で形成した在日朝鮮人集落の一つです。仕事を求めてきた人、徴用を逃れてきた人、空襲で住む場所を失ってやってきた人、結婚を機に移り住んだ人…。いずれにおいても日本の植民地支配の結果としてここへやってきて、ここに留まらざるを得ませんでした。差別や偏見に晒されながら、劣悪な環境下に置かれ続けた人々。それでもそこには人々の暮らしと文化、強い絆や笑顔がありました。そんな人々の暮らしが土地問題によって脅やかされたとき、人々は体を張って、命を懸けてウトロを守り抜きました。なぜ人々はウトロに住み続け、ウトロを故郷として愛しているのでしょう。人々はいかなる生活をして、どのような思いで闘い続けてきたのでしょうか。

ご自身が在日朝鮮人のダブルルーツを持つ3世として、20年以上にわたりウトロの人々の語りを聞き続けてきた中村一成さんの『ウトロ ここで生き、ここで死ぬ』を手がかりに、ウトロとそこで生きてきた人々の語り、そしてウトロを取り巻く日本の植民地主義の問題に向き合ってみたいと思います。

ウトロに2022年にオープンしたウトロ平和祈念館を訪ね、ウトロの人々と共に歩んできた副館長の金秀煥さん、中村一成さんからお話を聞き、祈念館を見学して、ウトロ現地のフィールドワークも行います。

2026年11月3日(火)

12:45        近鉄京都線「伊勢田駅」改札前 集合

13:00~13:30    金秀煥さんによる講演(30分)

13:30~14:30    ウトロ平和祈念館2階常設展示室の施設ガイド(60分)

14:30~15:00    地区内フィールドワーク(30分)

15:00~16:00    質疑応答、休憩

16:00~17:00    中村一成さんによる講演(60分)

17:00~17:20    質疑応答(20分)

17:30~19:30頃   希望者は焼肉交流会

参加費:500円(ウトロ平和祈念館入館料)

※当日、駅での集合時に現金で飯倉までお支払いください。できるだけお釣りのないようご用意ください。領収書が必要な方は事前にご連絡ください。

焼肉交流会:ウトロ平和祈念館の名物です。一般5,000円、学生4,000円で、メニューは、焼肉、キムチ、ご飯、スープ、お茶とアルコールになります。

※別途、Peatixによる事前申し込みが必要です。

書籍:『ウトロ ここで生き、ここで死ぬ』三一書房、2022年5月

著者:中村一成 ジャーナリスト。毎日新聞記者を経て2011年からフリー。在日朝鮮人や移住者、難民を取り巻く問題や、死刑が主なテーマ。映画評の執筆も続けている。著書に『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件――<ヘイトクライム>に抗して』(岩波書店、2014年)、『ルポ 思想としての朝鮮籍』(岩波書店、2017年)ほか多数。

★申し込み締切:10月18日(日)23:59 

※ 非会員参加可

連絡先

研活担当者:iikuraerii@gmail.com(飯倉江里衣)